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sims物語5 「今は幸せか?」







この世界では私の力だけでは売れる事は不可能。


色んな大人達が、手を取り合ってやっと世に放たれる。


この世界は売れる事も人気を維持し続けるのも


CDを一定数売り上げるのも

何もかもが難しく、自分のやりたかった事全て


やらせてくれる程、甘いものではなかった。




今はとにかく我慢するしかない。
たとえ、この活動が自分らしくないものでも

今はただ、言われるがまま・・・
用意された曲を歌うだけ。

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その中でも、私はずっと黙っていたワケじゃない。
戦っていた。

ずっとしつこく言っていた。
「バンドでやりたい。せめて生音の曲がいい」

打ち込みのドラムやベースの音は好きじゃない。
生音のドラムでしっかり演奏された曲が良かった。

最初は怒られたけど
2枚目のCD製作の話が来た時に
しつこく言ってやったんだ。


1枚目のシングルは握手券を入れたって、あまり売れなかった。
なぜだか私には分かる。
知名度もなかった上に、ダサい曲。
他のアイドルが既に出してるような曲で、歌詞も
愛だの恋だのただ言ってるだけで、伝えたいメッセージなんてありゃしない。
こんな中身が薄っぺらいもの聞いた所で、動かされるものもないんだから
ファンになりようがない。

こんなもの、どんなアイドルオタクも
手に取って買おうなんて思わない。

それに私はアイドルってタイプじゃないもの。

他のアイドルの子みたく可愛らしい仕草、笑顔、声、言葉使い
全部、私は無理。
少しは意識しなさい、とは言われて無理してやってるけど
そんなの皆にバレバレで。



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だから2枚目のCDではサポートバンドが付いた。
第一歩だよね。

サポートだし、私自身まだアイドルではあるけど
その内、私のやりたい事をしていく。
できるか分からないけど、希望を捨てたら終わりだ。

















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「お疲れさまー!ね、皆で飲み行かない?」

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「あー・・ごめんね、アツコちゃん。俺ツアーがあるから無理なんだよね」
「そっかぁ・・」

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「・・・・俺もパス」
「でもせっかく知り合えたんだし!これから仲良くしていく為にさ!どう?」

「パス」
「そっか」
素っ気無い返事にガックリくる。
これからこのバンドで仲良くやって行こうって思ったのに。

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「私も忙しいんだよね、アイドルちゃんのサポートだけが私らの仕事じゃないんだ。大物ロックシンガーのバックやんのよねー。私もリハあるから、酒とか無理だわ」
「分かった」
言い方がいちいちムカつく女・・・。
所詮、私はアイドルで、歌手の真似事って事ね。
まぁ・・・そう言われても仕方ないけど。


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「またね、アツコちゃん!」
「うん」

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「お疲れ~」





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違うよ・・・
私だってこんな事したかったんじゃない!

どうしてこんな世界に飛び込んだんだろう。
どうしてアイドルでデビューしたの?

あぁ!ダメだ!!
こんな事考えたらダメ!
決めたじゃん、頑張るって。

バンド解散して、1人でもやってやるって・・
カズにも応援してもらってるのに

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こんな事があるとどうしても考えてしまう。
あの時意地にならなければ・・・とか
もう少し、冷静になるべきだったのか・・とか。

後ろ振り向いたって仕方ないし、
やってしまった事は、やり直せないんだから、
考えないようにしてたけど・・・。

だんだんキツくなってきたよ。



「お疲れさま」
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「!」
「どう?思い通りになった?」

「いいえ」

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「全然満足じゃない!」
「あなたねぇ・・」

「サポート付けて満足するって思った?全然!!」

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「あなたの思い通りにしてきたつもりよ」
「どこが!?私がこの世界に入る前、どんな活動してきたか知ってるくせに!」

「バンドでやってるじゃない」
「バンドじゃない!私はアイドルのまま。アイドルになりたいとは思ってなかった!」

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「少し頭冷やしなさい。もう少し頑張ったらきっと売れるから」
「売れる売れないの問題じゃないの!私のやりたい夢はこんなんんじゃなかった!」

「いい加減にしなさい!明日はイベントで地方回るんだから早く帰って寝なさい」
「はぁ!?私は子供じゃないっつーの!」

「今のあなたの言い分は小学生よ」



「・・・・・・」


黙るしかなかった。
言い分が小学生?


