スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
web拍手 by FC2

| スポンサー広告

sims物語57 「爆発!!」

Screenshot-102_20120819153608.jpg
4人は美術館の絵画作品を見にブリッジポートへ来ていた。

「いやーこの人の絵は本当に引き込まれるなぁ」
「うん、私もこの人の世界観好き」

「お?とことん趣味が合いますねぇ」
など、サキとカズはいちゃついてたりして、その横でタオは
普段あまり美術作品を見ていなかったので
話をうまく合わせられないでいた。
ただ彼自身、絵画の魅力を知り、真剣に絵と睨めっこをしていた。



「向こうに俺の好きな画家の作品があるんで見ましょう」
と、カズはサキを連れて端の方に飾られた中くらいの絵まで行った。
Screenshot-104_20120819153608.jpg
「この深い色遣いとか、奥行き感の出し方が何とも・・・」
「そうねぇ、すごく素敵ね。他の画家さんとはまた一味違った筆使い・・・」

Screenshot-105_20120819153607.jpg
「ねぇちょっと!何あんたまで夢中になってんのよ?私もうお腹すいたわ」
「え?あぁ何だか絵画って・・・素晴らしいなぁって!そう思わないですか?」

「思わない」
キッパリ言い返す。
その早さに浮かれた気持ちが急落下したかのように
テンションが落ちた。
「そ、そうですか」
Screenshot-106_20120819153606.jpg
「もう十分でしょ?それより、これからレストランでお昼を食べてからが勝負なんだからね?」
「勝負ですか?」

「あんたがやんのよ!!」
「ぇえ!?」
てっきりアツコが仕掛けてくれるものと思っていたらしい。
アツコさんが何かやって、サキさんと僕が2人きりに・・・って
そういう作戦じゃないんですか!?と、タオは早口で訴えた。

「バーカ!あたしがカズに何言ったって疑いにかかるから動きにくいでしょ。だから
ごく自然な形で抜け出すのよ。大丈夫!あたしが合図するから」
「うーん・・・」

不安そうな顔つきになると、アツコはタオの脚を小さく蹴る。
イタッ!と思わず声が漏れる。
Screenshot-108_20120819153605.jpg
「もっと自信持ちなさいよ。ここまできたんだから、いい加減腹くくって行動しなさい!」
「うーん・・・」

「あんたがちゃんとしてくんなきゃ!あたしだって上手くいかなくなるんだから!!」
あたしとアンタは運命共同体みたいなもん!と言うと
さすがのタオも「やるしかないんだ」と、自分に言い聞かせた。


Screenshot-109_20120819155545.jpg
「2人とも、お腹すきませんかー?」
とタオは2人を呼びよせる。

一瞬カズは呆れるような嫌な顔でタオを睨みつけながら咳払いをする。
ここは美術館であるのに、タオが大きな声を出したからだ。

Screenshot-110_20120819155545.jpg
「お前、ここ美術館だぞ?静かにしろよ」
「あ・・・すいませんでした・・」

「まぁまぁ、仕方ないでしょ。タオは美術館はじめてでしょ?」
「でも図書館はよく行ってる」
カズはズバッとツッコミを入れたせいで、せっかくのサキからのフォローは台無しだ。
Screenshot-111_20120819155544.jpg
少しだけ沈黙になってしまった空気をぶった切るようにアツコは
そんなことより・・・と話を変える。
「お腹すいたんだよね。レストラン行こうよ」
「来たばかりじゃないか!まだ全部見てないよ!」
とカズは必死に訴えるがアツコは屈しない。

「さっきからお腹鳴って仕方ないの!サキさん、だめ?食べたらまた来ればいいじゃん!」
「そうね、空腹は仕方ないし、いいんじゃない?」
Screenshot-113_20120819155543.jpg
「・・・はぁ~お前らと来ると満足に絵を堪能できないのかよ」
やけに嫌味ったらしく呟く。

