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sims物語54 「見込みあり!?」

12月に入って、寒さが一層増してきたある夜の事



ゴクリ・・・
大きくツバを飲み、緊張した面持ちでドアの前に立つカズの姿が。
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コンコン・・・
「サキさん、います?」

「どうぞー」
ドアの奥からのサキの声を聞いて、
「お邪魔します」
と、カズは、初めてサキの部屋に入る。

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「こんばんわ、いきなりすいません」
奥からサキが出てくる。
「あら、カズ君どうしたの?」

「あ、ほら、この間言った話なんですけど・・」
「この間?あぁ、新しくできた美術館のこと?」

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「はい、日にちなんですけど・・・来週の日曜あたり、どうっすか?」
「うん、いいよ」

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「じゃ、じゃぁ日曜日の10時に、迎えに行きますね」
「うん、ありがとう・・・え?この為に?」

「え?あ、はい。」
「あーんだぁ!そんなの電話でいいのに!」

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「え?えっと・・・えへへ。今日・・・なにしてました?」
「今日はねぇ、仕事だったから、夕方に帰ってきて、軽く部屋の掃除をしてたの」

「へぇ~じゃ疲れてる時にすいませんオジャマして・・・」
「ううん、いいよ、もう終わったから」


「・・・」
特にもう用事はないのだが、なかなか帰ろうとしないカズは急にモジモジし始める。
「・・・?カズ君?」



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「あ、あの!実は・・・もう一個お願いが・・・ありまして・・・」
「うん?」

「あの・・・・・ク・・・ク・・・」
「・・・く?」
クリスマスの予定を聞きたいが、緊張してなかなか聞けないでいた。
予定が無かったとしても、自分とデートしてくれるか分からない。
告白する前に、自分に見込みがあるのか確かめたかったのだ。

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「えっと・・・くぅ~・・・・クリ・・・クリス・・・」
「くりす・・・?」

「クリスゥ・・・タルケイ!クリスタルケイ知ってます?」
ごまかそうとして、とっさに歌手の名前が出てしまった。
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「知らないわ」
即答だった・・・。

「あ、ですよねぇ、僕も知りません・・・」
「ふふっカズ君どうしたの?なんか面白いよ?」
オドオドする姿にケラケラと笑ってしまう。
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「サキさん!!」
「ごめん!笑っちゃった・・・」

「いや、サキさん、ク・・・クリスマス、とか・・・どうっすか!?」

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「・・・どうっすか・・・って・・・?」
「予定なんていうのは・・・」

「ん~・・・」
サキは答えるのを渋る。
少しだけ沈黙するが、その間、カズの心臓はバクバクだった。
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「やっぱり予定ありますよねぇ・・ま、分かってたんですけど・・・」
「・・・」

「あ、もしかして誰かとパーティ?とかそんな感じですかね?あ~惜しい事したなぁ~」
「・・・」
何を言っても反応しない、この空気に耐えられず、「あ、すいません。じゃぁ・・・」
と、そそくさと帰ろうとしたカズを
「ぷふっ!ごめんごめん!」
と笑いながら引きとめる
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「予定ないよ♪この年でパーティなんかしないもん」
「マジっすか!?じゃ・・じゃぁもし今誘ったらデートでてくれます!?」

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「うーん・・・・考えておくね」

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「・・・・・!!!!?」
カズは驚きと喜びが一気に襲いかかり、数秒固まってしまった。
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「よっしゃあー!やったぁぁあ!!もう嬉しすぎる!」

「か、考えるだけだよ!?」
「全然OKですよ!見込みありじゃないですか!!」

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「ふふっおかしい!カズ君、そんなに喜ぶなんて・・・」

「当たり前じゃないですか!」
カズのテンションは最高に上がっていた。
今までこんなに女性を振り向かせるのに苦戦した事はなかった。
こんなに緊張した事もなかった。
心から嬉しかったのだ。







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「・・・・・・・」

ドアの向こうでは息を潜めて会話を盗み聞きする男が一人・・・

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『じゃ本当に考えてくださいね!来週のデートで、イエスって言わせますから!』