私の夢を根こそぎ摘まれてしまう程
厳しい世界。

その中で戦っていくってのは・・・無謀だったのだろうか。
ただただ、空しさだけが心に残って・・・

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「そんなに気に食わないなら、仕方ないわね。辞めたいって言うなら辞めていいわ。その代わり、あなたは二度とこの世界には戻れない。夢も何もかも消えるわ、それでもいいの?」
「どういう事・・?」

「あなたの我が侭が理由で退社する子は、他の事務所にも共有していく。この世界を甘く見すぎていたようね」
「・・・」

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「あなたが、本当に辞めたいんであれば、選択させてあげるわ、選びなさい」
「・・・」

この女・・・ムカつく。
足元見やがって。

それでも、私は簡単に辞めてやる!って言えない。
悔しいけど、それは私の夢が二度とかなわなくなる。
チャンスも全部持っていかれる。


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「頑張ります」
「そ。もう帰りなさい」
辛沢は鋭い目つきをアツコに浴びせながら、
部屋を出て行く。

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私はどこまで頑張れるだろう。
このまま地道に続けて、果たして夢は叶うのだろうか?




こういう、どうもこうもいかない時
カズに会いたくなる。



























ブリッジポートに新しい朝がきた。
この都会の街でも小鳥の囀りが聞こえる。

早朝は唯一、この街が静まる時間帯だ。
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「ん・・・」







街は少し慌しい時間帯になり、
車のエンジン音が窓の外から聞こえてくる。
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「ふぁ~あ・・」
大きなあくびをして、全身伸びていると、奥からペタペタと
フローリングをはだしで歩く音が近づいてくる。


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「おはよう」
「おぅ」


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「服・・・どこだっけ?」
「さぁ・・?」

「ケイちゃん、今日何時に出るの?」
「8時くらい」

「じゃ私もそれ位に帰る」
「ん、その格好で?」

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「だから服を探してるの!どこやったの・・・?」
「さぁ・・・落ちてるだろ」

「はぁ・・・もう!どこで脱いだか・・」
「まぁこっち来いって!朝なんだから」


幸せな毎日だと思う。
今までの経験の中で、一番マシだ。

ケイちゃんは、どんな私でも受け入れてくれるし理解がある。
どんな私でも見せられる。

何も気遣う必要もない。
昔から知ってる人。でも
“男性”としては、新しい事ばかりで
それが新鮮で楽しい。

ケイちゃんは、やっぱり誰に対しても優しかった。


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「朝だから?何よ?」
「朝は重要だ」

「ふふっ何?意味が分からないんだけど!」

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「教えてやるかー」
「何?ケイちゃんにとって、朝はどう重要なのか教えて」

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「ふふん、知ってるくせに」
「ん?知らないぞ?」

「ンフフ」

ケイちゃんは、甘えることが多い。
甘える姿が、可愛く見えたりする。


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2人でいる時は、幸せだと感じた。
私の人生で今が幸せなのかな・・・


























ツインブルック
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カタカタカタ・・・

デスクで仕事をしてる間も
頭は仕事じゃない事を考えてる。

前はこんな事なかったのに
どうしたらいいの?

会いたいのに・・会えない。
彼が無事だと知っただけでどうして満足できないのか。


私はそれほど真剣なの?
手紙の返事をしたくても、送った所でサトシがそこにいるとも限らない。
もどかしい・・

カツカツカツ・・・

階段を登ってくる音がした。
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「あ、マナ!」

ガチャ
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「あ・・ハンナさん」
「あらー?今帰り?夕べ帰ってなかったのね」

「うん・・・」
「最近、泊まりが多いみたいね~」

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「まさか・・・・男ができたの?」
「え・・えっと」

「隠さない隠さない!バレバレだっての!」
「うん・・えへへ」

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「まじー!?はぁ~みんな男ができるのねーどんな人?」
「え!?ふ、普通の人だよ」