「そういう事言わないの。私も小腹すいたし、また午後に来よう?」
「わかったよ・・・」
渋々承諾するしかなかった。


Screenshot-118_20120819162932.jpg
4人は近くのチェーンレストランへ向かった。

ちょうど時刻は13時を回っていて、店内は店員が忙しそうに注文を受けて小走りをする。
レジに4,5人程列ができていた。

15分程で順番が回ってきて
4人はやっとテーブルに着き、食事を楽しんだあと
しばし談笑していた。

・・・といっても、サキを巡ってタオとカズが取り合うように話をしていた。
それを割って入ってきてアツコが盛り上げるような不思議な会話であった。
1_20120819172316.jpg
「・・・ってことがあって、もう笑っちゃうよねー!」
「そうだな・・・」

「すごいじゃない!アツコちゃんだからこその出来事だね」
「でしょ?あっははは」
アツコはご機嫌に話し続ける。
2_20120819172315.jpg
「すごいと言えばね、この前なんかー」
「ていうか、今日見た絵の話しません?」

「絵なんて帰りの電車の中ですればいいじゃん!カズ、何?何か機嫌悪すぎじゃない?ねぇ?サキさん」
「そうだね、今日何か変・・・」
とサキもそれは気になっていたので、心配そうに顔を覗きこむ。

「べ、別に大丈夫ですよサキさん!」
と精一杯平気そうな作り笑いを見せるが、サキにバレないようにタオとアツコを睨んだ。
Screenshot-58_20120819171721.jpg
「あ、私ちょっと化粧室に行ってくるね」
とサキは席を立った。

Screenshot-59_20120819171721.jpg
「いってらっしゃーい」
とカズはサキを送る。

その横でただならぬ視線を感じていたタオは、ゆっくり正面を見ると
アツコが何故かタオをじっと見つめていた。
Screenshot-53_20120819175523.jpg
トントンと、手元で合図をする。
これは美術館で言っていたGOサインだ。

(今!追いかけて消えなさい)
と手と表情で訴える。
Screenshot-60_20120819172315.jpg
(・・・!)
Screenshot-61_20120819172315.jpg
「あ、僕もトイレ行ってきます」
と席を立つ。
「ちょっと待て。別に今行かなくていいだろ」
「僕・・・もう・・・漏れます」
どう言っていいのか分からず、子供のような事を言うしかなかった。



Screenshot-62_20120819180314.jpg
「・・・・・・俺もトイレ行こうかな~」
とチラっとアツコを見るが
「ダメよ。あたし1人を残していくなんて・・・」
と、当然ながら即答で断られた。

Screenshot-64_20120819180314.jpg
「・・・」
カズは、ニコッと満面な笑みを見せるアツコにイラついた顔で対抗していた・・・。




ガチャ・・・
Screenshot-121_20120819180314.jpg
サキはトイレから出ると、
ドアの前でタオが立っていた。

Screenshot-123_20120819180313.jpg
「どうしたの?タオ」
「サキさん、何か・・・カズとアツコさんが・・2人で行きたい所があるからって、行ってしまったです」

「あら、そうなの?ふーん・・・じゃぁこれからどうする?」
Screenshot-124_20120819180313.jpg
「せっかくなので観光でもする?お買いものとか」
「いいですね!ショッピング好きです」

「本当?じゃ・・・行こうか?」
「はい」
2人はそのままブリッジポートの観光に行く事になり、見事抜け出す作戦は成功した。








Screenshot-134_20120819181737.jpg
「・・・遅くねェか?」
12_20120819181737.jpg
「待ちくたびれちゃった。そういえば、あたしクリスマスに、『命の木』の前でライヴするんだ。」

「へぇ~・・・」
「前にもした事あるんだけどさ・・」

「へぇ~・・・」
心底、興味なさそうに聞くカズ。
Screenshot-135_20120819181737.jpg
「見に来てよ!」
「行かない。お生憎様!クリスマスは予定あるんだよ。お前のライヴ聞く暇もない」

「つれないなぁ・・・」
「だろ?だったら、俺の恋路の邪魔はしないでくれ」
Screenshot-139_20120819181736.jpg
「ね!知ってる?向こう側には有名ミュージシャンがよく通う店があるんだよ?行こうよ」
「2人を置いていくわけには・・・」

「だーいじょうぶ!2人はもういないよ」
「・・・え?」
耳を疑う言葉だった。
2人はもういないって、あの2人はもう戻ってこないってこと???

