sims物語11 「帰還」パート2

2 (2)
冷え切った空気の中、堂々と帰国したタオ

しかし久しぶりに見るタオの笑顔に
先ほどまでのピリピリした空気から少し開放された。





2 (1)

2 (5)
「すごくお久しぶりです、サキさん」
「うん、久しぶりだね?」

「元気そうで良かった」
「私も心配してた。手紙の返事もくれないから、もう帰ってこないんじゃないかって思った」

2 (4)
「手紙の事は本当にすみません。師匠が修行中の僕に邪念が入っては困る、と手紙を隠していたんです」
「あら、そうだったの?」

「はい。帰国する日に手紙を渡されて・・・とても嬉しかったです」
「そう」

2 (3)
「それに・・帰ってこないわけないじゃないですか!」
「そう?だって生まれ故郷でしょ?」

「はい・・とても懐かしかったです。でも、これで帰るのを辞めてしまったら、修行の意味がないですから」
「ふ~ん?そもそもなんで修行なんか?」

「それは・・」





2 (9)
「・・・」


2 (10)
「いいのか?」
「・・・なにが?」

「お前らの関係ちゃんと知ってんのか?あの中国侍は」
「知らない」

「なんであいつが修行しに行ったのかは?」

2 (11)
「知らない」
「今のうちさっさと明かしておいた方がいいんじゃねぇの?」

「・・・・・・言えるかよ」
「あいつの事だから修行だってサキの為かもしれねぇぜ?そういやお前相談乗ってたもんなぁ?」


2 (14)
「余計なおせっかいだけどよ、一番ハッキリさせるべきなのはお前じゃねぇの?」
「どういう事よ?」

「相沢マナカにするか、安藤サキにするか・・・お前が答えをハッキリすりゃあ女2人は泥沼から解放されるんじゃねぇか?」

2 (13)
「俺はハッキリさせてるじゃねぇか!」
「サキがあれほどお前を疑うってのはどういう事だ?」

「そんなの知るかよ」
「じゃ聞くが、相沢マナカを120%気にしてねぇと言い切れるか?マナカにたとえまた告白されてもサキを取るのか?」

2 (12)
「何その・・・質問」
「まぁ極端だが、そういうこった。サキがハッキリしろっていうのは、ちゃんとお前の口からそういう事を聞きたいんじゃねぇか?」
「だから言ってるんだって」

「なら、幼馴染のサキが単に深読みしてたって事だな?気持ちに正直になったほうが人生楽になるんだぜ?」
「お前が言うのか?」

「経験したからこそ言える名言だな」
2 (15)
「サキを本当に愛してるんなら、なんでそのまま伝えられねぇんだ?」
「・・・」

「言えないってことは、どっかに引っかかったマナカへの気持ちが邪魔してるんじゃねぇのか?このままだとサキに失礼だぞ?お前が正直になりゃタオとのバトルの避けられるし、サキも前に進めるし、マナカだって救われるのになぁ。残念だ」
「ムカツクなぁ相変わらず」

「悪いな、そうだ、お前サキを愛してるんだよな。ならタオとサキを巡った争奪戦が始まるのか。楽しみだな」

2 (16)
「・・・・」
どこかに・・・


どこか奥の方で引っかかったものが
邪魔をしてる。

タオが帰って来た事で、自分の奥底に眠った
気持ちを改めて考えさせられる。

タオはサキを心底愛してる。
相談にだって乗ってた。
タオは俺を信頼してるし、友達だ。


それでも、サキと付き合ってるのは事実で、
それをタオにバレるのを恐れてる自分・・・

愛してるとサキに言えなかったのは・・・
“何か”に邪魔されてるからなのか?







2 (17)
「マナ、ちゃんと約束したよね?」
「・・・うん・・」

「まさかその彼氏ってのはまたダミーなわけ!?」
「う・・・うん・・」

「なんで!?なんでアンタはいつもそうやって!」
「だ・・だだだ・・・だって・・!!ケイ君にバッタリ会っちゃって・・しかもサキとデートしてたんだよ!?やっと忘れられてたのに!!動揺しちゃって・・」
「だからって!しかも仕事の上司ですって!?」

「でもね!その人も事情を知ってるの」
「知ってる?」

2 (18)
「忘れられなくてって話を・・ちょっと話したんだ。その人すごく大人な人でね、少しの間は自分を利用してくれて構わないって言ってくれて・・」
「その人本当に信用して平気なの?」

「大丈夫だよ~すごくイイひとなのよ」
「・・・だからって、いつまでも甘えてちゃいけないんじゃない?」

2 (20)
「分かってる。ケイ君の事振っておいて、まだ想ってるとか・・・知られたくなくて」
「なんで?」

「なんでって!おかしいじゃん!振ったんだよ?」
「だから?・・・あんたねぇ、隠す必要なんてある?」

2 (21)
「あるよ!サキと付き合ってるんだし・・・今更だよ・・」
「・・・あの2人もこれからどうなるか分からないもんよ」

「それでも・・・いいの。お願いだから秘密にしてよ!?」
「・・・・・ごめん。謝る事があるわ」

「?」












2 (25)
「僕の気持ちは何ひとつ変わらないです」
「・・?」

「僕が帰国する前、サキさんは僕にこう言いました。“友達でいよう”」
「うん」

「僕はそんな簡単に何もなかったように思える程、軽く想ってたわけじゃないです」
2 (26)
「タオ・・・」
「僕はこれほどまでに愛した女性はいません。何をしてても目に浮かぶのはサキさん、あなたなんです」

2 (27)
タオは目を見つめながら、そっと手を取る。
温かい温もりが手のひらを通じて感じる。

緊張しているのだろう。
少し汗ばんだ感触があって、とても冗談で言ってはないと伝わってきた。

2 (28)
「僕の事を男として見てもらえる為なら、何でもしようと思いました。たとえそれが命がけになったとしても、迷わず僕は飛び込みます」
「・・・」
「男らしい肉体と、男らしい中身になりたくて、帰国しました。あなたを振り向かせたいから、修行したんです」





2 (29)
「サキさん・・・」

2 (30)
「あなたは僕の全てです・・・あなたを見ていたいんです。困らせたいのではないのですが・・・でも、どうせ諦めるのなら、やるだけやって諦めたいと思いますよ」
「・・・タオ・・!」


やだ・・・

やだやだ・・・恥ずかしい
私・・自分が友達でいようって
一方的に言っただけで、友達なんだって思ってた・・
私ってすごく無神経じゃない!