「サキってどんな人が好みなのか知らないから気になるなぁ~教えてよ、名前は?仕事とかは?」
「・・・えっと・・・」

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ハンナさんに言ったら・・・きっとマナちゃんにもバレるよね
でも・・隠すってのもおかしいような。

マナちゃんが想ってたのは半年前だし・・・何も悪い事じゃないよね。
隠れて付き合うのは、もう嫌。

もうコソコソしたくない。ケイちゃんだって、多分隠してるつもりない、よね?
でも傷つけるかな・・・あぁどうしよ・・

「サキ?」
「あ、んとね・・・仕事はスポーツ関係の・・」

「ケイと一緒?」
ドキ。


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「うん・・サッカーの・・・」
「ケイと同じ選手なの?ケイの知り合いだったりする?」
ドキ。ドキ。

「もういっか・・・」
「ん?」


私決めた。
ハンナさんは大人だし
大丈夫。きっと。
怖いけど、ここで隠しててもいつかは・・・

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「ケイちゃんなの」
「ん?」

「今更って感じだけど、ケイちゃんとそういう関係なの」


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「・・・ケイと?」
「うん」

「お願い。私たちの事はそっとしといて?じゃ・・・」


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パタン・・・・




なんて複雑なの?
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こんな事って・・・

マナカの事があるから
心から祝福なんて出来なかった。

きっとマナは今でも想ってるはずよ。
ケイは・・・もう忘れたの?

いや、人の気持ちなんて、変わっていくものだし
それを責めるつもりもないけれど。

複雑だわ・・・。






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| sims物語本編 | コメント(4)

拍手コメお返事

987 (6)

スライダーのせいで、鼻ほじってるポーズとなりましたwww
頭の上のポポちゃんが可愛い!








以下、拍手お返事です。反転してお読み下さい。





Laylaさんへ
こんにちわ!また来ていただき、ありがとうございます(・´з`・)
ストーリーもありがとうございます^^若者の若者なりの悩みと、私自身が思う事をテーマとして作ってるので
人間関係も難しくなっていってはいるんですが、ワケありな子たちが、どう感じてどう行動に移すか。そういうのって、見てると面白かったりするので、それを目指して描写していってます。私の努力不足と文才センスの無さが出ていて
うまくいってないんですがねwwそれでも、それなりの雰囲気を出して進めていくので、これからも見守ってやってくださいw人の人生の分かれ道に正解、不正解はないと思うので、彼らの決断した道を私も追っていきたいと思いますw
そしてポーズも使ってくれて、いつもありがとうございます^^拝見させていただきました!
たまに拝見してるんですよ♪アラン君がさぁ///もうかっこいいんですよおおおおwwwマリアちゃんもさぁめちゃくちゃ可愛いお姫様~!!って感じですいません、取り乱しましたwwwすごくhshsさせていただいてます(^∀^*)ゞ
返事無用との事でしたが、つい返事書いちゃいましたwこれからも、私も拝見しに伺わせていただきます!アラン君hshs!







EZさんへ
こんにちわ!シュンペイは謎に秘密主義ですwっていう設定の元ネタはウチの家族が皆、謎の秘密主義者なのでwwwシュンペイもそういう奴にしてみましたw謎めいた男って素敵だしね☆(違うかww)職場の子たちと一波乱。たしかにあるかもしれません。何気に強烈キャラ出揃ってるんでwwお楽しみにwってああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああwwwwwwww雄たけび!!どこぞの姫の雄たけびが聞こえるよwwww
サトシ登場です~(^∀^*)ゞそろそろね、彼も登場しとかないと。旅人って、私の中のイメージはワイルドなんですよね。ヘアセットしてお洒落しながら旅する人っていないじゃないですか!サトシも政治家時代とはまるで別人の何も手入れしてない髪型、そしてラフな格好=ワイルド系って事で、このようなお姿にwEZさんの好みに近づいたようで嬉しいです(・´з`・)そしてあの写真ですがwww別にハーレムじゃないですよwwwwwwいや、たしかに思いましたよ?「あ・・ハーレムだ・・」って思ったし、ハンナのセリフに少し冗談交じりで嫉妬みたいなの入れようかなとも思いましたけど、違いますよwwあれは、なんていうか、お世話になってる家族、です。ホームステイ先のね。この写真に意味はないってばwwww
手紙が届いただけでも嬉しいと思います。ハンナにとっては。でも届いたら届いたで人間ってのは欲深いから、次が欲しくなっちゃうんだ。会いたいっていう気持ちが増してしまうんです。そうなった時、ハンナはどうしたいいのだろう。
ぶつけることができない自分の気持ちを消化す方法なんて彼女はとっくに忘れちゃってますねwこの2人もどんどん進んでいくのでお楽しみに!w