Screenshot-141_20120819182306.jpg
「おい!それどういう事だよ!?」
と、席を立ち、思わず怒鳴ってしまった。
「2人でお楽しみデートしたいって言うから行かせただけじゃん。だから私達もデートしようよって言ってんの」


Screenshot-143_20120819182305.jpg
「はぁ!?お前ら何なんだよ!!2人して俺たちの邪魔ばっかり!何が目的だ!」
「目的って・・・」

「ただ邪魔して楽しんでるだけだろ!?それとも、全部タオが思いついた事か!?」
Screenshot-142_20120819182305.jpg
「あいつがこうしろって言ったのか!?どうなんだよ!!」

「ちょっと・・・」
「もう俺に関わらないでくれよ!!」
今日、ずっと我慢してきた怒りを遂に爆発させてしまった。
こんな都会のレストランの中で・・・。
しばらく言われ放題で聞いていたアツコ。
一通りカズが言いきった所で
ふぅ・・・と一呼吸置いた。
Screenshot-149_20120819182304.jpg
「ま、落ち着きなよ。別にあいつの提案でもないし。私1人をこんな都会に置いて帰るってことしないよね?」
「・・・・・・」

「そんな事したら全部サキさんにチクってやろっと。そうしたらきっとサキさん幻滅して二度と会ってくれないだろうね」
「・・・・・!!!」
カズはまた爆発しそうではあったが、何とかギリギリ堪えていた。

Screenshot-145_20120819182304.jpg
「まぁまぁ、とりあえず行こうよ?ほら、周りの客が全員カズを見てるよ?」
「ムムムムムム・・・・」

Screenshot-150_20120819182312.jpg
なんとかかんとか丸めこんで(?)
カズはふてくされながらも、置いていくわけにもいかず、
渋々、アツコについて行くのであった・・・。




スポンサーサイト
web拍手 by FC2

| sims物語本編 | コメント(4)

コメント

こんばんは!
アツコちゃんー!!
そしてタオくんー!!

正々堂々と勝負すればいいのに…
なんでカズくんを裏切るようなことばっかり…;;
なんとも歯がゆい思いで読んでおります。w

次回楽しみにしてます!!

2012年|08月|20日|00:28 |from なっぴー☆| URL

こんばんわなっぴー☆さん
タオのやり方、というよりアツコの作戦ではありますが、カズの邪魔をしないとカズが告白してしまうという焦りから、タオも作戦に乗ったのでしょう。
恋の焦りは、冷静な判断はできなくなってしまいます・・・。
カズはカズで、応援してくれると思ってたタオの突然の心変わりにショックを受けてるでしょうが、宣戦布告されたので、文句も言えないでしょう。ただ・・・アツコの気持ちはよく分かってないんだろうなぁ;;

コメントありがとうございます^^

2012年|08月|20日|00:36 |from ahiruchanet| URL

こんばんはー!お久しぶりです(*´∀`)
実はひっそりと、いつも楽しませてもらってます(*ノェノ)
マナちゃんがフラれちゃった時はほんと、何ともいえない歯がゆい感じで…
幸せになれたらいいなぁ…。゚(つД`)゚。
そしてタオ君、勝負のときですね…!
けどこのままだと、親友のカズ君とギクシャクしてしまいそうでちょっと心配です…
タオ君は私の癒しなのにー…!
あとは、個人的にはハンナとサトシもとても気になるところです…(*´∀`)
あ、でも一番のお気に入りは実はコウジです。いい奴すぎる!w
ではでは、続き楽しみにしていますー!

2012年|08月|21日|01:25 |from lira| URL 【編集】

liraさん久しぶりでーす!
長年の片思いが実らなかったマナ、カズとタオは
親友なのに今や敵同士・・・これからも色々とゴチャゴチャになっていくかもしれないです(;´Д`)タオはアツコの影響でかなり変わっていきますが大丈夫でしょうか?w自分でも心配です。
ハンナとサトシはゆっくり大人の恋愛をしてほしいんですが、もうひと波乱ありそうかもしれませんwコウジは何だかんだで、結果いい奴になってますねぇw
またliraさんの方にも遊びに行きますね~

2012年|08月|21日|19:02 |from ahiruchanet| URL

非公開コメント

トラックバック

http://ahiruchanet.blog.fc2.com/tb.php/68-035996b5

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。