sims物語83 「年明けに仕掛けられた罠」

年が明け、笑顔で包まれるブリッジポート

花火の振動が胸に何度も伝わる。
自分の心臓の振動なのか分からなくなる

それほど緊張していた。
これを言えば・・・彼は私の事など、
一瞬で冷める。
むしろ・・・嫌われるだろう。

私がこんな人間だったなんて。
なんて人なんだ、と幻滅されるに違いない。


怖かった。
こんなにも優しく、包み込まれるように愛されて
大切にしてくれたのに・・・
それなのに、私は彼を騙していた。
「本当は、別に好きな人がいて、
忘れるためだけに付き合った。」

こんな事を言わなくてはいけないのか。
なぜ、一緒にいれば忘れられると思ったのだろう。
なぜ、彼を選んだのだろう。









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「・・・ナちゃん」



「マナちゃん!」
4 (13)
ハッと現実に引き戻される。
・・・現実逃避していても仕方ない。
彼をまっすぐ見て、言わなくてはいけない。
「どうしたの?」
「矢田君・・・」

「年明けだね、おめでとう」
「うん・・・おめでとう」

心なしか矢田も緊張しているように見えた。
「・・・どうしたの?顔が強張ってるよ?」
「マナちゃん、僕はね。君に出会ったあの日に感謝してるんだ。君が初めて僕に話しかけてくれた日。
 すごく自然に話しかけてきたね、笑顔で。とてもキラキラしていて・・・一瞬で心を奪われたんだ」

「矢田・・・君?」
4 (14)
「あれから何年も経って、結局告白出来ずにいた事、ずっと後悔してた。何度忘れようとしたかな。他の誰かと付き合っても、どこかで君の存在が心にいたままなんだ。」
「・・・」

「だから、今こうして、君と一緒に笑って、歩いて、そばにいられる事がすごく・・・幸せなんだよ。こんな風に言ったら重たいかもしれないけど・・・」
「ううん」
その気持ちは・・・すごく分かる。
痛いほど・・・分かるよ・・・!



4 (15)
「ちょっと、待って」
「・・・?」

すると、矢田は突然、マナカの前で肩膝を立て、そっと見上げる。
左ポケットから小さな箱を持ってきて、それを目の前で開けて見せた。
小さくて、でも一際輝くダイヤの指輪だった。
4 (16)
「早いかもしれないけど、僕にとっては何年も募らせた恋、そして大きく膨れた愛なんだ。・・・受け取って欲しい。結婚してくれないか」
「・・・!」
驚いて、思わず両手を口に押さえ、言葉が出てこなくなった。
「僕たちが付き合ってまだ1ヶ月経ってももいないのは分かってる。だから、今すぐ結婚して欲しいんじゃない。結婚を前提にこれからも付き合って欲しいんだ。僕には、君しかいないと思ってる」

それは、本当に驚くサプライズだった。
この短い間でも、彼にとってはとても長い想いだった。

4 (17)
なんて答えればいい?
どうしたらいい?

彼の気持ちは、まるで私と同じで
とても苦しい。

言葉が出てこなかった。

言葉の代わりに涙がこぼれる
4 (20)
将来を共に歩んでいきたいと、
確信できるほど彼の愛は大きかった。


(なんて事をしてしまったの・・・)
マナはつくづく自分の過去の行動に腹立たせた。

4 (19)
「マナちゃん、深く考えないでほしい。今すぐじゃないんだ、ごめん、驚かせてしまって・・・。マナちゃんを困らせたかな・・・」
「・・・ううん」

「な、泣いてるの?」
「ゴメン・・・なんか・・・止まらなくなっちゃって・・・」

4 (21)
「・・・私、矢田君の気持ち・・・すごく分かるんだ」
「そうなの?」

「・・・」
言わなきゃ・・・
言わなきゃ・・・!