ハルさんへ
こんにちわ!
大岩さん好きですかぁ~?ハルさんは変な人が好きだよね!ダミアンといい大岩といいイッカクといいwwww
たしかに大岩さんは強烈キャラですので、これからも嵐のように登場して嵐のように引っ掻き回してもらおうかなって思うんですよw森田と大岩。大岩の一方通行です。森田もいい大人なのでかわしてる(というか、結構言ってる)でも大岩は斜め上を行く女性で、スーパーポジティブなので、どうなっていくかな?www
森田のマナカに対して、ですが、仕事上の優しさなのか、男としての優しさなのかまだ分かりませんが、なんか考えちゃいますよねw
シュンペイは、顔は可愛い子ですが、謎の秘密主義なので、不思議系男子ですねw好きって言ってくれると嬉しいなぁ(・∀・)もっと困ってくれたらいいのに、ってちょ・・・wwwwマナカは、もう思い出したくないんですよね。恋愛話になればきっと自分にも質問がくるだろうし、そうなれば必然と思い出してしまうし・・・。なんとなく避けちゃうんですね。トラウマって怖い。
シュンペイはどうだろうね?まだであったばかりだし、そう簡単にはいきませんが、見守ってやってください(・´з`・)そしてハンナですが、やっと届いた手紙で安心したけれど、それと同時に会いたくなって、でも会えなくて、そのつらさが余計に身にしみて辛いですね。どんどん動いていくので読んでる方には申し訳ないっす(どうしても私は急展開が多くなってしまう・・・)ありがとうございました^^









拍手いつもありがとうございます┏○





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sims物語4 「待ち続けたもの」

夏は本番を迎えた。

緑に茂った木は、乾いた風に揺れ
照らす太陽の日差しは、海でキラキラと眩しく輝き
アスファルトは熱を帯びている。








今、どこで何をしてるの?


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毎日、毎日聞いてる。
でも答えは返ってこない。
あんたなんか、とっとと忘れて
仕事に没頭してた。

考える暇なんてなかったし
そもそも勝手に国を飛び出していったのは・・・サトシの方だ。

私は、どんな事だってしてあげた。
サトシの為なら・・・どう思ってた。


なのに、自分探しに旅に出ると言って
一緒に来いって誘っておいて
キスまでしといて、旅に出て行った。

私の気持ちなんて知らずに。

だからスッパリ忘れて、いつも通りの生活をしていた。
最初の1ヶ月までは。


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最近ではもう自分の体に制御が効かない。
気がつけばポストを覗く。

来る可能性は1%程度。
それでも期待を胸にポストを開ける。

旅立ってから、半年。何の連絡もないなんて
ヒドイって思わないの?


ヒドイ奴。
ムカツク奴。
初めて会った時もそうだった。
いつも気まぐれで自己中心的で・・・

勝手な事ばかり言って。
でも・・・

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気まぐれなあなたの事だから
いつか私に連絡してくれるって思ってしまう。

サトシ、ごめんね。
どうしても心配なの。
葉書1枚だけで私は安心するの。
私の勝手な片思いだけど
心配なのよ





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ついにオープン間近となったサロン2号店では
新人スタッフとベテランスタッフでミーティングをしていた。


店内のセッティングから接客の指導まで
細かくチェックが入る。

すでに街には新店オープンの広告も入れており、
オープンを待つばかりとなる。


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「こういう時に自然と+αをお勧めできるといいと思うわ」
「なるほど!わかりました」

「服だけではなく、小物もちゃんと合わせてあげると親切だから」
「それはもう任せて下さい♪」
「そう?」


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「お客様を退屈な気分にさせない為に、待たせてしまう時はすぐに雑誌をお持ちして・・」
「はい」

