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sims物語60 「復讐の時」

あの最悪なWデートから数日が経った。
天気は快晴。

しかし、雲行きの怪しい男が遂に動き出した。

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「もしもし?あ、カズ君?どうしたの?今休憩?」
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「はいそうなんです。ちょっと確認なんですけど、クリスマスは予定通りデートしてくれるんですよね?」

『うん・・・でも、いいの?』
「いいも悪いも本当にアツコとは何でもなくて、全部デタラメなんですって!」
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「・・・そう?うん・・・なら、いいけど。」
『良かった~それが気になって電話したんすよ!ところで、俺今日ちょっと仕事で悩んでて、相談に乗ってもらえないっすか?』

「相談?」
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「えぇ、1杯付き合ってもらいたいなぁ~って。今日予定あります?」

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「うーん・・・どうしようかなぁ」
『やっぱダメっすか?』

「奢りならいいけどなぁ~?」
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「え!?全然奢りますよ!もちろん奢りで!」
『えへへ本当?じゃ行きますか!』

「いいんすか!?良かったー」
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「聞く事しか出来ないけど、それでも良ければ」

『ありがたいっす!じゃ仕事の関係で9時になっちゃうんですけどいいですか?』
「いいよ、じゃ9時に」



ある昼下がりのことだった。
順調に自らの恋路を突っ走っていくカズ。
全て完璧な計画の元、進めてきた行動派の彼にとって
予定外の出来事が起きて、上手く進まなかった時の
ショックや怒りは大きい。

そんな行動派のカズとは対照的に
友情を自らの手で壊し、傷心中のタオは
気持ちはまったく晴れないままでいた。

何もアクションが起こせないまま
数日を過ごしている。

塞ぎこんでる間も
時は過ぎていき、
フッと我に返り
気がつけばタイムスリップしたかのように
はるか未来へいたりもする。

そしてそんな今日も時は経ち、夕暮れ。


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仕事帰り、図書館へ寄った帰りのことだった。
トボトボと、歩いていると、
前の方から泣き声が聞こえてくる。
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どうやら、女性が1人で大泣きしているようだ。
いい大人が人の目を気にする事もなく
大声を出して泣いている様は、
なかなか見慣れないもので、タオは一瞬戸惑った。

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(泣いてる・・・?)
撮影か何か?いや、スタッフやカメラといったものがない。
まず、人が誰もいないのだ。
間違いなく、1人の女性が何らかの理由で泣いているのだ。

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この場合、声をかけていいのだろうか?
そっとしておくべきなのか・・・?

立ち止って迷った。
しかし、放っておくわけにもいかないだろう。
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「・・・あの・・・」
「うわああああああああん」

「す・・・す・・・すいません・・・」
「あああああああああん・・・うえええええええ・・」
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「あのー!だ、大丈夫でしょうか?」
「ヒック・・・うううう・・・・・あな・・た、誰?」

「あ、あの、僕タオといいます。あの、どうしましたか?」
「うええええええええ・・・彼氏に・・・彼氏に・・・車から追い出されて・・・」

どうやら彼氏とドライヴ中、ケンカになり、車から放り出されてしまったらしい。

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「ごめんなさい・・私、もう生きていくのが辛い・・・」
「そんな、元気出して・・・」

「彼は私にとって全てなの!彼に捨てられた今、生きていても意味がないわ」
「ちょっと落ち着いて・・・!!」
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「もういなくなりたいのよ・・・うわああああああああ」
「あ、あの・・・あの・・・」
オロオロし始めるタオ。
どうしていいか分からない。
数人の大人が横を通り過ぎて行くが、
ジロジロとタオと女性を交互に見て行くだけ。
まるで、タオが泣かせているかのように映っているだろう。

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「あの・・・ココで泣いてても仕方ないので、家行きましょう?送りますから・・・」
「うっ・・ううっそうね・・でもその前にお酒が飲みたいわ。」

「じゃあバーまで送りますから・・・」
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「お願い。私に付き合って?見ず知らずの人に迷惑かけて申し訳ないと思ってるけど・・・私、今日は1人でいたくないの・・・。1人でいたら何しでかすか・・・」