4 (18)
「愛してる。ここまで誰かを愛せるなんて、自分でも驚いてるくらいさ」
「・・・」

「お願い、泣かないで、君の笑顔が好きなんだ」
4 (22)
「・・・ッ!・・・ありがとう・・・」
「この指輪は、将来、結婚した時にって、買ったんだ。少し気が早かったかな?ははっ」
といつもの優しい笑顔。


4 (24)
「ほら!もう泣かないで!どこか暖かい所に入ろうか」
「うん・・・」

4 (23)
・・・いえなかった・・・

言う勇気がなかった。

なんていくじなしだろう

彼にここまでさせておいて


なんてひどい女だろう

自分が許せなくて

泣いたんだ・・・

















「あっはっはっは!」
5 (1)
「そういえば、そうだったな」
「そうよ!ひどかったんだから!」
別荘では、ワインを2本開け
いい具合に酔った2人が出会った時の事を思い出していた。

「私だって必死だったのよ」
「俺はマスコミが嫌いでな・・・悪いが本当にウザかったんだ、はっはは」
5 (2)
「・・・何だか、あっという間に数ヶ月過ぎていったわねぇ~あの時は春だったわね」
「あぁ、春だった。俺は花粉症でイラついてた」

「花粉症なの?」
「あぁ、鼻づまりがひどくてな。鼻炎薬飲んだら、口が渇きまくってイライラしてた」

「だから機嫌が悪かったのね」
「いいや、その上、記者の女がしつこかったから機嫌が悪かったんだ」
「悪かったわね!」
5 (3)
「・・・まさか、この別荘で酒飲むようになるとは思ってなかったわ」
「俺もだ」

「・・・さっきの話」
「ん?」

「バー経営・・・。あなたに合ってるわよ」
「バーのマスターにか?」

5 (4)
暖炉の薪がバチバチと音を立てる。
ほんのり明るく照らす炎

部屋はとても暖かく
心地よくなってくる。

「うん・・・それもいいなぁって、実はさっき言われて思った」
「でしょう?隣にいる奥さんが『今日もヒマねぇ』なんて言いながらため息ついて・・・」
「・・・」
サトシは静かに聞いて思い浮かべる。

「それを聞いたマスターが『客ならいるだろう、こんなにも』って、くたびれた爺さん達を見て真面目に言うの」
5 (5)
「『それはそうだけど・・・』とか言いながら、またため息ついて・・・」
ハンナはその情景を思い浮かべながら、話していると
サトシは酔いが回って顔が赤く火照ってきた。

「ハンナ・・・」
「うん?」
そして、突然ハンナの話を切って呼んで来たので
フとサトシを見ると、真面目な顔になっていた。

「お前に言いたい事がある」
「なによ?」

「俺なぁ・・・」
5 (6)
5 (43)
チラッと時計を見ると12:35だった。
「え!?もう年明けてるじゃない!」
「うん?あぁ、本当だ、おめでとう」

「おめでとう、はぁ~また年取るのね・・・」


5 (7)
「・・・女はそういう事考えるんだな、年明けに」
と、一言。

5 (8)
「若いあなたには分からないでしょうね」
と、改めて思い知らされる年の差。

5 (9)
「そろそろ酒を抜きますか。お冷用意してくるわ」
ハンナは席を立ち、キッチンへ向かおうとした。

5 (10)
パシッ
「ちょっと待て」
「!」
と、サトシが急に腕を掴んでハンナを止める。

5 (11)
「俺、しばらく外国へ行こうと思うんだ」
「え!?しばらくって・・・?」

「さぁ・・・1~2年くらいか、もっとか」
あまりに突然だった。
サトシが外国へ行く・・・?
何年も・・・?