「何ならウチの商品をアピールするってのも重要だし、とにかく会話をしてほしいんだよ」
「・・・はい」
「まぁ慣れだよ慣れ」






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「・・で、こうなるのよ、どう?売り上げをちゃんと管理できないと店はやっていけないわ。やれそう?」
「えぇ・・数字は得意ではないですが・・やってみます」

「まぁそんな緊張しないで。私がいるから」
「はい」
店長代理になるからには、普通の社員と同じ事をしていてもだめだ。
数字を見て、接客も人一倍出来ていないと見本にはなれない。

“店長”というのは、このお店の頂点であり、顔になる。
売り上げもしっかり管理していかないとオーナーに迷惑がかかる。

責任という重荷がマナカに圧し掛かる。

できるか分からない。
店長代理なんて、名前だけであって
まだまだ見習いで、私も新人だ。
いきなり全部を背負い込むわけではない・・・けど、自信がなくて
目の前には不安という2文字しか出てこない。



「・・・まだかしら?」
「え?」
突然大岩はソワソワし始める

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「オーナーよ!今日はオーナーも顔を出すって言うから気合い入れてきたのよ?」
「オーナー・・・ですか?」

「あの人、男前な人じゃない?」
「はぁ・・」
たしかに男前だと思う。
大岩さんは、オーナーに想いを寄せている?
っていうか大岩さんって、いくつなんだろう?

「もうあのクリッとした瞳がね~、ほら!今ハヤってるギャップ萌えってやつよ」
「ギャップですかぁ」
この人から“ギャップ萌え”とか・・・そんな言葉が出てくると笑ってしまう。
どうにか堪えたけど、似合わない。
似合わないって事は、結構年上かなぁ・・・?

そんな事を考えてる間も、大岩の喋りは止まらない。

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「もう彼って、意外とおちゃめさんでねぇ~!この間も・・」
「はい・・」


「すごいドレスですねー目がチカチカしますよって!もう本当可愛い事言っちゃって!」
「はぁ・・」
それっておちゃめ、なのかなぁ?
遠まわしに“派手すぎ”って事じゃないのかなぁ?
「化粧の乗りが悪くて、恥ずかしいわって言ったら、人形みたいにくっきりしてますよってもう!人形みたいに可愛いって事かしら?アッハハハ」
「はははっ」
厚塗りしすぎって事かなぁ・・・?
オーナーって大岩さんにハッキリ言い過ぎ。私なら傷付いちゃうけど。
やだな・・怖いな。それとも大岩さんが嫌われてるだけかなぁ?
そう考えると大岩さんってポジティブだなぁ・・。

「それにこの前も・・」
「あっ・・」

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「さて、今日はこの位でにしとこうか!」
「! オーナーいらしてたの?」

「あぁ、下の掃除をしていたよ」
「そんな事私がやりますのに!」

「君たちも遠い所わざわざご苦労だったね」
指導に来た他店の社員にあいさつをする。
その後ろ姿を、まるで甘いケーキを物色しているような目で見つめる大岩。


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「ではお先失礼しまーす!」
「お疲れ様でしたー」

「ありがとうございましたー」
「お疲れさまです!」

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「ここまでやってきたけど、もうあと数日でオープンだ。この街の人たちはみんなお洒落が大好きだ。彼女らがお洒落を楽しむためには、君達の腕にかかっていると言っても過言ではないぞ?君達の腕、知識で彼女らを綺麗に保たせるんだ」

「それって、言いすぎではないですかぁ?」
「ま、言いすぎなくらいが丁度いいんだよ。ソレくらい気合い入れろって事。気持ちよく、そして気楽に利用ができるフレンドリーなお店にしたい。頑張ってくれ」
「はい!」

「さて、今日はどうしようか?」

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「私、お腹すきました~」
「そうか、じゃ前祝いに飲みに行くか。交流もかねて」