「・・・・・・」

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(来週にデート・・・クリスマスにデート・・・)

タオは初めて盗み聞きという行為をしている。
これはもちろん、誰かの入れ知恵ではあるが・・・

それは・・・
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ピッピッピッ・・・

prrrrr・・・
prrrガチャ
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「あの・・・タオです・・・」

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「聞けた!?」

不穏な影が静かに動き出し、ややこしくなっていきそうな予感・・・








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sims物語53 「選択肢」

ガチャ・・・
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「マナ・・・どうしたの?」
「・・・・」

「私には隠し事なし、でしょ?」

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「うっ・・・・・」
「引っ越す前にちゃんと、気持ち伝えるんだよね?あの時ちゃんと告白しようって決めたよね?」


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「半年後、行ってしまうまでに・・・きっと決着つけるよ・・・」


「・・・うぐっ・・・」
マナカは大粒の涙を抑える事ができない




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「きっと大丈夫だよ。マナの気持ち、ちゃんと受け止めて・・・」
「ハンナ・・・・」

「ん?」
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「ちゃんと、言ったよ?自分の気持ちを正直に・・・言ったんだよ」
「そうだったの・・・それで?あいつは・・・」

「・・・・っ。フラれちゃった。」
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「・・・・マナ・・・」

「私、ちょっとうぬぼれてたかな・・・何だかんだ上手くいくかもって、ちょっと思っちゃってた。でもよく考えたら、ケイ君は夢に向かって突っ走ってるのに、私なんか・・・邪魔だもん」

「マナ、そんな事ない。邪魔だなんて思うわけないでしょ?ケイがそんな奴じゃないって、あんたが一番分かってるじゃない」
「うん・・・・・・・・っ」

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「分かってる・・・でも、長い片思いが、あっさり終わって、もう何が何だか・・・」
「・・・うん」

「ずっと見てきたし、彼の事なんでも理解しようとしてきた。でも、彼にとっては全然目にもとまらない存在だったんだって思い知らされた・・・。」
「・・・」

「突然自分がちっぽけに感じて・・・心にぽっかり穴が開いて、軸になってるものがなくなって崩れてる気がして・・・」

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「そしたら何か・・・もうどうしていいか・・・彼の顔もまともに見れなくなって・・・」

「私は一体何言ってるんだろう。こうなるって、思ってたのに・・・。何で期待してたんだろう・・・バカみたい。本当にバカみたいだね・・・」







一方、ケイは、夕食の後、いてもたってもいられず
バー「サン・ソレイユ」に来ていた。



気持ちが沈んでいる時は、沈みきるまで沈ませる。
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泣いても暴れても、
沈み切ってしまえば、あとは吹っ切れて昇りつめるだけさ。

でも何故、今こんなに沈むのだろう。
夢には着実に近づいてるというのに。

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マナちゃんの気持ちを聞いて、素直に嬉しかった。
でも結局俺は夢を選んだんだ・・・

彼女なんてもういらない。
傷つけるのも傷つけられるのも、
まっぴらごめんだ。

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「・・・?」
横に座った客をチラっと見てみると、何やら知った顔が・・・
「あ、市宮さんですよね?」


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「・・・あぁ、黒田さん・・・ですよね?」
「はい、偶然ですね」

「今日はちょっと飲みたくてね。黒田さんもですか?」
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「・・・まぁ・・・」
抜け殻のような返事だった。

「悩みですか?俺でよければ聞きますよ」

「ほ、本当ですか?」
「まぁ聞く事しかできませんけど・・・」


「・・・えぇ、実は・・・」


ケイは全てを話た。
その子への気持ちがないわけじゃなかった事。
今までの辛い経験やトラウマの事。
夢を叶える為に引っ越す事。
そして、それ故に、彼女の気持ちも自分の揺れた想いも
無かった事にした事・・・。



少しでも楽になりたかった。
そして、
自分はどうするべきか。
その答えが聞きたかった・・・。

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「きっと向こうに行ったら、仕事や付き合いで連絡も忙しくて取れないし、っていうかそれどころじゃなくなっちゃう気がするんすよ」
「・・・」