5 (12)
「・・・いつ、決めたの?」
「クリスマス後だ。この騒ぎで親父に迷惑をかけてるし、しばらく静かにのんびりと自分と向き合いたいと思った」

「・・・そう」
5 (13)
「俺はお前と出会ってから、自分の生き方を見つめ直せた。俺が自由な道を歩く勇気をくれたのは、お前だ」
「そんな事ない!サトシが自分で決めた事。立派だったわ」

「それでも、背中を押してくれただろ?」
「・・・あなたが、それを望んだなら、私はいくらでも押すわよ」

5 (14)
「なら、今また押してくれないか?」
「え・・・?」

「ここを離れて自分を見直したいが、離れる勇気が出ない」
「それは、どうして?」
5 (15)
「・・・お前がいるから」
「サトシ・・・それって・・・」

「お前さえ良ければ、背中を押してくれるか?それとも・・・」
「それとも?」
サトシは立って、まっすぐハンナの目を見つめる。
5 (16)
「一緒に来てくれるか?」
「サトシ・・・」

サトシからの告白は
ハンナにとって、驚きの連続だった。

これは愛の告白でもあるだろう。
YESなら、一緒に行く。
NOなら、背中を押すだけ。

私の答えは・・・?
正直、彼に惹かれているのはわかっていた。
彼と離れて暮らしていくなど
考えられなかった。

5 (18)
「・・・行く」
「・・・いいのか?今までのキャリアも全部捨てて行くことになっちまうぞ?」

「仕事なんて、どうでもいい。そりゃ今の仕事は私の夢だった。父親の仕事でもあったから・・。大切だけど・・・」
「うん」

「それよりあなたと一緒にいたいと思った」
心からそう思った。
今は正直に何でも話せる。
彼がそうしてくれたから・・・
5 (17)
「いいんだな?」

「えぇ。いいわ」
5 (19)
そして、静かに時が止まった。
2人が目を見つめあう時間

今までに何度か経験した
瞳の奥に見える、互いへの気持ち。

吸い込まれそうな、その深い瞳の色を
見詰め合っていた。







5 (21)
気がついたら、唇が重なっていた。
「!?」
5 (22)
「サトシ・・・!?」
「何だ?」

「何だ?じゃないわよ!」
5 (22)2
「今は誰も見てない」

5 (22)3
「・・・・・・。それもそうね」
と、サトシの腕を引っ張り
今度は強引にハンナからキスをする。


5 (23)
5 (24)
5 (25)
やっと繋がったお互いの気持ち
やっと通じ合えた、本当の気持ち

瞳の奥で見え隠れしていた想いがぶつかり合い
激しく、キスをした

何度も、何度も重なり合った。


いつまでも続けばいいのに
この誰もいない
誰も知らない
誰も見ていない空間で

2人だけの時間が・・・
5 (26)
そう思いながら
2人はいつまでも求め合っていた・・・。























「ハンナー!」
5 (28)
ガチャ
「ハンナー!いるんだろぉ?」
ピンク色のコートを着た初老の女性が玄関のドアを遠慮なしに入ってくる。

「あいつ、人んち借りておいて留守なのかい!?」
5 (29)
「・・・誰だ?」
「なんで来たの!?叔母だわ!サトシ、隠れて!」



5 (30)
「・・・え?」
「お願い、寝室で息潜めてて!やっかいな人なのよ!」
ハンナの慌てっぷりは本気だった。


5 (31)
「ハンナー!・・・まったくどこ行ったんだい」

5 (32)
サトシはハンナの言われるがまま、寝室へこっそり向かい、
ハンナはキッチンの方へ向かった叔母へあいさつしに行く。
「叔母さん、ここよ」
5 (33)
「何?突然・・・ビックリするじゃない!」
「ビックリも何も、ここは私のだよ」