こんなに真っ直ぐに愛の言葉を言われたのは
はじめて。

ケイちゃんにはもちろん、
今まで付き合ってきた人は、
こんなに真っ直ぐに、純粋に
言われた事がなくて・・
いつも別の誰かお気にしながらだった

なんだか赤面するくらい恥ずかしかったけど
とても嬉しかった・・・


2 (32)
タオからもらう視線は
長い間、私が求めていたものだった。

愛する誰かから視線がほしかった。
ただひたすら私を愛してくれる想いをつまった
その瞳で、私だけを見て欲しかったんだ・・・

タオ・・・
私、あなたをとても傷つけてしまった



2 (34)
「あははっごめん!なんかすごく・・・心に響いたよ、タオの言葉」
「す、すみません!僕、つい興奮してしまって!!」

「ううん、とても情熱的でロマンチックな言葉、すごく・・・嬉しかったよ。あの・・・ごめんね?傷つけて。私って、本当に失礼な女だね?ちょっと・・・ごめん」

色々と複雑な想いが駆け巡り、
このままタオの前で泣くわけにもいかず、
走って家の外に出て行く。

2 (36)
「サキさん!」





2 (35)
「何だか盛り上がってんな。中国侍は熱烈アピールでもしたんだろうな」
「・・・お前聞き耳立ててたのか?」

「いや?ただ観察してれば分かるだろうが」
「趣味悪・・・お前って前からそうだよな?」

2 (38)
「・・・まぁ趣味というか、習慣だな」
「習慣?」

「昔な、ホームレスだった時期があってな」
「はぁ!?」

「まぁココに越してくる前の1年くらいだけどよ、そん時世話になったオッチャンが教えてくれた。ホームレスの唯一の娯楽は道行く人々の観察なんだってな」
「ふーん・・・なんでホームレスなんか」
「まぁ色々あってな」


2 (40)
「まぁとにかくよ・・このまま黙ってても余計こじれるだけだって事、よく覚えといたほうがいいぜ?」
「・・・わかってる」


2 (45)
「ケイ君!コウジ君お久しぶりですねぇ」
「・・・おう」

「ケイ君どうしたですか?元気がないようですね?」

2 (46)
「別にどうもしないよ」
と素っ気無く返して、その場を離れてしまった。
その姿に状況を理解できずに立ち尽くすタオ。

2 (47)
「・・・サキを追いかけた方がいいんじゃねぇか?」
「! は・・・はいっ」













2 (48)
「・・・」

「サキ」
2 (49)
「マナちゃん」
「さっき走って行ったのが見えたから・・・」

「・・・・」

マナちゃん、怒ってるかなぁ
なんか言っちゃいけない事も言っちゃった・・

でも、マナちゃんはケイちゃんを想ってるのは絶対。
マナちゃんやケイちゃんが、お互いに素直になれないのは
タイミングが悪かったのもあるけど、
今は・・・私がいるから。

邪魔なんだろうなぁって思うと
とても疎外感を感じるよ・・・

だから、タオの言葉はすごく響いたんだ。


「サキ、知ってるんだね、私がケイ君を・・・その・・」
「知ってるよ。ごめんね、ハンナさんは悪くないんだ。私が知りたくて無理やり聞いたの」

「ううんいいの。ただ・・・サキが傷ついたり、2人の関係が悪化しちゃったらって・・」



2 (52)
「なんで?なんでマナちゃんは私たちを気遣うの?マナちゃんはケイちゃんの事・・・」
「・・・・私にはそんな資格なんてないんだ」

「資格?」
「半年前のあの時・・・矢田君の傷ついた顔が・・今でも忘れられない。本当にバカな事しちゃって・・色んな人を傷つけたんだぁ」

「・・・」
「無神経でさ、自分の事ばっか考えてさ・・・周りも見えてなくて、相手の気持ちなんて気にもしてなかった。そんな自分が許せなくて。こんな私と、ケイ君みたいに素敵で輝いてる人、釣り合うわけないって思った」


2 (51)
「平気で人を傷つけたんだよ?そんな自分が許せないから、自分で自分に罰したの」
(なのにまた同じような事してるわたしは、本当に資格なしだ・・・)



「・・・同じだね」
「え?」

2 (50)
「私も、同じなんだよ。知らない間に、私を一途に思い続けてくれた人を傷つけてた。私が拒否して自分勝手に友達でいよう?って言って・・・。その人がどれだけ本気で愛してくれてたかなんて考えてもなくて」

「それなのに、彼はまだ諦めないって言ってくれたんだ」
「サキ・・」

「すごく嬉しかった」

2 (54)
「私、ケイちゃんの事、大好きなの」
「・・うん」

「でもね、マナちゃんはケイちゃんじゃないといけないと思う」
「サキ?」
「資格なんて誰が決めるの?誰かが決めることじゃないし、もちろん自分が決めることじゃない。資格は皆平等にあるものだよ」

2 (53)
「資格があるとかないとか、そんな事よりバカな事をした過去を繰り返さないために出来る事をすればいいんじゃないかなぁ?」
「出来る事?」

「うん。ケイちゃんにもう一度告白するの」
「・・・何言ってるの・・?サキ?」

2 (56)
「ケイちゃんはマナちゃんが好きなんだよ」
「嘘だよ。サキの気持ちは?」

「私は・・・ただの幼馴染だよ」
「違うでしょ?それにもう私はどうも思ってないから。私とケイ君は過去の事だし、気にしなくていい」

「もっと自分に自信持って?感じない?視線を」
2 (57)
「視線?」

「私がどれだけ求めても、浴びることができなかった、視線だよ」
「・・・」
「ケイちゃんは、マナちゃんをとても愛しそうに見つめるんだよ。愛してる証拠。私にはもらえなかった。これで気持ちがハッキリした。私はケイちゃんとは幸せになれない」

「・・・。そんなの・・・知らないよ。それに私・・・・・彼氏いるし」

2 (58)
「またそういう事言う!彼氏じゃないんでしょ!?」
「か、彼氏だよ!本当なの!だから・・・サキ、早まらないで?ケイ君が好きなら、私なんかの為に引いたりしないで?」
「マナちゃん・・」

なんで・・・?
なんでそんなに意地を張るの?

お互いに想い合ってるのに。
それを知って私はこれからどうしろっていうの?

マナはそそくさと、この場を去ろうとする。

2 (59)
それでいいの?マナちゃん

自分の気持ちを隠したまま、忘れていくの?
忘れられないくせに。

それだけ長い間、思い続ける彼は

どんなに離れても、どんなに年月が経っても
忘れられないんだよ?