「あ、市宮さんならどうします?」
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「・・・俺?」
「もし、女性に告白されて、その人の事ちょっと好きだけど、自分は夢を叶えるために離れる身だったら・・・」

「お互いが本気ではなく、決意が足りないのなら断る」

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「やっぱり、そうですよね・・・?俺もそう思ったんですよ!もし上手くいかなかったら、ただ彼女を傷つけるだけだし・・・」

「そうだな」
「ですよね」
ケイは少しホっとしていた。
こうするしかないんだ、と納得したかった。


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「本当にそれでいいんだな?」

「え?」
「それほど彼女を愛してないんだな?」

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「・・・愛してる・・・?」







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「この気持ち、いつになったら消えるのかなぁ?」
「マナ・・・」

「このままじゃ狂っちゃうよ!ねぇハンナ、責任取ってよぉ!」
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「私、辛すぎてもうダメだよ・・・早く忘れたいの。この辛い片思いを・・・」


たまに暴走する程、いつも元気に振る舞う彼女が、
今にも崩れてしましそうなほど、ここまで弱々しくなったマナカは
未だかつてなかった。
ケイへの想いがどれほど大きかったか・・・
ハンナはちゃんと分かっていた。

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「ちゃんと理由聞いたの?」

「ううん、怖くて聞けなかった・・・」
「そう。でもちゃんと理由聞いてごらん。納得する理由なら仕方ない。でも、少しでも納得できない事があったら、納得するまで諦めちゃだめなんじゃない?」
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「やめてよ!もういいの!私は・・・私の片思いは終わったの・・・!」
「マナ、それでいいの!?」

「いいの!」
「よくない!」
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「ちゃんともう一回話し合いな!」
「・・・ハンナ」

「うん?」
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「出て行って」
「え・・・?」

「お願い1人にして・・・」





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(・・・マナ・・・)

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「・・・・」
どうして、うまくいかないんだろう

どうしてこんなにも・・・難しいんだろう

恋をする時は、あっという間なのに・・・

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「・・・おい?聞いてるか?」

「・・・」
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「俺・・・先に失礼します。」
「・・・あぁ・・・」

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恋愛はタイミングが全て、とよく聞くものだ。


自分の気持ちに気付くのも
気持ちを伝えるのも
そして、その恋を諦めるのも・・・

全て、タイミングだ。

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そのタイミングを一度はずせば

道に迷うだけだ。





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sims物語52 「はじめての裏切り」

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マナカは今まで募らせた想いをケイにぶつけた。

しかし、返ってきた答えは

「その気持ちに答える事はできない」


キッパリとフラれ、

マナカは、ショックな気持ちでいっぱいだったが、

「変な事言ってゴメンね・・・そうだよね。私何言ってんのかな?へへ」
と、何もなかったかのように振る舞った。

しかし、気まずい空気は拭えなかった。
そのまま2人は帰宅するのだった・・・。





その夜・・・




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「すいませ~ん、ちょっと道聞きたいんですけど」
「はいはい、いいよ」

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「・・・あぁ、それなら、ここ真っすぐ行った所だよ」
「ありがとー!おじさま!」

「せっかくなら俺と一杯どうだい?」
「あー・・また今度ね♪」




アツコは飲み屋の客に教えてもらった方向に歩きだす。
彼女の目的は・・・・?







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「お!?見ーっけ♪」

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マンションの前で立ち話をしていたタオ、そしてカズ。
「だから、今度のデートは気合い入ってるんだ!サプライズとかしてさ♪何かいいアイデアないか?」
「う~ん・・・プレゼントとかですか?」

「それもいいけど、ムードだよムード!」

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「あ。」
タオが何かに気づいて声が出る。
「お?何かいい案があるのか?」

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「カーズくーん♡」

カズのすぐ後ろに、いつの間にか立っているアツコに思わず
「うわ!???」
と、声が出る。
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「な、な、何でココに!?」
「まぁいいじゃん!それより今からデートしようよ~立ち話してるってことは、暇でしょ?」

「で、デートって・・・そんないきなり?」
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「いいじゃんいいじゃん、銭湯いかない?」
「せ・・・・・・・銭湯!?」