「それはそうだけど、今日は借りてるの知ってるでしょ?」

5 (35)
「・・・男かい?」
「違う!」

「本当かぁ?」
「もう帰ったわよ、それより、叔母さんこそ、何しに来たの?」
5 (34)
「何しにって、あのクソジジィが・・・」
「また叔父さんと喧嘩したの?」

「全部あのジジィが悪いんだよ!」
乱暴な言葉遣いで、イライラした表情を向ける。

5 (36)
「それで?家出てきたって事?」
「酒の一杯でも入れないと怒りが納まんないんだよ!その為にこの別荘残してあるんだ!」

「もう~叔母さん、あんまり喧嘩ばかりしてないで、仲良くやって」
「向こうが悪いんだから仕方ないだろ」
5 (39)
「まぁとにかく酒だよ!酒!」

「あっ!ちょっと!」
叔母はドスドスと先ほどまで2人で飲んでいた部屋へ
歩いていく。
内心ハンナはヒヤヒヤだった。
彼女にサトシの事がバレたら色々とやっかいな事になりかねない。

5 (40)
「ふん、誰もいないようだね」
「だからもう帰ったって言ってるでしょ」

「ちゃっかり私のワインまで手をつけちゃって」
「あ・・・!ごめん」
5 (41)
「本当に男じゃないのかい?」
「本当に男じゃないわよ」

「外に車が2台あったように見えたがね・・・」
「!?あ、あれは、友達のだけど、お酒でベロベロになっちゃったから置いてっただけよ」

「ふぅ~ん・・」
5 (44)
「グガァ~~~・・・」
5 (42)
5 (46)
「まぁいいけどねぇ、あんた仕事は順調なのかい?」
「順調ですよ、おかげさまで」

「そうかい、途中で投げ出すんじゃないよ?兄さんがあんなに生きがいにしてた仕事を娘がやってんだから感動もんだねぇ」
「・・・」
答えにくい話題だ。

「たまには墓参りしな」
「分かってる」

5 (45)
「いつまでいる気?」
「せかすんじゃないよ、まったく。これ飲んだら帰るからシャワー浴びてきな。くさいよあんた!」

「く・・・臭い!?」
「酒と、汗、香水!」
ハンナは自分の着ている服の袖をクンクンと嗅いで、
そんなひどい匂いを出しているのか?と確認する。


5 (47)
「・・・そんなに睨んだって、この一杯飲まなきゃ帰らないよ」
「・・・もう!」
叔母は強情っぱりで、気が強い。
言い出したら曲げない。
それで叔父も気が強いもんだから
毎日喧嘩しては酒のみにココへ来ているようだ。

5 (48)
「分かった。それ飲んだら帰ってよ。シャワー浴びてくるから」
「さっさとお行きよ」

ふぅっとため息をついて
仕方なくハンナはバスルームへ入っていく。

5 (50)
ゴクリ・・

その様子を見届けた後、叔母は寝室へ静かに向かう。

5 (51)
「・・・やっぱりね」
叔母は勘も鋭かった。
寝室で寝る男の寝顔を前からじっと見つめた後
「これ、あんた起きな!」
と、男を揺すって無理やり起こす。

5 (52)
重たいまぶたを必死で持ち上げて見えたのは
ピンクのコートを着た、ハンナ・・・のようでハンナではない女性だった。

「あんた、シャキッとしな!」
「・・・?」
5 (53)
「あぁ、あの、ここの持ち主ですか」
「そうだよ、あんた、見た顔だね?」

「すみません、ベッド借りてます」
「・・・みたいだね。あんた、あの市宮かい?」
叔母は当然サトシの顔を知っていた。
一連のニュースも全てテレビで見て知っている。
「はい」

5 (54)
「あんたもたいした男だと思うよ、その年でよく頑張った方だ。でも絶縁なんて親不孝な事がよく出来るもんだ」
「・・・すみません」

「謝られたってあたしゃ知らんけどねぇ、ハンナにまで悪影響及ぼさないでくれたら、それでいいよ」
「そんな事は・・・しません」
5 (56)
「あの子は兄さんの、つまりはあの子の父親の生き方に憧れて今の仕事をしているんだよ。親父と同じ記者にね」
「そうですか」