「わぁー!いいですねー!」


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「まぁそれはいい提案ですわ!是非参加します」

「オーナーまさかぁ~?」
「ん?」
元気のいい鈴井ユキホがオーナーにわざとらしく
隠しながら人差し指と親指をくっつけて、丸を描いてチラつかせた。

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「はははっ、そうか分かった。今日は俺が奢ろう」
「ま!鈴木さん何て図々しい事を!!」

「あ~いいよ、その代わりこれから頑張ってくれよ?」
「は~い♪」
「まぁ本当にオーナーってばお優しいのね!!」
「いいんですよ」

オーナーと鈴木ユキホとで、大岩さんはコロコロと表情を変えていった。
その七変化ぶりに横にいたマナカはプクッと笑ってしまいそうになる。



























ブリッジポートの夜は眠らない。
いつでも賑わう。

金曜の夜という事もあり、
どこも店は混雑していた。

終電時間も田舎とは違って、遅くまである。

駅前の居酒屋で前祝いとして開かれた飲み会は
既に3時間は過ぎていた。



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「--って事になって、まさかの1人芝居ですよ!?最悪な日になったんですよ~」
「あっははは」

3時間ビールや焼酎を飲み
から揚げ、馬刺し、ステーキ、たこわさ、一口餃子・・・
つまみというつまみを大量に注文して
食ったらまた注文を繰り返していた。

話は、鈴木ユキホの学生時代の失敗談が暴露され
笑い声が店内を駆け巡る。



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「お前はそんな状況でも平気でやり遂げそうだな」
「やり遂げましたよ!」

「私には絶対できない!逃げると思う」
「まじ?だってやらんきゃマズい空気だったし!」

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「でも・・昔から“あんたは何でも出来ちゃうね”って言われました。なんか羞恥心って何だっけ?って感じっす」
「あなた見るからに行動力ありそうですもんね~私には出来ませんわ~」

「え?でもでも大岩さんだって、多分私と似てると思うんですけどねー」
「あら?どういう意味かしら?」

「いざって時の行動力はハンパない気がするって意味っす!」
「そんな派手な行動はしませんわ~」
横からオーナーである森田シュンが笑いながら入る。
「大岩さんはガツガツ首突っ込みそうだよね、あはは」
「やっだわぁ~オーナーったら!まぁやる時はやる女ですわよ?オホホホ」

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「あっははは!それ褒めてるんですか?」


酒も入って、まるで前から知っているかのように
壁がなくなり会話が弾む。

マナカは酔ってきていて
ちょっとした事が可笑しくて仕方がない。
それが凄く楽しくて、気持ちがいい。

話はコロコロと変わっていく。
お互いの年齢から恋人の有無というプロフィール
趣味の話や、職場で経験した珍事件など。

そして話は変わり恋愛話へと発展していく。

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「ねぇシュンペイ君は彼女いないって言ってたよね?」
「はい・・いません」

「過去一番長く付き合ったのはどんくらい?」
「え・・・」

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「あーいやぁ~・・」
「何?」
「え!?何なに!?」

「あははは・・・いやぁ~う~」

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「佐々木君、恥ずかしいの?付き合った年月を発表するのが」
「店長はどうなんすか?」

「あー!!話すりかえたーー!自分言ってないのにー!」
「え?いやー違います違います!気になって・・」
佐々木シュンペイの変な秘密主義が気になって
全員でからかう。

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「あいつ、もしかして童貞かもしれないっすよ!」
「んまぁ!」

「え!?ちょちょ・・ち、違いますっ!!」





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「え~本当?じゃ言えばいいじゃん!」
「秘密ですっ」
「何その秘密!意味わかんな~い!」



ピッピピ・・・
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prrr・・・

prrr・・・


ガチャ『もしもし?』
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「あ、マナカ。今日ね、会社の人達と飲み会で遅くなるから・・うん・・・終電時間も遅い時間にあるし大丈夫。うん・・・うん、わかった。うんじゃあね」

プツッ

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(なんかフラつく。久しぶりに飲んだな・・・・)


恋愛話になると、何となく避けてしまう。
考えたくない。

過去の自分の恋愛なんて思いだしたくない。
辛くなるだけだし、それを忘れたくて仕事を頑張ってるのに
思い出したら、辛くて悲しくて・・・今でも泣いてしまいそうになる。
飲み会で暗い顔なんて出来ないし、ましてや上司と同僚・・・
これからって時に嫌な空気だして気まずくなりたくない。





