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sims物語43 「久々の恋の炎」



コウジは、あの日から姿を消したじいさんを探していた。

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彼のいそうな場所、思いつく限り
足を運んでいた。


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娘エミリの家、公園、海、ガラクタ置き場・・・

街中探し回った。
しかし、見つからない。

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毎日、毎日、街中のいそうな場所を覗いてみるが、
噂も聞かない。

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(一体どこに隠れてんだ・・・じいさん・・・)


「この街の病院はもう行ったし、隣町の病院にも行ってみるか」

コウジは電車で、隣街の病院に向かって行った。


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―エンジェル記念病院―

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「あの・・・」

「はい、いかがなさいました?」
「いや、この病院に、長居蔵之介というじいさんは来院したか知りたい」

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「長居蔵之介様・・・?」
「末期ガンのじいさんなんだけど、精神的にヤバくなってどっか行っちまったんだ。行方が分からない。だから探してるんだ・・」

「はぁ・・・記録から探してみますね、少々お待ちください」

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看護師の女性は来院・入院患者の名簿から名前を探している。
ここに来ていたらラッキーだ。
本当に、これ以上、検討もつかなかった。


コウジは、ここまでじいさんを気にする必要はない。
でも、放っておけるワケもない。
体調を崩して、動けないのかもしれない。
エミリの事でショックで立ち直れず、うずくまっているのかもしれない。

もしかしたら、それを苦に・・・・
考えたくはないが、最悪のシナリオも頭をよぎってしまう。

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「残念ですが、長居様はこの病院には来院してませんねぇ。」
「・・・・・」

希望が消えた。
もう見つけられない。
行き尽くした・・・。
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「余命3ヶ月と宣告されてから、どれくらい経ったか分からないが、精神的にも参ってる状態で、もしかしたら
運ばれてくるかもしれねぇんだ。じいさんの家族とは縁切られてて身寄りがない。だから・・・もし
ここに、長居蔵之介っていうじいさんが来たら、すぐ連絡してくれないか?」



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「・・・そう。そのようなご事情でしたら、承知いたしました。来院されたら連絡しますね」

「あぁ、頼む・・・」
コウジには、それしか方法はなかった。
連絡を待つだけ。

わずかな希望を残して、家に帰るのだった・・・。










日が経つのはあっという間だ。

秋という季節は、目まぐるしく過ぎていく毎日の中で
一瞬で終わってしまう季節である。

11月も中旬にさしかかろうとしていた。、
気がつくと、色づいた木々の葉は徐々に枯れ落ちていた。




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天気のいい、とある平日

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クニカズは図書館に本を返却した帰り道、空腹を満たす為にレストランへ向かっていた。
その時、目の前から美しい女性がこっちに向かって歩いてくる・・・と、カズは内心ドキドキして
見てないフリしなからチラチラ見ていたw
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(キレイな人だなぁ・・・声かけようかなぁ・・・・・・ん??)

前から歩いてくる女性は、どこかで見たことある人だということに気づく。
(えっと・・・あの人・・・・あ!!?)

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「サキさん!?」

「おーい!サキさん!」
「あ!カズくん」
サキもカズに気づいて小走りでカズの前まで来た。
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「偶然だね♪」
「サキさーん!なんか雰囲気変わった!?」

「ふふっまぁね!ちょっと自分磨き頑張ろうと思って・・・変かな?」
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「まさか!超キレイっすよ!」
「ありがとう」

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「俺、キレイすぎてドキドキしましたもん!ナンパしようか迷ってて」

「やだ!冗談ばっかり!」
「本当ですって~」
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「ていうか今ヒマっすか?もしよければ本当にメシとかどうです?」
「うん、いいよ。行こう行こう!」

2人はいつものレストランで食事をする。
ツインブルック中央公園の隣にあるこのレストランは
病院、図書館など公共建物の真ん中に位置するので
かなりの確率でこのレストランを利用する。


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「いや、なんか緊張するなぁ」
「何で?カズ君は手馴れてそうなのに」

「そんなことないですよ!俺、そんな風に思われてたなんてショック!」
「ごめん~w」
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「サキさん、なんか・・・垢抜けたっていうか、明るくなりましたね。何かあったんですか?」
「ん~そうね、負担がなくなって心が軽くなったから、かな?」

「もしかして・・・彼氏とか?」
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「あんな奴、とっくに別れたもん♪」
パクッと一口でほうばりながら、あっさりそっけなく言った。

「え!?」


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「別れたんですか?」
「そ。未来のないお付き合いなんて続けてても時間のムダだって分かったから」

「そ、そうっすか!じゃ・・・僕にもチャンスがあるってことっすね!」
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「なんか軽いなぁ~」
「軽くないっすよ!僕本気ですから!」

「もうカズ君・・・やめてよ」
「やめませんw」
サキは照れ笑いしながら、ごまかすように水を飲んだ。
カズはそんなサキをニマつきながら見つめる。
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「そうやっていつもナンパしてるの?」
「最近はナンパしてないです、サキさん程の美人になかなか出会わないもんで」

「うふふ、ありがと」
「それで、誘いますけど・・・これから映画行きましょうよ!そんでそのままバーとか行きます?フリーになった祝いで。奢りますよ?」

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「え~?どうしよっかなぁ~?」
「行きましょう!ホラ!」

「ふふふ!分かった。でも祝いなんだからちゃんと奢ってよ?先に潰れるのもなし!」
「了解!」



2人はご飯を食べたあと、映画館へ向い、話題のSF超大作を見に行った。
3時間超えの大作を見終わった時、丁度夕日も暮れ始めた頃

ハラハラした気持ちと一緒に
向かうのは勿論、町外れの一軒家
bar「サン・ソレイユ」


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「かんぱぁーい!」
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ゴクゴクゴク・・・


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「あ~いい感じに酔ってきた」
「マジっすか?早いなぁ~」

「一気に飲みすぎたみたい・・・そういえばカズ君って普段何して過ごしてるの?」
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「気になります!?」
「うん、ナンパしてないなら、余計気になるわ」

「読書したり、映画見たり、あと、新しいお店探してみたり、美術館行ったり・・・」
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「結構ガツガツ動くのね」
「アチコチ行ってるよ、読書と仕事中以外は、とにかくじっとしてるのが嫌で。サキさんは?」

「ワタシは・・・そうね、カズ君と似てるかも。読書して美術館行って・・・」
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「へぇ~趣味が似てるって、俺たち結構お似合いじゃないっすか?」
「あはっ!そうねぇ~んふふふふ」
サキは酔っ払って笑いがこみ上げてくる。
つられてカズもエヘエヘと笑う。

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「実際~俺は脈あるんすかぁ!?」
「あっはははは」

「あはは、じゃなくてぇ~」

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「どうかなぁ~?分からないよ~~~だ☆」
「ズルイなぁサキさんはぁ~」

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「トイレ!」
サキは突然の尿意で走ってトイレに向かう
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その後ろ姿を見つめながらカズはニヤニヤが止まらなかった。
(本気になっていいよな・・?タオは、別に好きとかじゃないって言ってたし)
さらにニヤニヤしながら真面目に思った。

(前までのサキさんとはまるで別人じゃないか。明るくて、よく見たらとても美人だし、さらに不倫は解消されている。これは、偶然ではなく、運命かもしれない・・・)
と。

カズは本気モードになろうとしていた。
彼にとって久々の恋の炎が燃え上がった夜だった・・・。
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