2 (60)
「ケイちゃんはマナちゃんが好き。自分に正直になって?自分をハッピーにしてあげて?」
「・・・」

「もういいじゃない?十分苦しんだよ。それ以上意地張る必要ないんだよ」
「・・・」

「サキさん!!」
2 (63)
タオが心配そうな表情で走ってくる。

「さ・・サキさん、あの・・・僕何かいけない事したでしょうか??何かあったのなら僕謝りますから!」
「え?」

2 (64)
「違うよ~!タオのせいなんかじゃないから安心して?」
「そ、そうですか?良かったです」





2 (65)
サキ
私のために
そこまでしなくてもいいのに
どうしてそんなに優しいの

サキの言葉に甘える事なんて
できないよ

サキだって
ケイ君の事好きなのに・・・





「おい」
2 (66)
「アツコ!」
「カズ、私もう限界だよ!事務所の人には無茶なスケジュール入れられるし、私の意見なんて無視だし、それでも頑張ろうと思ってたけど、なんかやっぱりモヤモヤするんだ!友達だと思ってたやつらも皆私を悪く言うし、バンドメンバーも学校辞めちゃうし!おまけにカズは会ってくれないし!」

「会ってくれないって・・仕事なんだよ」
「今日は来れるのに?」


2 (67)
「今日はこれからまた仕事に戻らないと・・」
「ほらね!時間がないから私との会話もする暇ないって言うんでしょ?」

「アツコだって仕事は大変だろ?」
「そうだよ?やりたくない事たっくさん受けちゃうから、私はそれに従うしかないんだもん」

「でも、夢の第一歩なんだろ?」
「一歩踏んだって思ってたけど、今は1歩下がっちゃったのかなって思える」

2 (72)
「どうしたんだよ?そんなカリカリして・・」
「だって聞いて欲しいことたくさんあるんだよ!会いたいのに会えないし、私だって連絡したいけど、私ばっかでカズは私に何もコンタクトしてくれない・・なんか私、独りぼっちだよ」
「・・・俺も連絡はしたいけど、お前の邪魔になる気がするよ」

「邪魔になんかならないよ!話を聞いてくれるだけでいいんだよ!それだけで私・・・安心するよ」

2 (71)
「一歩下がってるって感じるのは、どんな逆境でも頑張ろうっていう活力を得られてないからなんだよ。夢を叶えたいけど、今私はすごく辛いんだよ・・・苦しくて、カズの声で安心したくて・・・!」
「ごめん。でもアツコはアイドルなんだよ。たとえやりたくない仕事でも、やるって決めたんだろ?」

「・・・うん」
「事務所の人は本当は何て言ってたんだ?」

「すぐに・・切りなさいって・・・でも絶対そんなの言いなりにならない!そんなの言われる筋合いないもん」
「・・・」

「・・・でしょ?」

2 (70)
「・・・。俺ね、アツコの事好きだよ」
「! 私も好きなの!大好きなの!だから絶対事務所の言いなりになんか・・」

「お互い、好きなのは知ってる。頑張れ!って応援もずっとしてる。俺達は電話できる時はしてあげたかったけど、俺も忙しい時期だし、アツコも駆け出しだろ?」
「うん」

2 (73)
「好きだけど・・・それがお互いの邪魔になってしまってる気がする」
「何?どういう事?」

「完全にすれ違いがおきてるんだよ。相手を想えば想うほど、うまいいかないっていうか・・・」

2 (81)
「俺はもういっぱいいっぱいなんだ。このままじゃ俺ら何もかも失うんじゃないかって不安になる。アツコの希望を全部叶えてあげたいけど、俺にだって曲げられないことはある」
「・・・」

もう分かった。
何が言いたいか、わかった。

2 (82)
「お互いがごく普通にデートするには時間が必要だって事、感じたことない?」
「・・・」

「だって、俺らは夢を仕事にしてるからさ。どっちも追う事って難しいだろ?」
「それって、さ・・・」

「ちょっと、しばらく距離をおこう?お互いが落ち着くまで。夢を一生懸命頑張っていかない?俺はどのほうがいいと思うんだ」

2 (83)
「おやすみ、アツコ」
「カズ!」



そりゃたしかに、
恋愛も夢も両方一気に手に入るなんて思ってないけど

2 (86)

神様は私の何もかもを奪うつもりなの?


人生最悪の日だよ・・・


























チッ






チッ





チッ






2 (87)
チッ



チッ


時計の針はし静かな部屋に鳴り響く。

2 (88)
お酒も入って疲れもあってかソファで寝てしまったハンナ
ドレスのままぐっすり眠っていた。




2 (89)
「ハンナ、起きて」
「・・・ん・・」



2 (90)
「あら・・・寝ちゃったのね。みんなは?」
「もうとっくに帰ったよ」

「やだ、あいさつもしてない」
「みんなハンナによろしくってさ」

「そ」

2 (93)
「サキと話した?」
「うん・・サキ、私のためにヤケになってる」

「ヤケに?」
「なんか怖いよ。私が全部ハチャメチャにしたみたい」
「そんなワケないでしょ!」

2 (94)
「私がズルいから、みんなを振り回しちゃってるのかも」
「あんたがどう頑張ったって、簡単に振り回される奴はいないって」

「ん?なんか引っかかる言い方だな~」

2 (101)
「とにかく・・・森田さんには、ちゃんと謝るつもり。たとえ相手が事情知ってるっていってもやってる事は、そんなに変わらないよね、やっぱり。嘘はいけないしこれ以上迷惑かけられない」
「まぁその方がいいわね」

「はぁ、なんだか私も疲れちゃった」
「変な汗かいた?」

「・・まぁね」
フフッと笑う

2 (104)
「あんたなんかより主催した私の方が嫌な汗かいたっての!なんだったのよ今日は」
と言ってTVリモコンの電源をつける。

この時間、丁度ニュースが流れており、世の中で起こった事件、事故の様子をこと細かにキャスターが伝えていた。

2 (105)
『速報です。昨日未明、セトラの中心街で事故が発生した模様です。話によりますと、観光客や市民を乗せた車に突然、別の車が衝突してきたとの事で、重症患者数名と、観光客と思われる男女2名の遺体が確認されました・・・今の所、身元などは不明で女性は50代くらい、男性は20代くらいとの事で、身元が分かり次第お伝えいたします』

「やだぁ・・事故だって・・」
「・・・」

2 (108)
『なお、この衝突した車を運転していたのは、反政府を訴えかけるテロ組織バロックのメンバーである可能性があるとの情報もあります・・・繰り返しお伝えいたします・・・』

セトラ・・・・



セトラ・・・!?