「わ・・・わかりました・・・」
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「・・・一緒にお酒飲み明かしたい気分よ・・・」
「僕、お酒はちょっと・・・」

「お願い、私1人シラフでいたくない・・・。今日は全部奢るし、お酒には強い方なの。付き合ってくれない?」
「・・・で、でも・・」

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「ううう・・・お願い・・・」

ここまで頼まれて断れる人間はいるだろうか?
少なくともお人よしなタオには不可能だ。




a (1)
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「本当にごめんなさい・・・」

「もう落ち着きましたか?」
「えぇ、すっかり落ち着いた。私リリコよ」

「タオです。よろしくです・・・」
「じゃ・・・乾杯」
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久しぶりに味わうアルコールの香り、味・・・
匂いを嗅いだだけでクラクラしそうだ。
一口飲んだだけで顔が赤く熱る。
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「おいしい・・・」

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「・・・・・・ハイ・・」












時間を少しさかのぼって
マナカの働くサロン

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仕事を早目に終えて
1人で夕食にでも・・・と考えていた。
あれからずっと考えていた事がある。
新しい恋をする相手。

ケイに変わる素敵な男性。
ケイを過去の人に変えてくれる相手。
そう簡単に出会えるわけがない。
それなら行動しなくてはいけない・・・。
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(合コンでも行こうかなー・・・苦手だけど・・・)
トボトボと歩いていると横から声をかけられた。
「マナちゃん!」
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呼ばれた方向に目を向けると
知らない男性が呼んでいる。
いや、顔見知りだ。
誰だっけ?なかなか思い出せないが、
10秒考えてやっと振り絞って出てきた。
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「矢田くん!?」
「やっと思い出した?」

「うっそ!懐かしい!どうしたの?」
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「いや、今仕事でこっちに来てるんだ。マナちゃんはどうしてる?」
彼は矢田マサト。高校時代のクラスメート。
卒業式前日に告白されたが、断って以来、気まずくなって
成人式や同窓会でも話さなかった。

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「そう。何か、久しぶりだね」
「うん、高校以来話してなかったし・・・元気だった?」

「うん、矢田くんこそ」
「まぁボチボチだよ。」
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「・・・」
「・・・」

2人は卒業式前日の事を思い出し、
気まずくなった。が、すぐにフっと笑顔に変わる。
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「なんか、変な感じだね」
「あはは・・そうだな・・・本当何年かぶりだもんな・・」

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「どう?今夜、久しぶりの再会だし、近況発表会でもしないか?」
「いいね!お腹すいてるんだ」

「じゃぁ、そこにおいしそうなレストランがあることだし、今日は奢るよ」
「本当?ありがとう。あそこのレストランはここらじゃ有名な格安スポットだよ!」

「あははっ!実は知ってた」
2人は楽しそうに向かった。
学生の頃の友人と会うと自然に笑顔になってしまう。
マナも最近は笑顔になっていなかったので、
この再会はとても嬉しかったのだ。




夜の9時を回っていた。
今宵は満月の夜。
バーは最高潮に盛り上がっている時間帯に突入していた。
そんな中カズとサキは、タクシーで「サン・ソレイユ」に到着
a (1)
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「今日、本当に予定なかったんですか?」
「うん、ないよ?」

「そっか、それなら良かった。俺の悩み相談のために迷惑かけらんないし・・・」
「迷惑だなんて思ってないよ!」
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ガチャ・・
「しっかりして・・・大丈夫?」
「う~~~ん・・・ヒック・・・」
男女カップルが抱き合いながら店から出てきた。
片方の男性は完全に酔いつぶれている。
女性がなんとか抱きかかえてフラフラな男性を支えていた。
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「・・・!」
2人はそのカップルを見て驚いていた。
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「ほら、ちゃんと歩ける?」
「うぃ~・・・ハイ・・・ハイ・・・大丈夫・・・ヒック」

