sims物語38 「ケイの重要任務」

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今朝の燃えるような怒りはやがて鎮火し
家に着くなりサキは
心にぽっかり穴が開いたようだった。

食欲もなく、ハンナからの夕飯の誘いも
断った。

何も考えたくない

考えれば切なさが胸を締め付けて苦しいから・・・。
流れる涙は、無限に。
なのでただ、ただ、無心になるばかりだった。



みんなで食事も終わり
それぞれが
就寝までの時間を楽しんでいた。

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「よぅ、タオ!チェスの相手してくれないか?」
ケイがタオを誘った。
タオもまた、
サキの事を心配して顔が暗くなっていたからだ。

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夕食を食べにリビングまで降りてこなかったサキを
心配していたのだった。
「あ、はい」
タオの返事も暗く、そっけない。

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「・・・」
「タオ!どうしたんだよ?お前暗いぞ?」
ケイはさすがに何かあったんじゃないか、と思い
元気づけてやろうとしていた。

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「・・・ケイさん」
「ん?」

「シツレンって、したことありますか?」
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「・・・」
ケイは驚いて一瞬固まった。

「まぁ・・・・・したよな?割と最近」
ケイは少し気まずそうに答えた。
その返事にハっと思いだしたように
「あ・・・・スイマセン・・・!」
と、謝罪する。

「もしかして?失恋したの?!」
「僕じゃないです・・・」
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「あの・・・サキさんが・・・」
「サキが?彼氏いたのかよ」

「えぇ、それで・・・家族、いるからと、別れてほしいと、言われて」
「家族いるから・・・?は??」
ケイはいまいちなタオの言葉で理解できなかった。
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「奥さんと、子供がいます。その人裏切れないって」
「つまり・・・不倫ってこと?」

「ふりん?はい、うわきでした」
「・・・あいつ・・・何やってんだ・・・」
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「こんな事・・・勝手に言うは、いけませんが・・・」

「・・・」
「僕は、サキさんにどうしたら元気になってくれるか分かりません・・・」

もどかしい気持ちが苛立たせる。
自分にはこれ以上踏み込めない壁がある。
そう感じて、手を伸ばしたいのに伸ばせないもどかしさ。
「そうか。元気づけたくて悩んでんだな。タオは優しいな、サキの事・・・スキなんか?」
確信をつく質問だった。
返答を待たずとも分かる質問でもあった。
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「え?えっと・・・(モジモジ)・・・誰にも言いませんか?」
「うん。・・ってか、答えなくていいや、スキなんだな」

「あ・・・・・ハイ。」
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「きっとすごく辛くて、泣いてます。でも僕はこれ以上何もできない」
「そんなことないだろ~」
「できないんです!だから・・・・・・お願い、あります!ケイさん。」
タオは思い切って幼馴染であるケイに、あるお願いをしようと考えた。
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タオは自分にできない事を変わりにケイに頼んでみようと思った。
でないと、泣いているサキを笑わせることなんてできないと思ったからだ。

自分の力じゃまだ無理だと思った。

本音を言えば、本当なら自分で笑顔にさせてやりたいが・・・
まだ自信がない・・・。









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「・・・・」
「お願いします」

「お前はそれでいいのか?本当にそれで・・」
「僕は、今すぐにでもサキさんを元気にしてあげたいです。」
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「よし、分かった!まぁ俺が笑顔取り戻せるか分かんないけど、失恋の痛みは分かるしな」
「本当ですか!?」

「やってやるよ、タオも友達、サキも幼馴染だしな!まかせとけって」
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「アリガトウゴザイマス!!」


タオは胸をなでおろした。
小学生の頃からの幼馴染であるケイなら、
きっと元気づけてあげられると確信していた。
それに、同じ失恋の痛みを負った2人でもある。
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タオは何度も何度もケイにお礼をした。









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グス・・




自室に戻ったケイはこれからのプランを色々と考える。
タオに託された重要任務が失敗しないようにと、入念に頭でプランを練る。
それが、結構楽しかったりするのだ。

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「タオがサキをねぇ・・・」

(そういえば前も同じ様な事があったっけなぁ・・・)


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ダンボールの中から一枚の絵のを取り出し壁に飾ってみた。
その絵を眺めて昔を懐かしむ。




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中学生の男女が中睦ましそうに写っている。


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