1_20140427224209bd5.jpg
俺は今セトラという国に来ている

この国は貧しい
食料不足だし、それなのにみんな明るくて元気だ。
こんなに暑くて、喉が渇いてるのに
俺に水を差し出してくれる。

一生懸命助け合って、生きてる。




2 (109)
「サトシ!!?」


ガタッとハンナが立ち上がり、
つられてマナカも立ち上がる

2 (110)
「嘘・・・・観光客で・・20代・・!?」

2 (111)
「え?え?セトラに市宮さん、いるの?」
「この間の手紙で、しばらくセトラにいるって書いてあったの・・まさか・・・」

「嘘!?」





2 (113)



嫌な胸騒ぎがずっとしてる。
あんなにグチャグチャになった車の中で
もしかしたらサトシは助けを求めているかもしれない。

彷徨ってるのかもしれない


そう思うと、頭が真っ白になってしまった・・・




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鍵コメお返事

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このヘアーはバチコォーン!!と私の胸に響くほど好みでビックリしました^^









以下、鍵コメお返事です。






Starsha様へ
こちらでははじめまして!ツイッターではお世話になってます♪
ツイッターで拝見しているSSの子たち、また動画も拝見して、
シムたちがと~~~ってもイケメン!!hshsしまくっておりますよ~~~><
元ネタは知らないのですが、出てくる王子全てがかっこよくて
最高にほくほくさせてもらいました!
動画、とっても良かったです!!素敵動画に私のポーズふんだんに使っていただけて
すっごい嬉しいです!ありがとうございます(・∀・)
また動画を作成した場合も、教えて下さいね~!!
ありがとうございました!!









EZさんへ
こんにちわ!!
> 前にコメで、ひとまず全員集めて話し合い会議して…
そういえば言ってましたねぇwwww
うん、本当に実現しました。したらしたで冷静に話し合いができるわけでもなくw
もうゴッチャゴチャになりました。
全員喧嘩勃発で送別会どころじゃないっていうwww
ハンナの乾杯の表情は私の今回のエピソードの仲でのこだわりポイントなので笑っていただいて
嬉しかったですw
ハンナはなんとか穏便に平和にパーティーを成功させたかっただけなのに
あれよあれよと、よからぬ空気に呑まれて、結局ダメになっちゃったw
コウジは相変わらず楽しんでおられます。
こういう時のコウジはただ楽しむだけなので唯一の癒し(?)の位置になるんですよねwww
今回のタイトル「帰還」はあの人・・・ではなくて申し訳ないwww
もう1人、帰るべき人物がいましたね!
きっと忘れてる人も多かろう、タオでございますw
このままフェードアウトか?とまで言われていた彼ですが、いやいやいや・・・
そんなわけにはいかないよ~!ハウツー頼って修行までしてたんだから!
頑張ってくれないと><幸せになるためにね~♪
サトシは一度、サキ&タオの歓迎会で顔を出したくらいで、面識はあるけど
特にゆかりもないですね。話だけ聞くって感じなのでマンションに呼ばれるという事もないかな~
残念でしたw
あと素敵なBLポーズありがとうございます^^
さっそく使わせていただきましたよ♪




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sims物語10 「帰還」パート1






1 (2)

マナカの送別会パーティー当日

18時を回っても、照らす夕日で町全体は紅く照らされた。

1 (3)






1 (4)
華やかに着飾った女性陣が、パーティーの準備を着々と進めていき、
豪華な料理はサキとハンナが腕によりをかけて作った。

シャンパンやワインも用意し、
あとは、招待客を待つだけとなった。


1 (5)
「ハンナ、なんか気を遣わせてごめんね」
「何言ってんの?あんたの送別会、やらないわけないでしょ」

「うん・・でも皆忙しいのによく開けたね?」
「あんたの為なら、忙しくたって来るわよ」

1 (6)
「あんなにおいしそうなご馳走まで!もう食べるのが楽しみだよ」
「ふふ、私とサキで頑張ったんだから、たくさん食べて」
「うん」

1 (8)
「・・・・・」






1 (9)






「よう」
1 (10)
「おう」
「久しぶりだなコウジ!」

「お前も元気そうだ」
「親父さんも元気か?」

「おかげさまでな」

1 (11)
「後でゆっくり聞かせてもらうからな」
「何を?」

「お前の話」
「聞かせる事なんてねぇけどな」

1 (12)
「もう皆集まってんの?」
「いや、まだ」

「姉さんも大胆にパーティーなんか開いちゃって、衝撃な告白でもすんのかもな」
「・・・?」




1 (13)
「おーっす、来たよ」


1 (15)
「! ケイちゃん」
ドキッ
心臓が止まるかと思った。
ついに・・来た。
覚悟を決めた。ケイちゃんとマナちゃんの気持ちを
確かめる覚悟。
きっと怒るよね
ケイちゃんは、何もしらないから・・・

マナちゃんの送別会だって事。
当然、マナちゃんが、ここにいるってことも。



1 (14)
「なになにー?こんな大げさに料理なんか用意しちゃ・・・って・・・」

1 (16)
「ケイ!?」
「・・・ケイ君」

1 (17)
「マナ・・ちゃん」

1 (18)


















「どういう事だよ!」
1 (19)
「お前、最近変だぞ?」
「怒ると思った」

「そりゃそうだろ!嘘までついて何でこんな事・・」
「マナちゃんがいるって知ったら断るつもりだったでしょ!」

「そんな事ないさ」
「また嘘!」


1 (20)
「なぁ・・またその話に戻るのか?何もないって言ったろ?」
「私にはそう思えない」

「はぁ!?何を証拠に・・」
「私には分かるもん」
「お前は神様か何かか!?俺の何を分かるってんだ!?俺が言うことは信用ないって?今までもそうだったのか?」
1 (21)
「ちがうよ!」

「何が違うんだ?お前だって嘘つくくせに」
「こうでもしなきゃ来ないと思ったの!」

1 (22)
「マナちゃんに彼氏がいても信じない。俺が否定しても信じない。俺がお前を好きだって言っても信じない!お前は何がしたいのか、さっぱり分からないよ」
「ここまで言っても本音を隠すの!?本当は分かってるんでしょ!」

「・・・っ。分からないね!」
「ほらまた嘘!」

「なっ・・!?サキ!」
「私には嘘つけないんだよ!何でも分かるの!神様じゃないけど、私はずっとケイちゃんと一緒だった!何するにも一緒だった。家族みたいだった!だから・・・分かるんだよ!」

「それが、勘違いだったかもしれないだろ」
「そんな事、ない。それに・・・気がついてないかな?」

「何」
1 (26)
「ケイちゃん、私に“好き”なんて事、言ってもらった事がないって事よ!」


「私には“可愛い”って甘えるのが唯一ケイちゃんからもらう愛の言葉だったって事!」
「・・・」

1 (27)
「ちょっと!何騒いでるの?そろそろ始めましょ」

1 (28)
「・・・」
「今行く・・」

胸が痛む。
張り裂けそうなくらい辛い。
私だって、辛いんだよ?


