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sims物語36 「僕はあなたを守りたい」

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何か・・・緊張する。
ただならぬ空気が部屋の前でも感じ取れる。
何故だろう

胸騒ぎ、というか
ソワソワする・・・。

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サキに借りていた話題の小説本。
これを返しにサキの部屋の前まできたけど
緊張してるから、小さく深呼吸した。

Screenshot-3_20120227212414.jpg
コンコン―――――――

ノックを2回して、返事を待った。
耳を澄ましてみると
かすかに声がする。

話声、というより

すすり泣くような・・・そんな声が聞こえた。

Screenshot-4_20120227212414.jpg
ガチャ!

「サキ・・・さん!?」
一瞬時が止まったようだった。

「・・・・・!・・・!!」
サキは小さく身体を丸めて、すすり泣く声が漏れないように
手で口を押さえていた。
Screenshot-5_20120227212412.jpg
「・・・!!・・・うっ・・・!」

突然、タケルからの別れを告げられ、
傷心しているサキ。
その様子を見て
事情こそ分からないが、
何かサキの身に起きて
傷ついているというのは、簡単に理解した。

Screenshot-6_20120227212411.jpg
「サキさん・・・あの・・・どうしたですか?」

「・・・・・・」

「僕でよければ・・・聞かせてください。何も解決はしないかもしれないけど・・・でも・・」

「・・・・・・」
サキはただ黙って聞いていた。
身体は震えている。

悲しみと怒りが、サキを震えさせていた。

Screenshot-7_20120227215052.jpg
「・・・ほっといて」
「でも・・」

「いいの。ほっといて」

冷たく返す言葉ひとつひとつに
グサッときながらも、タオは引かなかった。

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「どうして何も話してくれないですか!?頼って・・ほしいのに・・」

「・・・」

「僕じゃ・・ダメですか!?」
Screenshot-12_20120227215050.jpg
「・・・タオ・・・」
サキはあまりの優しいタオの言葉に驚いた。
素直に嬉しかった。

「サキさん。僕はサキさんの事・・・・・」


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どうしても、どの先は言えなかった。
サキがこんなに悲しんでいる理由は、なんとなく予想できた。
彼との間に何かあったのだろう。
言いたくても、言ってはいけない・・・そんな気がした。

Screenshot-17_20120227220106.jpg
「・・・タオ、ありがとう。でも、大丈夫」
「・・・・」

「彼と・・・別れたわ」
「え・・・!?」

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「突然ね、電話で告げられて。ふふっバカだよね、捨てられるって知ってたくせに本気になったりして」
「サキさん・・・」

「本当、大丈夫・・・だから、もう・・・ね?」
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「・・わかりました。借りてた本ここ置いておきます」
「えぇ、おやすみ」

「お、おやすみなさい」
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タオは何か引っかかるが、大丈夫、と言うサキに
これ以上深く突っ込めなかった。
後ろ髪を引かれる思いで、その場を立ち去る。

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(・・・)











翌日
朝7時過ぎ

休日の朝は、静かだ。
みんな夢の中にいるからだ。

そんな中、足音立てずに
こっそり家を出るサキがいた。
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いそいそと出ていくサキの後ろ姿を
じっと見つめる青年がいた

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Screenshot-34_20120227223426.jpg
(・・・・)

余計なことかもしれない。

でも、どうにかしてあげたい。
あなたの悲しみを少しでも和らげてあげたいんだ。

あなたは大丈夫って言ってたけど
僕は知ってるよ

強がりでしょ?
悲しみもあったけど
あなたの身体は怒りで震えてたでしょ?

きっと行く所は決まっている。





僕はあなたの、その悲しみが消えるなら・・・
あなたの笑顔が戻るなら・・・
何でもしよう。


僕はあなたの事を・・・守りたいんだ。

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| sims物語本編 | コメント(2)

コメント

No title

こんばんわ~♪

うわ…サキちゃん、まずいな…。
何をするつもりなの?
精神状態があまりよくないですよね。
別れ話の後だから無理もないけどさ…。タオ君が気づいてくれてよかった…!
早く追いかけて!

でも別れ話で子供の話を出すのはズルいですよね。
あと、幸せになってとか…。そんな話聞きたくないよ…。
これはあくまでも私の場合ですが、
別れる時に幸せになってとか言われても、全然嬉しくない。
かと言って何も言われないのもムカつくけど…
って、結局何を言われてもダメって事ですよねwwww

タケルにしてみても、重くなってきちゃったんでしょうね。
全身全霊で向かって来るサキちゃんに疲れちゃった?
でもそういう娘だって分かってて手を出したんだろうに…。
私は不倫はした事がないですが、考えさせられますね。

どうかタオ君が止めてくれますように…。
そう願っています。

2012年|03月|04日|21:55 |from まことん| URL

No title

まことんさん
不倫経験は私もないです。
割り切ってる人もいれば、本気の人もいます。
本気の人との別れに家族の話を持ってくるのは卑怯・・・
ですよね。
タケルさんは、やはりそういう人なのでしょうね。
不倫って、得るものないですよね。
そこに本当の愛とか真実の言葉なんてなくて、
嘘で成り立つ関係。
ふむ、生涯理解できませんな。あ、
でも・・・・
不倫と浮気は違いますよね。

2012年|03月|08日|00:44 |from ahiruchanet| URL

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