「あの子があんたに夢中になったら、何始めるか分からないねぇ」
「・・・」


5 (57)
「今、あんたは世間からバッシングを受けてる。あれだけ期待されて、恵まれた環境で育ててくれた父親を捨てるなんて」
「俺もよく考えた結果です。俺も辛い決断で・・」
「何か辛いんだい、両親が泣いてるよ」

「あなたは俺の両親を知らないからそう言うんでしょうが・・」
「そうだね、あんたの人生だからあんたがやりたいようにやればいい、でもあの子を巻き込むのはやめてくれ」

「・・・」

5 (59)
「あんたと一緒にいると、あの子まで考えを変えて今まで培ったキャリアをパーにしちまいそうだよ」
「・・・」
何も反論できない。
この人にはきっとお見通しなのかもしれない。
その人を見極める目、するどい観察力は年の功ってやつか?

5 (60)
「あんたは、他人を動かす力が備わってるよ、だから怖いんだ。分かるだろ?」
「・・・」

「他人を動かす力は仕事、つまりはリーダーには向いてるが、私生活にも出てしまうもんさ」














しばらくして、ハンナはシャワーから出てくる。
出て行こうする叔母の後ろ姿を見つけて声を掛けた。
「もう帰るの?」
「あぁ、そろそろクソジジィが泣いてる頃かねぇ」

「そ。気をつけて」
5 (66)
そして叔母は帰っていった。
まったく、やっかいな人だ。
家族思いなのは分かるが、色々とお節介と焼く人で
一番怖い人物かもしれない。

ふぅ~っと一息吐いてサトシが隠れる寝室へと向かった。
5 (67)
「サトシ?叔母さん帰ったわ。ごめんね」
ガチャ

5 (68)
「・・・サトシ?」



「・・・」
5 (69)
「あぁ、悪い、考え事してた」
「そう。・・・何を考えてたの?」

「さっきお前に言った事」
「外国へ行くってこと?」
5 (70)
「大丈夫よ、自分のやりたい事、きっと見つかる」
「・・・」

「私も楽しみなのよ?何かもっと自分に合った事が見つかるかもしれない。世界が広がるし」
5 (71)
「さっきは結構酔ってて、変な事言っちまったなって」
「え?」

「本当は1人で行こうと思ってたのに、酔っ払って思ってもない事言っちまった」
「・・・」
5 (72)
「俺1人で行く。お前は・・・来ないで欲しい」
「・・・どうして・・・?」

「1人でじっくり考えたいんだ。これからの事」

5 (73)
「何・・・?なんでそんな急に?」
「あぁ、俺も何であんな事言ったんだろうな?」

「・・・」
なぜ、そんな事を言うの?
やっと気持ちが通じ合えたと思ったのに。
なぜ、そんな冷たいの?

5 (74)
「お前と出会って、勇気貰ったってのは本当だ。でも今回のは背中を押すだけでいい」
「押すだけ?連れてってくれないの?離ればなれでも平気なの?」

「・・・どうだろうな・・・」
5 (75)
「だったら!私も行きたい!あなたがどんな人と出会って、どんな夢を抱いて、自分の道を切り開いていくのか・・・それを一番近くで見守りたいわ」