「・・・タオ!?」
サキとカズは、思わず声は上げた。
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「僕は!!ちゃんと歩ける・・・ヒック・・ですから!!」
「もう、気を付けてよ?」
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「あーサキしゃーん・・・うう・・」
サキを見つけてニコーっと笑顔になるが、すぐに気持ち悪そうな表情に変わる
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サキは、顔の赤いタオを見て「タオ、お酒飲んだの?」と心配する
フラフラな千鳥足のタオに、見知らぬ付き添いの女性が
「そこで待ってて?」
と、タオをじっとさせてから、サキの方を見る。
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「ねぇ、もしかして・・・あなたがサキさん?」
「え?えぇ・・」

「私、タオと付き合ってる者です」
「ど、どうも・・・」
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「あなたどういうつもりなの?」
「え?」

「最近、タオとこそこそ会って遊んでるらしいじゃない?」
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「こそこそだなんて・・・彼女がいるなんて知らなかったし・・・それに、4人で美術館に行ったりしてただけです・・・」
「でも、そのあとデートしたのよね?」

「ち、違います、アレにはワケが・・・」
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「そう、じゃあタオに対して下心はないのね?ちょっとの恋愛的感情もまったくないのね?」
「下心って・・・。気に障ったのなら謝ります。でも彼女がいるって知ってたなら私だって行きませんでした」

「・・・」
「本当です、だから変な誤解はしないで・・・?」
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じーーーーーーーーー。
リリコは無表情でサキの目を見つめた後、
「わかったわ。嘘を言ってるようにも見えないし。私嫉妬深いのよ、本当ごめんなさい」
「いいんです」
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「私達、まだ1ヶ月なの。一番ラブラブな時だけど、一番大事な時でしょ?不安だったのよ。」
「えぇわかります」
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「タオ、帰ろう?今日はウチに泊まるんでしょ?」
「うううう・・・気持ちが・・・ヒック・・・」

危なっかしい足取りで階段を降り、リリコに支えられながら帰っていく。
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「今日は私の部屋でゆっくり寝よう?あったかい布団とあなたの好きな音楽をかけてロマンチックにね!」
「ハイ・・・・ハイ・・・・うう・・」

Screenshot-94_20120906171615.jpg
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その後ろ姿を見つめながら、2人はポカーンとしていた。
「タオの奴、やる事やってんじゃん・・・」
「知ってた?カズ君」

「知らないっすよ~!いやぁもう簡単に誘えなくなりましたね」
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「彼女に変に誤解されたりでもしたらタオにも悪いし、俺たちにも・・・」
「そうね、かなり嫉妬深いみたいだし。気をつけなきゃね?」

「それに彼女に言われた事とか、今日の事はタオには言わないでやったほうがよさそうだ」
「うん・・・それがいいわね、彼女、誤解してやった事だし、悪気はない」



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誰かに恋路の邪魔をされた時、
それを簡単に許せる天使のような人間はどのくらいいるだろうか?

そのおかげで恋が台無しにでもなったら・・・?
泣き寝入りして、ただ黙って諦めるか、負けじと闘い、やり返すか。


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「よう、お前・・・まだあのゲームやってるか?」
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「そうか、良かった。なら俺がいい相手を見つけたんだ。・・・あぁ、それで、一つ頼みたい事が・・・」

「・・・よし、それでいい。頼むぜ?じゃ今夜9時に・・・」
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彼女を巡って引き起こったバトルは
クリスマスイヴに向けて、更に火花を散らしていく・・・。


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(・・・甘いんだよ。でもお前は文句すら言える立場じゃない。
 全てお前が始めた事だ・・・タオ。これで、俺たちはフェアだ)

カズの場合、泣き寝入りなんて柄じゃない。
やられたら、とことんやり返す。






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| sims物語本編 | コメント(10)

コメント

こんばんは!60話待ってました~!

美人新キャラ・リリコの狙いがさっぱり読めず、彼女が親切心で「わざとサキさんの嫉妬心あおってタオの恋を手助けしてあげてるの?」と思いきや
ままさかの黒カズ君降臨とは!

すごい楽しい(笑)
うーん、三角関係が大好物の私には堪りません!