「一日の疲れを私という美女と行けるんだよ?へへへっ」
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「・・・・・・・・いや、悪いけど、暇でもないんだよなぁ~先約があってさ」
「ん~?先約ぅ!?」


「・・・ホラ、タオ!タオと出かけるんだよ~・・・な?」
話合わせろ!と言わんばかりに、頻りにウィンクをタオにする。
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「・・・」

「タオ?そうなの?」
アツコはタオにわざとらしく聞く。
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「そうでしたっけ?すいません、僕、ケイ君と・・・チェスする約束ありますよ」
「決まり♪じゃカズ、私に嘘をついた罰として、これからたっぷり付き合ってもらうから覚悟してね!」


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「タオ?!お前・・・!!」

「はいはい、モメないの!じゃ行こっか♪」

カズは、まさかのタオの裏切りによってアツコに付き合うハメになった。
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「ふぁ~じゃカズ、楽しんでください」
「・・・・・くっそ、覚えてろよ・・・」

アツコはカズの手を引っ張り、夜の道をズンズンと歩いて行った。









t (1)
タオはそのまま帰宅し、着替えて夕食を食べるためにリビングへ。
丁度、タオの他にデートから帰宅した
マナカ、ケイ、そして夕食を作ったハンナとサキがいた。


心なしか会話はあまりはずんでいない。
その空気に気付いて、タオも特に何も話さない。



t (2)
「・・・」

「・・・」

マナカはフラれたショックで、
ケイも何か思い悩んだ表情で、
その空気は重くなっていくばかり。
その重さにサキもハンナも、そしてタオまでもが
緊張していた。

t (4)
ガタ・・・
突然ケイが席を立つ。

t (5)
「・・・・あの・・・みんなにさ、伝える事があって・・・」

ケイの真剣な表情は、一体何事なのだと心配そうにケイを見る。
「どうしたの?改まって・・・」
t (6)
「あのさ、俺実は・・・来月からブリッジポートのチームに配属される事になってさ、引っ越すんだ」
「え!?」

あまりにも唐突な発表にタオは驚く。
t (7)
「来月って、また突然ねぇ~でも良かったじゃない!ブリッジポートってかなり有名なんじゃない?」
「あぁ、大きいチームだから、結構大変だろうけど、これは俺にとってチャンスなんだ」

「都会だしね~あんた都会に住めるの~?」
「いやぁ、どうだろうね?」

さっきまでの重い空気が一変、ケイの話に場が明るくなる。
t (9)
「スゴイですね~ケイ君、でも寂しくなります」
「そうだな、俺も寂しいけど、夢追いかけないとな!」

「はい、応援します」
「ありがとう」
t (8)
「ケイちゃん、頑張るんだよ!」
「あぁ、頑張るよ、ありがとう」

t (10)
「・・・」

t (15)
「みんながいる時に発表したかったんだ、まぁコウジはいないけど、いつもの事だし」
「じゃ送別会しなきゃね」
ハンナは思いついたように指をパチンと鳴らす。
「はい!皆呼びましょう!」
タオも張り切る。

t (16)
「ケイちゃん、引っ越し手伝うよ」
「まじ?サンキュー!頼むよ」

t (17)
「と、言う事なんで、皆あと一カ月だけど、よろしく!」

ケイは話し終えると席に着き、残りのスープを飲み干した。

t (27)
「たまには連絡してよ?お母さんにもちゃんと連絡するのよ?ケイちゃんたら、自由奔放すぎるんだから!」
「え―?そんな事ないと思うよ?」

「またとぼけてる!たまにお母さんが心配して私の所に電話がくるんだからね!分かってる!?」
t (24)
「聞こえませんよー」
ケイはわざと耳を塞いで聞かないフリをする
t (26)
「・・・ったくもう!」