「大丈夫?」
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その声にハッとして横を見ると
心配そうにオーナー森田が微笑みかけている。
「酔った?」
「えぇ、ちょっとだけ。マンションに連絡してたんです。遅くなるって」

「マンションに?」
「あ、うちシェアなんで・・」

「あ~最近増えたんだってね。そっか。相沢さんはシェアマンションなんだ」

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「はい。いいですよ?いつでも人がいて、皆仲良くて」
「へ~いいね。女の子は特に誰かがいるだけで安心だからね」

「そうですね。防犯になります」

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「はぁ~なんか一息つけた。あっちはもう佐々木君の秘密主義で大騒ぎだよ」
「あはは!そうですか!大岩さんもすごく酔っていてまるで別人ですね」

「そ?なんかいつもあんな感じだけど・・・」

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「ふふっ!森田さんて・・・大岩さんの事嫌いなんですか?」
酔った勢いもあってか、ズバリと聞いてみた。

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「あはは・・バレた?」
本気なのか冗談なのか、森田も酔っているので軽く答える。
2人は笑いあうが、マナカは内心本気なのかもしれない、と思った。


「不安は少しなくなった?」
「えぇ。でも売り上げを上げるための知識もなくて・・・私はツインブルックのお店にしかいた事がなくて。土地によって全然違うって聞いたので、改めて考えてみると不安で」

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「それなら、今度俺も行くんだけど、同じ系列で去年の末にオープンした店に見学行く?」
「見学ですか?」

「まずは勉強するより実践ってのが一番早いけど、不安なら色んなお店を見て回るだけでも感じ取るものがあって、刺激もあるし、学べる事ってたくさんあるよ」


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「そうですね・・はい是非、ご一緒させていただきたいです」
「うん、分かった。まぁそんな固くならずに。難しく考えすぎだよ相沢さん」

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「そうですかね?なんか身構えちゃって・・」
「君は社員としてはベテランだけど、店長として新人なんだから出来なくて当然なんだ。接客やテクニックは別としてね?だからそんなに難しく考えないで」
「はい・・ありがとうございます!」

「じゃ後で連絡するから。戻ろう?」
「はい」

難しく考えすぎ・・・なんだよね。
そう、私は新人なんだから。

いつも自分にそう言って聞かせるけど、
絶対失敗したくないんだ。
だから・・・とにかく頑張らなきゃいけないんだ。

いつもドジばっかするけど、
もうそんな私じゃないって事、私自身に教えてやらなきゃ。





















久しぶり

元気か?



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俺は今セトラという国に来ている。


ここは乾いた砂に囲まれていて
ツインブルックの夏なんかより何倍も暑い。

でも、この暑さは気持ちいいくらいだ。
今まで何カ国も旅してきたが、この国は結構好きだ。


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この国は貧しい
食料不足だし、それなのにみんな明るくて元気だ。
こんなに暑くて、喉が渇いてるのに
俺に水を差し出してくれる。

一生懸命助け合って、生きてる。



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俺もしばらくは世話になって、命の有難味を感じておこうと思う。お前も1日1日を大事に生きろよ



そこで文章は終わっている。
そして1枚の写真が入っていた。



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やっぱり、あんたは気まぐれで
自分勝手だわ。

こんなに・・
何もなかったように
手紙を送ってきて
懸命に生きろ、とか・・

「かっこつけちゃって・・」


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「ハンナさん」

ハッとして写真を隠す。
「どうしたの?」
と聞きながらイスに腰掛ける。

「ううん、なんでもない」

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「さぁて!皿洗いしないとーっ!」
「ハンナさん、様子おかしいよ?」

「え?そう?何にもないわよー?」
明るく答えて席を立つ。
何でもないと言い張るハンナを不思議がるサキ。

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「本当に何でもないのー?」
「どうしてそう思うのよ?きっと疲れてるんだわ」

「そっかぁー仕事大変そうだもんね~・・私も働かないとなぁ」
「んー?いいとこないの?」

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「うん・・なかなかやりたい仕事ってのが分からなくて・・・」
そういいながらテーブルの上に置かれた手紙に目がいく。