1 (29)
「・・・」





ピンポーン
1 (30)
「はぁーい」
チャイムが鳴り、ハンナがドアを開ける。

ガチャ
1 (31)

1 (32)
「こんばんわ」
「あらー!カズ、来てくれて本当によかった」

「少しだけなら・・。仕事が溜まってるので」

1 (33)
「どうぞ、入って?これから乾杯するとこよ。一杯だけならいいでしょ?」
「はい、では一杯だけごちそうになります」

「どうぞ」



1 (34)
「さて、揃ったわね!今お酒用意するから待っててね~」

「あの・・」
1 (35)
「ちょっとお手洗いお借りします」
「どうぞー」



1 (37)
ブオォォォォ・・・
そこに1台の車
黒い高級車がマンションの前で停まる。

そこから出てきたオレンジの髪に鮮やかなドレス

1 (38)
「じゃ後で迎えに来てね」


1 (39)

1 (40)



ガチャ

女はお構いなくドアを開け、リビングへ直行する。


1 (41)
「じゃじゃーーん!!私が来たよーー!!」


1 (42)
「アツコちゃん!?」
「え・・?仕事は?」


1 (43)
「やだ、アツコちゃん来てくれたの?仕事で行けないって言ってなかった?」

1 (44)
「実はツインブルックのモールでのイベントがあって、私が飛び入りで参加する感じで急遽決まったからね、前のりして
 こっちに帰ってきたんだ~。だから数時間だけ参加できるなーって思って」
「えーそうなのー?嬉しいよ、アツコちゃん!」

「お酒飲めるし、久しぶりに会いたかったし」

1 (45)
「丁度良かったわ!全員揃った揃った!」
「全員いるんですか?」

「えぇいるわよー、カズも・・」
「アツコ!?」
1 (46)
後ろから名前を呼ばれて振り向くと、
カズが驚いた顔で固まっていた。


1 (48)
「・・・カズ?何でいんのよ!?」
「相沢さんの送別会だって聞いて・・ってかアツコも何でいるの?」

「私は明日この町のモールでイベントがあるから!」

1 (47)
「へ~!ここでもイベントがあったんだな・・」

1 (50)
「そう、私は仕事でこっち戻ってきてるの。ここにいられるのだって少しだけだし」
「・・・何?なんか引っかかる言い方だな」

1 (52)
「私のデートは夜だって絶対無理だって言ってたくせに、パーティーにはしっかり参加してる誰かさんとは違うってこと!」
「なっ・・ここは職場から近いし、俺だって乾杯だけして帰るつもりだったよ!」
「本当かしらね?」

1 (53)
「何が言いたいんだよ?」
「別に?」


「はい!そこまで!」


1 (56)
「何だか知らないけど、これはマナカを送り出すパーティーなのよ?そこんとこよろしくねー!?」
この空気・・・なんなのよ・・・

あちらこちらで喧嘩勃発・・
この流れは私が食い止めないと!


1 (57)
「・・・やっぱ、おもしれぇなー」

こいつは、こいつで、この状況楽しんでるし!
まったくもう!

1 (58)
「ちょっとマナカ!こんな所で何してんのよー!」
「ん・・え?」

「今日はあんたが主役なんだからね?ボサッとしてないで!」
「うん・・」

1 (59)
「どうしたのよ急に・・・?本当あんんたは小心者ね!」
「え・・っと、うん、大丈夫」

「ささっ!乾杯するわよ!」
「うん」
















1 (60)
「今日は相沢マナカのためにお集まりいただきありがとうございます!彼女は私を目指してキャリアウーマンになる!と宣言して早半年・・・!見事昇進が決まり、巣立つ彼女に祝福あれ!かんぱーい!」



1 (61)
「かんぱぁーい」
「乾杯・・」


しー・・ん

1 (68)
「・・・」

1 (67)

1 (66)

1 (65)

1 (69)
「・・・」

1 (62)

1 (63)

1 (64)


1 (70)
ゴク・・

「・・・楽しいパーティーだな?」
「うるさいバカコウジ」

何・・?
何でこうなる?

最初までは順調だった。

原因は・・・?
ケイが来て、そしたらサキと喧嘩始めて

カズとアツコちゃんが来て、そしたらまた喧嘩始めて・・

そしたらマナも静かになっちゃって・・・


やっぱり、パーティーはやめたほうが良かったかしら。
と、とにかく会話して盛り上げないと!!


1 (75)
「なぁ、怒ってるのか?」
「別に」

「別にって、それ怒ってるじゃん」

1 (74)
「じゃあ怒ってるんじゃない?」
「なぁハッキリ言えよ」

「連絡全然してこないし、こういうパーティーには参加してるし、参加するって事も言わないし何もかも秘密だし」
「秘密になんかしてないよ」

「じゃどうしてメールもくれないの!?」
「それはアツコを気遣って・・」

1 (73)
「なんで気遣うのよ!」
「アイドルなんだから、そりゃ気遣うだろ!事務所の人には彼氏がいるって言ったのか?」

「・・・言ったよ!?」
「なんて言われた?」

「別にぃ?何も言われてない!」
「アイドルってのは、どこでも同じだろ。男の影なんてあったら売れないじゃないか」

1 (72)
「でも!メールくらい!!」
「ほんの数分いるだけのつもりだったから言わなかっただけじゃないか!」

「アイドルを言い訳に浮気してるなんて事ないよねぇ?」
「はぁ?お前怒るぞ!?」

1 (76)
「・・・・」

1 (78)
「・・・・」

1 (79)
その目・・・
その見つめる視線に気がついてないとでも思ってる?
私はちゃんと知ってる。
あの日もケイちゃんがマナちゃんを見つめる眼差しは
私に向けるものとは違う・・・

それは、本当に想いのある人にしか向けないものでしょ?

