sims物語40 「サキの笑顔」

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やってきたのはマナカが働くお店。
マナカが働くのはヘアサロンや服のコーディネートをしてくれる1階。
二人は2階にあるプディックへ向かった。

というのも、
ケイは公園を出て、車を発進した後
「お前は地味だからもっと派手になったらいいんじゃないか」
と提案したからだった。
サキはあまり乗り気ではないが、
渋々、納得した。

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「・・・あれ?」
マナカはカランカラン♪という鐘の音で
入り口を見た時、
見覚えのある横顔を発見した。

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「ケイくん??」




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「こんなお店来たの久しぶりだな・・」

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「どんなのが好みなんだ?」

「私は・・・落ち着いた色で露出が少ないやつ」

「っかーッ!そんなだからダメなんだよ!」
「えぇぇ?」

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「俺が選んでやるよ!」
「いいよ!どうせエッチなのとか変なのしか選ばないんだから」

「ハハ!失礼だな~」


いいからいいから!と、ケイは半端強引に自分が選んだ服を試着させた。
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「どうだ!?」
「ホラね!露出高いし、赤って・・・キツイよ」

「何言ってんだよ!女はこれくらい大胆にしないきゃな!」




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「ぷっははははははは!!」

「んもー!何よコレ!!」
「ははは!似合ってるよ!」
「どこがよ!」




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「おー!かわいいかわいい!」
「嫌よ・・・こんなの・・・」

「何でだよ~お前、少しは派手にしなきゃ根暗だと思われるぞ?」
「いいもん!じゃ次はケイちゃんの番ね!」

「は?俺はいいって!」
嫌がるケイを無視して、サキは適当に選んだ服を着るように言った。


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「俺が一番似合わないヘビーロックな衣装じゃんか!」
「あはは!似合わないねぇ~!」

「似合わないって知ってんじゃんか!」



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「・・・って探検隊かよッ!」
「あっははは!意外と似合ってるよ!遊園地でバイトしたら?」
「するかよ!」



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マナカは声をかけようと2階まできたが、
ケイの横で楽しそうに笑ってるサキの姿を見つけて足が止まった。

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(2人で買い物に行くほど、仲がいいんだ・・・知らなかった)
声をかけてしまえば別になんてことない。
そう思う反面、2人の間に入れそうもないオーラを感じて、
躊躇してしまう。

幼馴染って、こんななのかな?
デートを楽しんでるようにも見える。
でも幼馴染が2人で遊んでるってだけなの?
どっちなんだろう。
2人の関係が分からなかった。
2人の気持ちが分からない。
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ケイくんも、私たちと話してる時より楽しそうにも見える。
心を許してるというか・・・
安心しきってる。

そう思うと、足が震えてしまう。
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あまり考えたくないのだけど・・・

サキに対して嫌な気持ちが芽生えてしまった・・・。

(もう見たくない・・・こんなに楽しそうにしてる2人を・・・)

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耐えられず、マナカはそっと振り向き、1階へ戻って行った・・・。

これ以上傷つくのが怖かった。
勇気を出して、告白しようと思ってたのに、
心が折れてしまいそうになるから・・・。






その後、結局サキは1階で洋服とヘアをコーディネートしてもらった。

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「おまたせケイちゃん」

全てセットしてもらい、サキは少し恥ずかしそうにケイの前に立った。
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「ヘアは結局まとめるだけにしてもらった・・・どうかな?」

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「・・・いい!」
「いい?」

「お前、元の顔立ちとかはいいんだから、これからそういうのにもこだわれよ」
「う・・・うん」
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「よっしゃ!次どこ行こうか?」
「ケイちゃん・・お腹すかない?」

「たしかに・・・朝何も食べてないや」
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「じゃ近くのレストランで食べてから、行くか」
「うん」



サキは、気がつけばケイとのデートを心底楽しんでいた。
まんまとケイのリズムに乗せられていた。
ケイといると、緊張もせずにいられる。
楽しませてくれるから何も考えなくていい。
他の人より多い時間を過ごしているから、お互いのことを知り尽くしている。

サキは、ケイが幼馴染で本当に良かったと思っていた。

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食事をしながら、昔話で盛り上がった。
中学の時にケイがクラスメイトと大ゲンカした事・・・
ケイがテストで赤点を取って、なんとか親にバレないようにサキに口裏合わせてもらった事・・・
親に内緒で初めて暴力的な映画を2人で見に行った時の事・・・

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あの時は、くだらない事ばかりやっていた。
大体はケイがサキを無理矢理誘ってやっていた。
それでも結局は親や先生にバレて、
こっ酷く叱られていた。
今では、そんな事も全て笑いあって話している。

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昔話の流れで、11年前のデートの事を思い出し、
「あの時の海に行ってみるか」
と、ケイが提案した。

「え?今から?」
「車なら2時間くらいで行けるだろ。行こうぜ!俺、地元帰るの久々だし」
「別にいいけど、ケイちゃん帰省してないんだ?たまには顔出しなよ?」

「分かってるよ」


2人は急きょ、地元の海へ車を走らせる事にした。








11年前・・・

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「何してるの?」
「何って、海に来たら釣りって決まってんでしょ!」
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「釣り、やった事あるんだ?」
「1回だけ」

「なぁーんだ、ベテランって顔してたくせに」

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「こういうのは形から!かっこいいだろ?」
「別に?何も釣れないじゃない」

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「ばかだなー!釣りってのは待つもんなんだよ!」
「誰が言ってたの?」

「親父」

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「サキ」
「ん?」

「待ってれば、運命の魚にめぐり合う。だから、ひたすら待つんだ、それが釣りだ!って親父が言ってた」
「へぇ?」
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「それって、釣りに限らず当てはまるだろ?」
「例えば?」

「例えば・・・・サッカーでもさ、すっごく強い相手でも、待ってればいいタイミングでいいパスが来るかも!とか・・・」
「ふーん」

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「例えば・・・辛い事があっても、待ってればいつか運命の人が現れると思う」

「・・・」
「な?」
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「・・・ふーん・・・ケイちゃん何もわかってないんだね!」


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(・・・)

「え・・・・ごめん・・・」




その空気は、気まずいまま過ぎて行った・・・。








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