「2人はなんだか親子みたいですねぇ」
2人の様子を見ていたタオは、笑いながら言う

「親子なんかにしないでよぉ!タオったら!」
「そうだそうだ!」

t (30)
ガタッ

たまらずマナカは席を立つ。
t (25)
「マナ?どうしたの?」

「もういらない・・・」


t (31)
「さっきから元気ないけど、具合でも悪いの?」
「うん・・・そうみたい。もう寝るね・・・」

マナカはそのまま自室へ戻ってしまった。
t (34)
(マナ・・・)


t (32)
t (33)
「・・・」




ケイは何も言えなかった。
彼女の想いはしっかりと受け止めた。

でも受け止めるだけにすると決めたのだ。
ただ優しくしても期待させてしまうだけだ、と。

声をかけたい気持ちを自分で抑えていた・・・


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sims物語51 「玉砕と陰謀」

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「大好き・・・ずっと、ずっと好きだった・・・」

この迷路をゴールしたら言おうと決めていた。
ケイ君は、来月になったら・・・離れて暮らすことになる。

ただ待つだけの長い片思いは、ここで終わらせなきゃいけないんだ。



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たくさん見てきた。
あなたの頑張る姿や楽しんでる顔を、見てきた。

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たくさん話もした。
悩んでそうな時は、いつでも聞いてあげたい。
解決はできないけど、聞く事ならできるから・・・。

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たくさん心配もした。
あなたはピュアだから・・・たまに本当に心配になる。
だから守ってあげたい・・・。支えてあげたいよ。

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心が折れそうだったけど、やっぱり諦めなかった。
それは、あなたへの気持ちが、簡単に諦められる程、小さくなかったからだよ。

何年も何年も想ってた気持ちだから、大切にしたかった。
でもね、もう誰にも譲る気、ないんだよ。


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「どんなに辛くても、私が支えてあげたい。私の想いは何年も積み重なって、大きくなってる。離れても、離れてるって感じさせないように努力もする。だって・・・もう諦められないから・・・」


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「・・・マナちゃん・・・」


ケイの胸はバクバクしていた。
もちろん嬉しくて・・・。
薄々感じていたが、彼女の告白はとてもストレートで
シンプルだった。
その言葉一つ一つは重みがあって
気持ちが120%伝わってくる。

ケイの中で気持ちがかなり揺れた・・・。
揺れたけれど・・・答えはもう決まっている。
でもなかなか伝える事ができない。
伝えるのが辛いからだ・・・。

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でも・・・言わなきゃいけないんだ。
それが彼女の為だ。
彼女には幸せになってほしい。
彼女の一番近くで、身近に幸せを感じてほしい。
それは、自分にはできない事だった。


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「・・・・・・ごめん・・・・」











「俺は、マナちゃんの気持ちに答えられない・・・・」



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「・・・」


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「・・・本当に、ごめん・・・」



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ピ・・・ピ・・・・



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「あ、私!私!アッコだよ♪覚えてるよね?私が覚えてるんだもん、わかるでしょ?・・・え?わかんないの!?あの飲み会でカズと踊ってたんだけどー!!」

『・・・あー!ハイ、分かりました。で、何か?』

「・・・うん、いや、実は、今からサプライズでカズに会いに行こうと思っててね・・今どこ?ふむふむ・・・でね、お願いがあんの!あんたさ、一緒に帰った大人しそうな女の人、好きでしょ?」





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「・・・え!?ハイ・・・・・え!?・・・なぜ、それを・・・・・・!?」
『私の目は誤魔化されないよ♪こういう匂いは敏感なんだよね!私の提案を承諾しなきゃ、その事みんなにバラすよ?カズにも本人にもね』

「ちょ・・・・・!!!ダメ・・・!!」

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「でしょ?だから取引しませんかぁ?」
『・・・取引・・・?』

「そ!私はカズにゾッコンなワケ!あんたは、あの人!お互いがお互いの為に協力すんのよ。カズは、何かあの女の人を見る目がハートだったんだよね~・・・だから、取引よ!」

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(・・・・)
タオはしばらく考えた。

「・・・・乗った!!」
『そうこなくっちゃ!じゃよろしくねー』ガチャ
「あ!あの、この番号どこで・・・」

ツー・・・ツー・・・
電話は既に切れていた。

タオは、譲るという選択肢を捨てた。
立ち向かおう。
男らしく!ケイのように・・・!

そう決心したのだった・・・。
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