やっぱりそうじゃない。
私は確信したよ。

1 (80)
「ねぇ・・そういえばマナ仕事の仲間とか上司とは、上手くいってるの?」
「え・・うん。うまくいってるよ」

「そう」

1 (84)
「その上司の人がこの間話した人だよ、ハンナさん」
「え?この間の?」

「うん。すごくイケメンだったよね!」
ケイに話しを振るが、ケイは答えない。

1 (81)
「ハンナ・・・知ってるの!?」
「まぁ、ね?この間・・・ちょっと聞いて・・」

あれ・・この話題はマズいんじゃないかしら・・・
サキったら何を考えてるの?
「私が全部言っちゃったの。まさか知らないとは思ってなくて・・。だってハンナさんには何でも話す仲って聞いてたし」
「サキ!」

1 (82)
「うん、もっと早く教えてくれれば良かったのに!」
「そ、そうだね・・ごめん。ちょっとタイミングなくて」

1 (83)
「・・・・タイミングはいつでもあったと思うけど・・・まさかマナカ!?」
“また”同じ事してるんじゃ!?
嫌な予感がしてしまう。

1 (85)
「でもハンナさんも隠してることあるよね?市宮さんから手紙来てたでしょ」
「サキ!」

1 (86)
「うそ!きたの!?」
「ま、まぁ来たけど何も!特に何か書いてあったわけじゃないし」

「何で教えてくれないのー!?」

1 (89)
「王子は迎えには来ないって?」
「迎えとかどうだっていいの!ただ写真が入ってたのよ」

「何でも教えてくれるって言ってたのにー!」
「ごめん・・」






「サキ」
1 (87)
「なんかワザとやってないか?」
「何が?」

「なんであんな事言うんだよ」
「いいのよ」

1 (100)
「こんな事今言いたくはないけど、私に隠すって事は何かまた・・」
と小さな声で怒鳴る。
「ハンナ!」

「何?」

1 (101)
「・・・・・・・今は・・・言いたくないの」
「マナ!約束したよね!?」

「後で・・お願い!」
「わかった・・」





1 (106)

コツ・・コツ・・・






1 (94)
「何がいいんだよ!」
「皆嘘ついてるの」

「え?」
「マナちゃんも、ハンナさんもみーんな!人間生きてたら嘘くらいつくよね?でも、大抵その嘘に気がつくのって難しい。すごく疑っていても、見抜けなかったりする」

「・・・」

1 (99)
「でも私は分かる。ケイちゃんの事なら分かる。ケイちゃんがマナちゃんに視線を送ってるのを知ってる。私への気持ちが嘘だという証拠」

「そして、マナちゃんの彼もまた嘘!」
1 (78)
「!?サキ・・?」
「嘘ばっかりだね?」

「ち、違うよ!本当の彼氏だよ」

1 (98)
「・・・」
「2人して意地になって隠れてるだけ。私はもううんざり!」

「サキ・・お前ちょっと落ちつ・・」






ガチャ
1 (107)
「ただいま戻りましたー!!」

1 (108)
「!!!」
「みなさん、お久しぶりです!タオ・シージェは戻りましたー!わお!何かのパーティー中でしたか!」

1 (109)
「・・・タオ!?」

1 (110)
「・・・」





「あのパーティーは過去最低だったな」
コウジは後にそう語った。


















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拍手・鍵コメお返事

s (10)
エイダ「楽しいわね」
ジェイク「俺もやりたい!」

エイダ「・・いいわ。じゃ一緒にやるわよ?いっせーのーせ」


s (13)
エイダ・ジェイク「シェーーー!!」


s (11)
シェリー「何こいつら、変」






っていうか、ジェイクの寝巻きセンスがひどい件

久しぶりにバイオ世帯全員を手直しして遊んでました。











以下、拍手・鍵コメお返事






Laylaさんへ
大変遅いレスで申し訳ありませんでした!!
この血まみれメイクはゾクゾクしていいですよね~><//
私はこういうの大好きなんですよー
こう・・心に秘めた闇がさぁ!!hshshshsshs
っていう感じで、大好きなので変態かな?って思っていただいても構わないッ
そう思ってましたが、美しいだなんて言ってもらえて超嬉しいです私!
深いんですよねーこういうのって!深いんですっ
妄想膨らむじゃないですか!!
ありがとうございました!!







EZさんへ
こんばんわ!コメントありがとうございます!
どうも私は切ない雰囲気に持っていきがちなんですが、私好みなんでしょうね。
サキはケイがとても大切だからケイをどんどん好きになってるけど、
ココでストップして、ハッキリさせようと決めたようです。
この決断が彼女にとってどれだけ辛いことか。
暇さえあればデートしてお泊りして、好きな映画を鑑賞して・・・
不倫恋愛の時にはしてこなかった「普通」の事を、一番安心できるケイとしてるから
安らげたし、惹かれていったんですけどね。
よく考えたらジャパニーズなハンナさんに私も「え?」ってなりましたw
アジアンなシムだね、ハンナ。
色気ー!?大人の色気が出てるかしら・・・顔は結構童顔なんですけど、
色気が出ていたら私も嬉しいです!面倒見がいいし、それなりに経験してきてるし
一番年上なので、皆こぞって相談しちゃうんですよね。
コウジのTシャツ、いいよねー!シャレが効いてて素敵な一枚。これはコウジにぴったりだと思ってました!
コウジのTシャツには、こだわっていきたい私ですw
タイチも色々とひどい事してきましたが、若気の至りといいますか・・・
家族に対しての愛はあるんですけど、お父様とうまくいってなかった事もあって・・・。
反省してるんです。コウジにも兄貴にも。でも当然セイジは怒ってなんかないですけどね。
コメントどうもありがとうございました!
コメントは拍手からでも、コメント欄からでも、いいですよー!



拍手いつもありがとうございます!


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sims物語9 「臆病者」

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ガチャ
1 (1)



最近、ようやくお仕事が決まった。
遊んでばかりいられないし、今度こそちゃんと続けないといけない。

アルバイトで週3日だけど、
少しずつ慣れていけば、楽しくなるし、もっとお仕事できるようになるかもしれない。

やりたい事なんて、今は考え付かないけど、そのうち
見つけられるよね。



1 (2)
みんなは夢があって、正直羨ましかった。
キラキラ輝いて見えた。

どうして私はいつも地味なんだろうね?
これからの生き方とか、もう少し本気で考えないといけなくなってきたと感じるよ。



「おかえり」
1 (3)
部屋に入ろうとした時、後ろから声をかけられて少し驚いた。
「ハンナさん、何してるの?」
「サキを待ってた」

何か言われる・・・。
きっとケイちゃんとの事・・。

ハンナさんはマナちゃんを応援してるし、マナちゃんと一番の仲良し。
私は説得でもされるのだろうか?