「よしてくれ」
「・・・え?」
5 (76)
「俺は、子供じゃない。見守りたいだとか、やめてくれ」
「そういう意味じゃ・・・」

5 (80)
サトシはハンナの目の前まで来て改めて言う
「俺は1人で行く。今までありがとう」

なんで?
どうしてそんな事を言うの?
私、何した?
「叔母に見つかったの?何か言われたの?」
「いや、・・・見つかってない。さっきも言ったが酔った勢い、だ」

ハンナの叔母が言いたいことは分かった。
ハンナにまで、俺と同じような事をさせたらだめだ。

今までやってきたキャリアや人望、全てを投げ捨てて
俺と一緒にいるなんて、やってはいけないことだ。

それに、これは俺の人生を見つめなおす為に決めた事。
ハンナを連れて行くなんて勝手すぎた。

5 (81)
「・・・」
「悪い。」

「いつ・・・出発するの?」
「まだ決めてない」

そう、とだけ答えた。
これ以上は引き止められない。
彼の決めた事だ。

彼が望むなら・・・
それに従おう。

「・・・もう帰るよ」
気まずさに絶えかねてサトシは言う。
このままだと、気持ちが揺らいでしまう。
その深く落ち込む彼女を抱きしめてしまうそうだ。

「そう。見送る?」
「あぁ、いい。おやすみ」


5 (83)
サトシは、そのまま家を出て行く。
これでよかったんだ。


自分のやりたい事を見つけて実現できるまで・・・
戻ってくるつもりはない。


それまで、さよならだ。

5 (84)
「・・・」

5 (82)
「・・・」






年明けは誰もが笑顔で迎える幸せな瞬間だ


それでもごく稀に


辛く、悲しく、落ち込む瞬間の人もいる。


Screenshot_20130324010344.jpg
自分がしでかした事の代償は大きく・・・

Screenshot-6_20130324010348.jpg
手を伸ばそうとしても届かない気持ち・・・

Screenshot-7_20130324010349.jpg
抱いていた愛は簡単に宙に舞い・・・

Screenshot-3_20130324010345.jpg
純情な気持ちは空回りする・・・


Screenshot-5_20130324010347.jpg
「・・・」

8 (1)
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| sims物語本編 | コメント(8)

コメント

こんばんはー!!!
今回はいつもより長めで読み応えがありました~(*´∀`*)
制作は大変でしょうけど読み手としては嬉しいです^^

矢田君っ!!!
プロポーズ?!!!そこまでマナちゃんの事を愛していたとは!
温かく優しい人だね~(*´ω`*)
これでマナちゃんが矢田君を好きだったら、もしくはそれほど想いを寄せる人が居なかったなら・・・
矢田君の愛に心が動いちゃうよね!
でもマナちゃんはケイ君が好きだから・・・
でも言えないよね><うわ~!辛過ぎる状況www
自分でもあの状況じゃ言えないわ~(´∀`;)
でも言わなきゃね。矢田君のためにも言わなきゃね。
自分の気持ちを誤魔化し続けていくのはもっと辛くなるもんw

そしてハンナ&サトシ!
対照的にこっちは上手くいい感じにいくのかと思ってたよ~w
途中まではいい感じだったのぃwww
背中を押してさよならするか付いて行くか。
そうだよね!付いて行くよね~(≧▽≦)でチュー!
イイネ!イイネ!・・・って思ってたのにぃ~
オ・バ・サ・ン!!!邪魔しちゃイヤっ!(笑)
いや~、叔母さんがハンナちゃんの事を思って言ってくれてるのはよく分かるんだけどね~w
でもハンナちゃんだって一時的な感情や自分のやりたい事を諦めて一緒に行くって言った訳じゃないと思うんだよねーw
彼女は彼女なりに何が大事か考えての決断だと思うんだ。
サトシの気持ちも分からないではないけど・・・
とはいいつつ、この二人ならいつになったとしても
いい結果が出ると信じてる!^^

それぞれが色んな想いを抱える新年の幕開けでしたね!
今後の展開も楽しみにしています~^^

2013年|03月|24日|21:03 |from mirumom| URL

miruさん
こんばんわ~^^
今回は珍しく長めでヒーヒー言いながら作成してましたが、
これ位の長さは迷惑ではないのかな?じゃこれから眺めにしよっかな。
話数ばかり増えちゃって困るしw

