スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

| スポンサー広告

sims物語41 「11年ごしの告白」

学生の頃の思い出を話しているうちに11年前のデートの話になり、
ケイの提案で急遽、デートで行った地元の海へ向かった2人。

海までの道のりは、幸い混んでいなかったので予定より15分早く着いた。

海に着くなり、ケイは近くの店で竿を借りて、思いっきり釣り糸を海へ投げ込んだ。


まるで11年前の光景がまんま蘇るようだった・・・。



Screenshot-54_20120407223123.jpg
「懐かしいなぁ~ここでよく遊んだっけな・・・」

「たいして上手くもないのに、上手いフリして釣りしてたね、ケイちゃん」
「親父みたいに釣りが上手な男らしい男に憧れてたからなぁ~。」
Screenshot-55_20120407223122.jpg
「今はその憧れた男にはなれてないの?」
「ははっ!全然なれてないな。どう考えても親父には近づけてないよ」

「そうかなー?」
「いやー・・・男らしい男とは程遠いよ。相変わらずフラれてばっかだし、大事な人守れる程強くないし・・」
少し恥ずかしそうに話すケイを、サキはクスっと笑いながら見つめる。

Screenshot-56_20120407223121.jpg
「・・・もう時効だよね・・・」
「ん?何が?」

「話しちゃおっかなー・・・」
「だから、何がだよw」

モジモジしながらサキは、どうしよっかなー・・・と、もったいぶる。
「なんだよ、言いたいなら言っちゃえよ!」


Screenshot-60_20120407224520.jpg
「11年前、デートしよって言われてた時、私何で泣いてたか覚えてる?」
「え?たしか、好きな人にフラれたんじゃなかったっけ?」

「そ。ずーっと好きだった人に、初めて彼女が出来ちゃったの。ずっと想ってたのに、ずっと一緒だったのに、何もできないまま、気持ちを伝えないままフラれたの」

「そうだったんだな・・・」
Screenshot-63_20120407224517.jpg
「その相手誰だか知ってる?」
「・・・いや、知らない・・・」

「そっか・・・・。」
サキは波際まで歩くと、少し息を吸い込んだ。
Screenshot-64_20120407224517.jpg
「ケイちゃんだよ」



Screenshot-58_20120407223119.jpg
「・・・俺?」



Screenshot-57_20120407223120.jpg
「ずーーーっと好きで、一緒にいるだけで楽しくて嬉しくて。でも、それだけじゃダメだったんだよね。
ちゃんとあの時、告白しとけば良かったって後悔した。」
「・・・」

「しかも、ケイちゃん、優しいから・・・励ますためにデートなんて誘ってくれて・・・。」

Screenshot-67_20120407225442.jpg
「複雑すぎて・・・なかなか笑えなかったし、心から楽しめなかったんだから!」
「・・・ご、ごめん・・」

Screenshot-66_20120407225443.jpg
「でも、すごく嬉しかった。私のこと心配してくれて・・・。ケイちゃんの良さは私がちゃんと知ってるよ。
男らしいと思う。女性を誰構わず優しくする所とか。一途で純粋で前向きで。」

「サキ・・・」


Screenshot-68_20120407225441.jpg
「そういう所、男らしいと思う!」
「お、おう。サンキュ」

「今回もケイちゃんに心配かけちゃった・・・。私、あの頃から何にも変わってないね」


Screenshot-69_20120407225440.jpg
「そんなこと、ねぇぞ?恋が終われば誰だって落ち込むって!」
「そう?ケイちゃんはあまり引きづらないじゃない」

「俺は・・・慣れてるからなw悲しいだろ!言わせんなよ!」
「ふふふ、ごめん」

Screenshot-70_20120407225440.jpg
「それに、俺以外にもちゃんとお前の事心配して想ってる奴、いるからな」
「え?誰?」

「それは・・・自分で探せ」
「んもう!また嘘つく!」

「嘘じゃねぇよ・・・」
Screenshot-65_20120407225523.jpg
「よっしゃ!じゃ・・・次は、あそこだな」
「どこ?」

「俺たちの憩いの場所」
「あ!分かった。私の大好きな場所ね!」










11年前・・・


aa (1)
「・・・」

「なぁ、サキ、お前ココ好きだろ?いつまで暗い顔してんだよ」
「・・・」

「俺、さっきそんな悪いこと言ったか?」
「・・・」

a (2)
「なぁ、コッチ見ろよ」

「・・・」
aa (5)
「ベロベロベロベロばぁー!」

「!?」
a (5)
「プッ!」

「アハハハハ!」
サキはケイの不意打ち攻撃に、つい笑ってしまった。


aa (7)
「はぁー・・・やっと笑った!」

「もう・・・ケイちゃんってば・・・」
a (6)
「そうだ!あの絵かきさんに俺たちを描いてもらおうぜ!」
「え?いいよ!そんなの、どうせ断られるし」

「大丈夫だって」
a (7)
「俺の交渉能力を知らないな!?」
「そんなの元々ないくせに!」

「はぁ~まったく!俺の幼馴染のくせに、この能力を知らないとは!」
a (8)
「恥ずかしいし、いいよ。このまま帰ろうよ」
「まぁまぁ、いいじゃん!見てろって!」


aa (3)

公園の中心あたりで絵を描こうとしている画家の男に近づいていく。
aa (2)
「すいません、お願いがあるんですけど・・・」



a (11)
「・・・」




しばらくして、ケイは笑顔で戻ってくる。
aa_20120407233400.jpg
「描いてくれるって!さ、ポーズ取るぞ!」
「え?何て頼んだの!?」

「言っただろ!俺には交渉能力があるって」
「え~?」
サキは何か信じられなかった。

aa (4)
a (13)
「なんだよ、せっかく描いてもらえるんだから、ポーズ決めろよ」
「いい。このままで・・・」

サキは少し恥ずかしくて、ポーズなんて取れなかった。

描き終わるまで、沈黙が続いた。
余計なことを言って、また怒らせたらまずいと思ったのか、ケイも、特に話しかけずにいた。

a_20120407233355.jpg
「ケイちゃん・・・」

「ん?」
「今日・・・楽しかった」
a (15)
「本当か?元気になったか!?」

「うん。ありがとう」
「はは・・いいっていいって!」



色んな想いがあった・・・。

純粋でまっすぐで、

まだ子供だったけど、子供なりに
相手のことを想って過ごした

一生忘れられない一日だった・・・。
スポンサーサイト
web拍手 by FC2

| sims物語本編 | コメント(0)

コメント

非公開コメント

トラックバック

http://ahiruchanet.blog.fc2.com/tb.php/48-1bc686e0

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。