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「趣味を仕事にしてみたら?」

「趣味がないんだもん・・」
と元気のない答えをしつつ、手紙を1枚1枚チェックしていると、中から1枚の写真が出てくる。
それは、サトシが写った写真。

「これ・・・・・」

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「ハンナさん・・・まさか・・・?市宮さんから手紙来たの!?」

「・・・・・」
返事はなく、代わりにジャーーー、という水の音が聞こえてくる。
サキの声は届いていないようだ。



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わざと水を最大の量で出して音を大きくする。

あれだけ心配していた彼からの連絡がきた。
それだけで嬉しい。

相変わらず勝手な奴だけど
相変わらずなサトシでよかった。

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ただホッとしたの。

私のこの気持ちは一体どうしたらいいのだろう?
どうしたら消えるの?

いつになったら楽になるの?
あまりにも久しぶりで・・・忘れちゃったわよ、バカ。





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拍手お返事3

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もうないぞっ!
さすがにもうSSがないぞ・・・!!!
シムれ私!!www





以下コメントお返事です。







c様
こんにちわ!はじめまして!
コメントいただいて嬉しかったです^^
いつも見ていただいてくれてるんですね!すんごく嬉しいです(´;ω;`)ありがとうございます♪
ポーズも好き勝手な色んなポーズを好き勝手に公開してるので、何か役に立てたらいいなーっていう。
もう自己満足に作ってるので、偏ってますけどwww拍手の画像はしばらく放置していて結構古いんですよね。そろそろ新しいのにしなければwwゲシゲシしてるのはエリザベスというドS女王様な彼女。こういう強気な女は大好物です^^
これからも読んでいただけると嬉しいです(・∀・)ありがとうございました!



いつも拍手やコメントありがとうございます┏○



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拍手コメお返事パート2

メガネダミアン (1)

しぶとくメガネダミアン

もうSSがないでござる。




以下拍手お返事です┏○







ハルさん
ども!父ちゃん生きてましたw簡単に死なせません。コウジには幸せになってもらうからね!
前に写っていたお墓。これは以前からちょこっと出てきているあの人のお墓なので、実は誰かが死にましたとか、
これから死ぬんですっていう悲劇はない予定ですよ♪親も子も少しずつ家族になっていくんです。簡単にはなれないけど、
お互いを思う気持ちがあるなら、きっとできるでしょうね^^
あのピンクの子はそうです。タンブラに公開してて、ツイッターにも連動してるから。あの子は元々ストーリー用じゃなかったんですが、使い道がないのでストーリーにぶっ込みましたwwサロンとかって普通に整った顔の子もいるからいいかな?と思って。マナカは仕事一本で頑張っていくつもりですが、どうだろうね?私が作成してるわけで、そう簡単に出世、もしくは恋愛が上手くいく、なんてことはないわけでwwwでもまぁ試練は付き物ですから(・∀・)
サキとケイの関係。見ていけば分かっていくと思います。もうね、そういう関係に・・・・となると、サキはマナやタオに打ち明けられないくらいの罪悪感。この先うまくいくのかな?ハルさん、思うだけしてるって、言葉おかしくなーい?(・∀・)wwwwまぁゆっくり無理してやると作品自体嫌になってしまう事もあるから!マイペースに!楽しみにはしてるんで☆
コメントありがとうです~








nanaさんへ
キャイ~!来てくれたのねー!><嬉しい(・∀・)私のポーズが恋しくて・・・だと・・・!?
なんてこった!ありがとう!これからもエロいの作るから!そしてnanaさんちのイケメン(マジでイケメン!!)に
やってもらうの。それ見てるだけでもうhshshshshsですからww
nanaさんのシムはどれも本当に私好みで(お世辞抜きで!)NSFWをはじめて覗いたときね、ちょっと衝撃だったwww
あのイケメン君たちがヤっとるーーーーΣ(゚ロ゚;)ってwwwでも1秒で釘付けになって速攻フォローしたけどねw
ありがとう!公開されるの楽しみです^^どんだけガッツリなシチュでもOKだよ~!




拍手どうもありがとうございます┏○
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