矢田君・・・本当にゴメン!って感じですよねw
何この辛い状況!マナカもまさか矢田から
こんなにも!!ここまで!!想われてたなんて思ってもなかったのでしょうね~^^;
軽い気持ちで付き合ったのに、結婚前提てww
言えないよおお!この状況で別れなんて
言えるワケないですよね!かわいそっ!←
本当・・・ケイがいなきゃ矢田君幸せだったのに←

ケイもケイでタイムリミットが近づいてるからヒヤヒヤもんです><
早く言わないとっ!間に合わなくなるよ~


はいwwwサトハンも途中までは結構いい感じでチューまでいっていたけど、
まさかの叔母さん乱入というw
この叔母さんがやっかいな人で。
すっごく家族思いなんですよ。決して悪い人ではないの!!
家族「を」大事に思ってるので、
家族と縁切りしたサトシは超嫌われてますwww
ハンナも、サトシを守りたいし、そばに付いていたい気持ちが強かった。
でも叔母さんからしたら、う~ん心配なんでしょうねぇ~

この2人はこれからどうなるやら・・・
この叔母さんの裏工作(笑)に気づくかな?
なかなかくっつきそうでくっつかせない私wwwひどいね~!w

コメントありがとうございました~^^

2013年|03月|25日|19:47 |from ahiruchanet| URL

うわああああぁぁあああなんなんだこの展開はぁあああああ!!!!
ちょっとウルウルしてしまいましたよ(´;ω;`)ブワッ ←(すでに泣いてるw)
矢田君、きみってやつは・・・・
まさかこのタイミングでプロポーズしてくるなんて(´;ω;`)
マナカちゃんにとっては辛いなぁ・・・。
矢田くんがいい人すぎるだけに・・・これはふれない・・・フれないよ;;。

そしてハンナさん!一緒に来てくれなんて!!!きゃーw
そりゃ行くでしょう!ついていかなきゃ!!!
サトシ男前ですね~(*´Д`)女は一緒に来いって言ってほしいもんですもん!
ケイ君にも少しはサトシを見習ってほしいものですよw

って思ってたのに・・・思ってたのに・・・!

ちょっと叔母さん!!!w
叔母さんなに言ってくれちゃってんのー!!!ヽ(`Д´)ノ
こっちはうまくいくと思ってたのにまさかの展開に(;´Д`)
うわぁ、サトシ引かないで。自分の気持ちは押し通そうよー!!(´;ω;`)

新年の幕開けはそれぞれにとってハッピーじゃなく明けてしまいましたね(´・ω・`)
次の一年はいったいどんな展開がまってるんでしょうか。気になるー!><

そして最後のそれぞれの思いが伝わるSSと文章、最高にかっこよかったです!
ahiruchanetさんのセンスがあふれ出てました(*´Д`)b

次も楽しみにまってますね!!><*

2013年|03月|25日|22:09 |from りりん| URL

ahiruさん、こんにちは!
今回はそれぞれの想いが痛いほど伝わって読み応えありました!!
別れを切り出そうとしていたマナちゃんにまさかのプロポーズ!矢田君それだけマナちゃんのこと大事に想ってたんだね。。。切ない;;
そしてあの場で断れないマナちゃんの優しさもわかる!!でも・・でも・・・ケイくんとどうなっちゃうのーー><気になる・・・!

想いが通じ合ったサトシとハンナ!!
良かった~♪って思ってたら叔母さん・・・!!
余計なこと言うんじゃねーーーww
だけどサトシは大人すぎだよ><
ハンナのこと好きならそこは貫こう?!
うう~!こっちのカップルもモヤモヤする!
とにかく全部気になっちゃう!!