1 (4)
「今度の金曜の夜に、マナの送別会を開こうと思ってるんだけどね、人数が集まらなくて」
「送別会・・そうか。マナちゃん。ついにココを出るんだっけ」

「そ。タオは無理でしょう?コウジはまだ連絡してないけど、お父さんの事もあるし、もしかしたら来られないかもしれないじゃない?あとは、アツコちゃんもお仕事忙しいみたいだし」
「・・・」

「カズには連絡してみたんだけど、カズも仕事が大詰めみたい。まぁ顔くらいは出しに行くって言ってくれたけど。それでね・・・」
「・・・」
うん。
聞きたい事は分かった。
ケイちゃんを呼んだら、気まずくなるという問題だ。
「ケイを呼んだら、サキもケイもマナも・・その、居心地悪そうじゃない?」
「・・・そう、かな?」

1 (9)
「・・・ほら、私も事情知ってるから、気になってね?」
「この間、ケイちゃんと私でバーにいたんだけど、その時、マナちゃんと偶然会ったの」

「え?どうだった?」
「その・・・マナちゃんには彼氏がいて」

1 (5)
「マナに彼氏!?」
「その時、一緒に彼氏さんもいたんだけど・・え?ハンナさん知らなかったの?」

「初耳よ~。なぁにもう!私には一番に話せって言ったのにマナの奴!なんだ・・気にする事なかったの?もうっ!」

1 (8)
「・・・」
おかしい。

マナちゃんとハンナさんは、昔からずっと仲が良くて、
何でも話し合ってる・・まるで姉妹みたいな2人なのに。

何でも相談し合ってるはずなのに。

ハンナさんが、マナちゃんの彼氏を・・・知らない?


1 (7)
「まぁいいわ。じゃ呼んでも平気なの?」
「どうなんだろうね?」

「・・・サキ?」

1 (11)
「私、ケイちゃんの事好きです」

「・・・」
「どんどん好きになってる。そりゃ当然なの。初恋の人だったから」
「そうなの?へぇ~」

「家族みたいに接していて、どんなに離れていても連絡くれば、昨日会ってたみたいにすぐ打ち解けて、楽しくて、面白くて。付き合ってみて、今まで見た事のないケイちゃんを見れてすごく充実してた」
「そっか」



1 (12)
「そう、今までは何があっても信じられたの。ケイちゃんの事を一番に理解してるのは私しかいない」
「うん」

「でも、なぜか今は・・・ケイちゃんを信じられない。ケイちゃんが私に言ってくれる愛の言葉も全部嘘に聞こえてしまう」


「何度も何度もケイちゃんを困らせて、彼はそれでも見放さずに説得してくれて・・・でもやっぱり・・・無理」
「どうしてよ?ケイは嘘なんかつかないでしょう?」

1 (13)
「付いてるよ。自分の気持ちに嘘を付いてるんだよ」
「サキ・・」

「私、ケイちゃんと付き合い始めて、毎日がすごく楽しかった。私がしてきた恋愛って、世間に公表できないようなものばかりで・・・隠れてばかりだった」

「それが苦しかった。だから今ケイちゃんとの関係で、その苦しさを味わわずに済んでいた・・・はずなのに何故かその苦しさがあるの。それがどういう事だか分かる?」


1 (14)
「・・・マナね」
「そう。マナちゃんとの関係を知ってる。後ろめたさがずっと消えない。ケイちゃんはもう関係ないって言い張るけど、マナちゃんを気にかけてるはず。まだ好きなんだって、正直に言ってほしかった」

「ケイちゃんが幸せにならなきゃ私は嫌。それに・・・正直に言ってくれたら、私も楽になるのにって思ってしまってる。おかしいよね?好きなのに、好きだけど・・・だからこそ本当の気持ちを隠さないでほしくて・・」
「うん、分かるよサキ」

「なんか・・・支離滅裂だね、ふふ」
1 (18)
「サキはさ、おかしくなんかないよ。人は恋をすれば、どんなに傲慢で態度がでかい王様だって臆病になってしまうものよ」
「臆病?」
「私もね、今までの恋愛なんてまともにしてこなかったけど、本当に大切だって思う人には、自分でも信じられない程臆病になって、あーでもない、こーでもないって迷って結局怖くなって何も出来なかった」

「ハンナさんが?」

1 (17)
「そうよぉ?あのね、私だって一応女なんですからねっ!」
「ごめん、冗談よ」

「ケイとマナは、たしかに過去色々あった仲だけど、2人とも前に進もうとしてる。サキも過去ばかり気にしないで、ケイの誠実な気持ちを信じてあげて?」
「・・・」


2人は前に進もうとしてるの?
本当にそうなの?

それが本当なのかを確かめるには、
ずっと気になってた事を知るべきだと思う。



「ねぇハンナさん」

1 (16)
「うん?」



1 (15)
「マナちゃんがケイちゃんを振った理由を教えて」
「! サキ・・・」

「知りたいの」
「それを知ったところで、もう半年も前の事よ?」

「人の気持ちって、そんなに軽いかな?あんなに長い間好きだったケイちゃんを振るのって、どうしたっておかしいと思うのは私だけかな?」
「サキ・・・」

1 (18)
「私は、2人に意地になってほしくない。気持ちをごまかしてすれ違ったままになってほしくない」
「あんたもそうやって意地になってるんじゃなくて?」

「・・・そうだとしても。たとえそうだとしたって、それが私達にとっていい選択だと思うから」

1 (22)
そうだよね?
大丈夫だよ。
小さい頃からずっと一緒だったんだから。
この程度でハチャメチャになんてならない。

幼馴染の幸せを願わないなんて、おかしいじゃない。
今ならまだ、引き返せるもの。


「・・・わかった。話すわ」


ハンナさんは、ゆっくり、丁寧に話してくれた。
マナちゃんが、頑張ってアピールして、告白して破れて

無理に忘れようと、昔の同級生と付き合った事。
私が、新しい恋をすればいいと、言ってしまったから。

その時マナちゃんの長い片想いを知った。


彼からプロポーズをされて・・・
その後にケイちゃんからの告白があって・・・









1 (24)

