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sims物語39 「思い出のデート」

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数日の間、サキは部屋に閉じこもっていた。
毎晩、泣き続けた。

やがて、身体もストレスで疲労が溜まっていく。
涙も出てこなくなった。
それでも、頭に浮かぶのは彼の事ばかり・・・。

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愛しくて・・・憎い。

辛くて・・・苦しい。
こんな事になるのも分かってたのに
覚悟してたのに、やっぱり耐えられない程、胸が締め付けられる。

こんなに辛いなら
恋なんて・・・もうしたくない。




日曜日の早朝
毎日、部屋でこもっていたサキは、
2日前から、気晴らしに公園へ向かうようになった。


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いつまでも、ウジウジして、前に進めない自分に嫌気がさした。
別れてから1週間もたつというのに・・・。

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何もかもスッキリ忘れて、新しい何かを始めよう。
その為にも、部屋から出ないといけないんだ。

心ではそう思って、外に出たりしてるが、結局、考えてしまう。
あの人の事を。
もう彼は、この街にはいないだろう。
私を捨てて、あの奥さんと一緒に新しい生活を始めているに違いない。
奥さんも私の存在は知っていた・・・。
奥さんは守ったのね、家族を・・・。



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「ふぁぁぁぁ~・・・」
大きなあくびをしながら
パジャマ姿のケイは、どこかへ向かうサキの姿を見ていた。

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(あいつ、今日もどっか行くのか・・・。よし、行くか!)

ケイは急いで支度しに自室へ戻った。
何やら、計画を実行するようだった。










ツインブルック公園



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奥さんはどうやって守ったの?
彼を問い詰めて・・・脅したの?
それでタケルは・・・

私より、奥さんを・・・?
私の価値って、ここまで落ちたんだね。
なんだか急に私の存在が人より小さく感じる・・・。
彼が憎い。奥さんが憎い・・・


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(私、どうかしてる・・・。誰か助けてよ・・・)




「見ィーつけた!」
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すぐ目の前からの声にハッとした。

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影の方を見上げると男性が立っていた。

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「探したんだぞ!?」

「ケイちゃん・・・?どうしてここに?」

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「デートすっか♪」

「え?」
「気晴らしにパーッと楽しい事しようぜ!」
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「どうしたの?急に・・」

「デートしたくないのか?」
「別にしたくないもん」

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「あ!あー!言ったな?俺からの誘いを断るワケ!?」

「だからどうしてケイちゃんとデートしなきゃいけないのよ?」

「・・・それは・・・」
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「それは?」

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「それは・・・俺、来年からチーム異動になるからさ」

「異動!?あそこ出て行くの!?」
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「そ!俺自身の夢をもう一度追いかけてみようと思ってさ!」

「そっか・・・寂しくなるねぇ」
「だろ?だから思い出作ろうと思って!楽しい事たくさんしときたいじゃん!」
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「でも・・だからって何で私が・・・」

「そんなに嫌?」
「そういう気分じゃ・・」
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「そういう気分をふっ飛ばしに行くんだよ!」

「で・・・でも・・・」
ケイはスっと立ちあがった。
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「拒否権はない!!」

「!」
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「・・・」
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「もう!分かったわよ・・・」

「よし!さっそく行くぞ!」
ケイはサッサと公園を出ようとする。

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その後ろ姿を見つめながら
何か懐かしさを感じていた。

11年前・・・
あの日も、ケイちゃんは・・・










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「・・・グス・・・う・・・」



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「見ィーっけ♪」
「!!」
突然現れたケイに驚いて、急いで目を拭った。

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「やっと見つけた・・・探したんだぞー?」

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「ケイちゃん・・・」


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「なぁなぁ!デートしようぜ!」
「な、なんで・・?」

「何でって・・・来年俺たち受験だぜ?遊べなくなる前にさ、パーッと楽しいことしたいんだって!」
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「パーッと?」
「そ!今から夜まで遊びまくろうぜ!」

「これから?だって学校・・・」

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「はぁ?学校なんて一日くらいサボってもバレないって!」

「でも・・・」

「でも?」
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「お母さんにバレたら・・・」

「バレてもお前の母ちゃんに俺が話つけるから安心しろって!」

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「俺を信じろよ~」

「・・・うん・・・で、でも・・」
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スクっと立ちあがり
「お前に拒否権はない!」

「・・・」

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「早く行くぞ!」


あの日は、結局
思い出作りってのは口実で、
私が失恋した悲しみをふっ飛ばそうとして
やったことだったんだよね・・・。









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クス・・・
「全然変わってないね」

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| sims物語本編 | コメント(2)

コメント

No title

こんにちわ~♪

サキちゃんにやっと少し、笑顔が戻りましたね♪
よかった~と思う反面、微妙に不安な事が…。
ズバリ、それはサキちゃんとケイ君の関係です。
もちろん、たんなる幼馴染だとは思うんですが…

でも…なんて言うか、今になって改めてお互いが昔を懐かしみ、
そしてお互いの存在を改めて実感した事に、何故か不安を感じます。
間違って男と女の関係に発展しちまわないだろうな…と。

だって二人には、二人にしか分からない時間を過ごして来たんですもの…。
今になって、その共に過ごした時を懐かしむって事は…。
いやいや、でも大丈夫。
きっとサキちゃんはタオ君の優しさに気づくはず!
だけどもし……
と、ハラハラしているところです。はあ~どうなるんだろ…。
私の思い過ごしだといいが…。

ところで髪をバッサリ切ったそうですね!
実は私も去年、バッサリとやりました。
今はこのみの髪型よりも、ちょい長いぐらいです♪
首筋がスースーしませんか?
それにショートは意外とお手入れが大変なんですよね~(私の場合は特に)
ロングの時は朝起きてもたいして爆発はしてなかったんですが、
今は凄い事になっています(笑)
また伸ばすかな~~などと思ってる今日この頃です♪

2012年|03月|27日|11:02 |from まことん| URL

No title

まことんさん
こんにちわ。サキを元気づける為に必要なのは昔からサキを知ってるケイが特効薬だと考えたタオでした。
なんだか切ないですね。
好きな女を元気づけるのに今必要なのは自分ではないとか・・・。
サキとケイが・・・男女関係ですか?むふふ
どうでしょうw
二人ならいい関係にもなるでしょうね。でもタオも頑張ってもらいたいです。
でもその為にはもっとタオ自身が磨かないといけない気もします。

2012年|03月|27日|22:32 |from ahiruchanet| URL

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