最後のそれぞれのSSと文章がピッタリで
まるでドラマのようでした!
続きも楽しみにしてますね^^

2013年|03月|26日|10:12 |from LoveFlower888| URL

りりんさん
こんばんわー
多分一番泣きたいのは矢田君(爆
彼は一途に、マナを想ってるんですよ~
それはマナがケイを想うのと同じくらいね。
だから余計に辛い
フれないよね><この状況でフれないよ!
すぐに結婚しようってわけではないのが良かったけど、
ケイはどんどん矢田にもっていかれて
色々とタイミング逃しすぎてますよね~~

ハンナたちは途中までいい感じ~^^
着いて来ないか?なんてセリフは本当に男らしい><。
2人が愛し合ってるのは分かってるのに、叔母さんwww
サトシもね~愛してるからこそ、引いたんだと思うの。
ハンナを想えばの決断。でもねぇ~
そこは無理やり連れて行くくらいしてほしかったねー!
ケイも見習えばいいのにってwww
たしかにいいいいwwww

最期の文章?センス!?ないないww
本当は音楽入れたかったんですよね~。
文章では私のセンスがなさすぎて伝わらないんじゃないかって思って^^;
かっこいいといってくれると少しホッとしました^^

2013年|03月|26日|19:16 |from ahiruchanet| URL

Loveさん
こんばんわー
マナは今かなり辛い状況ですよね~
2人に挟まれて板ばさみ~!でもそれは自分が招いた結果ですよね。自業自得。
でも辛いなぁ~彼は予想以上に想ってたんですね。
マナの事。大事にしてくれてた。
それに気づかなかったのはケイを考えてたからだと思う。
それはマナが悪いです。
ケイも早く行動しないと時間がないよ~~!

ハンナたちも、いい雰囲気だったのに
強烈な叔母さん登場で台無しにww
悪い人じゃないんですよ~?
ハンナを想うからこそ、キツイ事を言ったんです。
サトシもハンナを想って、考え直してしまった。
当の本人の意見は・・・?って感じですよね^^;
本当そうです。いつまでモヤモヤさせるんだっ!wすみませんw

最期の文章褒めてくれて嬉しい^^
こんな駄文ですが、どうか最期まで見守ってやってくだし^^;

2013年|03月|26日|19:21 |from ahiruchanet| URL

こんにちは(*`・ω・)!

うわああああ(頭抱え)まさかのプロポーズかよおおおお!!!
>今すぐ結婚して欲しいんじゃない。結婚を前提にこれからも付き合って欲しい
矢田君ー!////しかもプロポーズのセリフが素敵ー!
ちゃんと誠実だよね!
眼鏡だし、実は結構イケメンだし(今回のSSで触手動いてますw)

サットッハッンッ(超絶ニヤニヤwwww)
もうね、ずっと待ってた、待ってたよ!君達がくっつくのを!
っていうかキスの流れがーーーー////素敵素敵!ハンナさんからの強引キス!
ハンナさんってば、かっこいいいいい////

なのに叔母さん!叔母さん!!あなたみたいな人嫌いだよーーー(超ぷんすか!)
人の家の事情なんて本人じゃないと分からないのに、
自分の家は絶縁とかに無縁だからってそういうことを言ってはいけないと思うんだよ!
サトシがかわいそう(´;ω;) 想いあってるのに擦れ違うとか超切ない。

あああ、続きも楽しみにしてます。

2013年|03月|29日|17:00 |from りぐのえる| URL

りぐさん
こんばんわー
矢田くんは誠実で大人でいい人なんですが、
マナカはとんでもない事してくれましたw
自業自得なんだけど、悲しいね~;;
こんなに愛してくれてるのに、
マナカの心には1人の男性しかいないっていう・・・・
眼鏡だし・・・・眼鏡だし?www
そこ?

サトハンはついに通じ合いました(心が)でもあっという間に離れたね!
叔母さんによってw
叔母さんもハンナを思ってこそだったんだけど
2人を引き裂くなんて・・・!
そしてサトシもハンナを思って考え直してしまうっていうもう!!!!
超絶イラつくパターンですwww
どうぞイラついていいですよ^^
コメありがとうでした!

2013年|03月|29日|20:59 |from ahiruchanet| URL

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