それから・・・


それから・・・



マナちゃんの辛い気持ち、
ケイちゃんの無念な気持ち。





1 (25)


全部・・・やっと理解できた。
その間に2人は離れ離れになって
忘れようと努力してきた。






そして、今もそうなの?ケイちゃん。


























翌朝
2 (2)
ピッピッピ・・

trrrr・・・
trrrr・・・


『もしもし?』
「ケイちゃん?私」

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「よう、どうした?」
『今度の金曜の夜に、ハンナさんが久しぶりに飲まないかって』

「・・んー・・・」
『・・・人数がちょっと集まりが悪くて。みんな仕事で忙しいみたいで、どうしてもケイちゃんに来て欲しいって言っててね』

「みんなって?」

2 (4)
「まず参加できるのはハンナさんと私でしょ?あとはカズ君・・・コウジ君はまだ分からないの。それで他のみんなは無理なんだって。でもせっかくハンナさんが企画してくれたし、参加しないと可哀相な事になるでしょ?」
『・・・そっか。4人じゃたしかに可哀相だな』

「でしょ?だからケイちゃんも参加して?」

Screenshot-2_20140408192142f07.jpg
「わかったよ、でも長居はできないぜ?」
『うん、ありがとう、じゃ待ってるからね。詳しい事が決まったらメールするから』

「おう。よろしくー」




2 (3)
「・・・」プツッ

ツー・・・
ツー・・・

2 (1)

ごめんね?ケイちゃん
















3 (6)
「金曜にか?」
『そうよ、来られる?』

「んー・・どうだろうな?」

3 (1)
「まぁ、お父さんの事もあるだろうし、無理はしなくていいわよ?ただ最近まともにアンタと会ってないし、顔くらい見せてくれたらと思ってね」
『まぁ、行けたら行く。あんま期待はするな』


3 (8)
『えぇ、よろしくね、なんなら家族全員来てもらっても構わないけど』
「冗談だろ?」

3 (2)
「・・・別に冗談じゃないけど?」
『フン、まー無理でも挨拶くらいはしに帰る』

「そう。あ!やべっ、仕事行かないと!じゃあね」プツッ






ピッ
4 (1)
送別会か・・・
久しぶりに酒、飲みてぇな。

「行ってくればいいじゃないか」

4 (2)
「パーティーの誘いなんだろう?」
「送別会だ」

「なら、尚更だ。友の門出じゃないか、ちゃんと挨拶をしてきなさい」

4 (3)
「でもよ・・」
「何を心配してるんだ?私は自分でどこへでも行けるし、何でもできる。お前が数日いなくたって平気だろ」

「親父・・」

4 (4)
「大丈夫よ、私が付いてるから。楽しんできて?」
「・・・わかった」



「その足で何でもできるってのは、言いすぎだな」
4 (7)
「・・・!?・・タイチ?」

4 (8)
「車椅子じゃバスに乗るのも難しい。こんなド田舎で暮らしていけるもんか」
「いつからそこにいたんだ」

「少し前さ」

4 (9)
「まともな車椅子も買えないなら、引越しも厳しそうだな」
そう言いながら、コウジ達に向かってシッシッとジェスチャーする。









4 (10)

4 (11)
「どうしてた?」
「別に」

「なぜココに来た?」
「別に」

「・・・」

4 (13)
「てっきり、心配して来てくれたんだと思ったが・・」
「ふん。弟に甘えるんじゃねぇ」

「甘えてなどいない。お前は優しい男だからな」
4 (12)
「気持ちが悪くて吐き気がするよ」


「随分と久しぶりなのに、あんまりじゃないか。じゃあ本当は何で来たんだよ?」
「・・・ただの気まぐれだよ」

4 (14)
「何であんな嘘を言ったんだ?」
「あ?」

「あの火事の時・・」
「またその話をするのか?」

「いや、別に責めてるわけじゃない」

4 (15)
「俺は、親父が大嫌いだった。親父にいつも頭来てた。異端児を見るような目で俺を見る。親父の思い通りの男になれなかったからな。どんなに頑張っても兄貴には敵わなかった。俺は柳場の寄生虫か何かなんだと思った」

「親父は普通の父親とは違ってたからな、お前も荒れてた」
「親父の大事なもんブッ潰しちまえばいいって思ってた。傲慢で計算高くて、ずる賢くて、俺達を息子とは思わず、そこらへんのゴミ連中と同じ駒みたいな扱いして・・・、何もかも消えてしまえばいいって思ってたが・・・」

「なんでだろうな。土壇場で親父のホテルを俺が潰しちまったらって考えると、どうしても逃げたくなった」
「子供のせいにして逃げたのか」

「その時は、それが正解だと思った。それが親父のやり方だと思った・・・親父にとっては、相手が誰であろうと、ホテルの守るためなら、咎めない、だろ?」

「・・・」


4 (16)
「今は・・・申し訳ないと思ってるが、もう遅いだろ」
「なに?」

「今更悪いと思っても、相手はそれ以上の反撃して豚箱入っちまったしな」
「・・・」
「反省は、してんだぜ?」

「あぁ。わかってる」
「兄貴もこれからずーっと貧乏暮らし、おまけに足は使い物にならねぇし、俺はいつも以上に引きこもって生きるハメになったんだ。十分罰くらってるよ」

4 (17)
「色々長い事、闇の中にいた。そろそろお前も出てきていいんじゃないか?」

4 (18)
「親父が生きてた頃からずっと闇の中にいたまんまだ。今更出てこれねぇよ」

4 (19)
「でももう慣れた。俺は汚ねぇ人間だからな、このままの方が世の中の為だと思うぜ?」
「何を馬鹿な事を・・」

「まぁ、元気そうで何よりだ。俺はもうこんなド田舎からおさらばする」
「もう行くのか?お茶でも・・」

「ふざけんなって。田舎ってのは虫やら馬の汚ねぇ匂いでたまんねぇぜ。もうさっさと離れるよ」
「そうか」


4 (20)
「じゃあな兄貴」
「おい、タイチ・・」


4 (21)
「いつでもまた来い、家族なんだから」

4 (22)
「うるせぇ死に底ない」








あんな言い方しかできない不器用な所は、やはり兄弟だな。





















































あとがきがこの下にあります。(追記記事が不具合で使えませんでした)











今回の車椅子のシーン。
足が下に付いてる、というのは「付いてない」事にして下さい・・・w
後でよく見たらバッチリ足付いてて驚いた私です←アホです^^;
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