2012年|09月|06日|20:05 |from りぐのえる| URL

ahiruchanetさん、こんばんは♪
イイ奴かと思ってたら意外と黒かったカズ君w
リリコがサキを無表情で見つめる顔に吹いてしまいましたwwゴージャス美人だから余計コワイ・・・
(((;゚Д゚)))ガクブルガクブル


個人的にはちょっとオクテなタオ君を全力で応援してるんですが、混戦模様の恋愛も大好きなので今後も楽しみにしてマス☆

2012年|09月|06日|22:27 |from Loveflower888| URL

りぐのえるさん
こんちわー!
遂に60話ですよ!っていっても別になんもないんですがww
カズもここまでやってしまうなんて・・・
人間誰にも隠された顔といいますか、そういうのありますよね。
三角関係が大好物とな!では、まだもう少し続くこの3人の(2人)のバトルを楽しんでくださいww
コメントありがとうございます!やる気の源です(*´ω`*)

2012年|09月|07日|18:01 |from ahiruchanet| URL

loveflower888さん
こんにちわ!
黒かったですねーこの心の黒さはきっとサキを取られまいという焦りから生まれたもの・・・ですね。やられたらやり返す!それがカズでしたw
リリコ、怖かったですか?演技派ですよねww
彼女にとっては何らかの「ゲーム」らしいので、さすがというべきでしょうか?w

いつもコメントありがとうございます!嬉しい(*´ω`*)

2012年|09月|07日|18:04 |from ahiruchanet| URL

こんばんはー!お邪魔いたします(*´∀`)
あああああタオ君がああああ!Σ(゚Д゚ノ)ノ
カズ君の気持ちはわからいでもないですが…でもやりすぎだよー!
ここからどうなるのか気になります…タオ君には幸せになってほしいです。゚(つД`)゚。
ではでは、今後も楽しみにしております…!

2012年|09月|07日|21:36 |from lira| URL 【編集】

こんばんは^^
ヒィィィ、カズくん怖い…
も、もっと平和的に…
男子もなかなかねちっこいんですねえ;;

うーん、サキさんが幸せならそれでいいっす!!ww←投げやり

2012年|09月|07日|22:09 |from なっぴー☆| URL

Re: タイトルなし

liraさん
こんにちわ!
タオもやりすぎたし、やり返したカズもやりすぎですねw
人気NO2のタオには幸せになってほしいですが、
もう少しだけ続きます。リリコの手の中にあるタオは抜け出せるか?
怖いですね~www

訪問&コメント感謝です。とても励みになります(*´ω`*)

2012年|09月|08日|18:04 |from ahiruchanet| URL

なっぴー☆さん
こんにちわ!
もっと平和的に・・・ごもっともw
でも、カズも必死なんです。タオもタオでアツコに
悪知恵吹き込まれたせいでもありますが、
カズ、やりすぎですねぇ~
ねちっこいですか?面白いじゃないですか!(ぇw
ドロドロ大好物ですwwwなんつって。3人に幸せがきますように・・・。

訪問&コメントありがとうございます!もっと頑張ります(*´ω`*)

2012年|09月|08日|18:07 |from ahiruchanet| URL

(o~Д~)< おはようさんで~~す!!

おわっ!!カズが反撃に出ましたなっ!!((((;゚Д゚)
それにしても、あんなスッタモンダがあったにも関わらず?
クリスマスのデート行くんや?
ま、約束は約束にしても・・・
んん?ここへ来て・・・サキの気持ちもわからんくなってきた?

そ、それに!!おお~Σ(゚д゚lll)
タオにも新たな出会いが・・・と、思いきや!!
これ、カズの仕返しっすか?・・・怖え~~”(~_~;)
カズのタレ目が、ヤケに怖かったれすww

2012年|09月|10日|08:10 |from きのこ| URL

きのこさん
おばんどす~~
サキ、クリスマス行くことになってますね~カズの強い押しと必死の弁解が効いてるようですが、はたしてサキ自身どう思ってるんでしょうね?wそういえばサキ側の描写はなかったなぁ・・・
でもあと少しで出てきますからww
タオと似たような事で仕返したカズですが、彼の方がタオの時よりも好感度が下がっていますww

2012年|09月|10日|18:44 |from ahiruchanet| URL

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