sims物語67 「波乱のクリスマスイヴ パート5」

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「ここにしよう!」

「・・・ここぉ!?人いる?」
「ちょっといるぜ?ホラ!あそこにばーさんが」
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「・・・」
「まぁいっか。近くに劇場もあるし、演奏してれば集まってくるかも」

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「そうそう!デート中のカップルがうじゃうじゃいるって!」
「最悪だな、今日は・・・。本当ならあの都会の真ん中でガンガンライヴしてたはずなのにな」

アツコ達は、ツインブルックの中央公園へとやって来ていた。
どうやら今夜は、ここでライヴを決行する事になったようだ。

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「文句言ってないで、始めるぞー!」
「オォー!」












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その頃、パーティーでは・・・


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「ね?今夜うちに来ない?」

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「・・・」
「もう!黙ってないで答えてよー」

「ぼ、ぼくは・・・いけません」
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「何で?もうお互い同じベッドで過ごした仲でしょ?」
「そ、そ、それは・・・!あなたがっ!!!」

「私、あなたを介抱してあげたんだけどー?」
「・・・ハイ・・・」

タオは人生で一番困っていた。
彼女と過ごしたあの夜はまったく覚えていない。
でも、なぜ彼女は自分にせまってくるのか。
彼氏に捨てられて泣いていたのに・・・

それ以前になぜココにいるのか・・・!!!

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「僕、ちょっと話す人、いますよ!だから少し・・・」
「誰ー?まさか、他の女性?」

「・・・あの、サキさんにちょっと話す事あります。だから・・」
「ねぇ、タオ?」

「はい?」

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「なんでそんな人に夢中なの?どうして彼女なのよ!知らないとでも思ってるわけぇ?」
「へ???」

「サキさん!2人からアピられてて知らんぷりしてるような人、八方美人もいい所よ!あたし、そういう系嫌い!」
「・・・あぴ・・・え??」

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「っていうかね?タオはその子と合わないよ!カズの方が似合ってるし!」
「あ、あなたに何故そこまで・・・」

「それは、タオには私の方がお似合いだからよー♪お酒飲もうよ一緒に」
「・・・えっと・・・」

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(そういえば・・・・・・)


なんか違和感があった。
彼女から出た言葉に

何か違和感を感じていたのだ。

(・・・・・カズ・・・?)

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彼女がカズと呼ぶのはどうしてなのか?
面識がある?

それに・・・、“カズ”と呼ぶのは親しい人だけ・・・
まるで親しい友達のような言い方で
自然に出していた事に違和感を感じたのだ。

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「また仕返しか・・・」

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仕返しというのが気になっていた。
カズは今回のデートがおじゃんになったのは、
僕の仕返しだと思っている。

サキさんは、僕には彼女がいると言っているのも変だ・・・。
まさか・・・

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「まさか・・・・・・」

やっと謎が解けた。
カズは自分の知らぬ間に仕返ししていた。
もう耐えられなかった。

この仕返しの繰り返しし耐えられなかった。

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「僕、ちょっと行ってきます!」
「あ!ちょっとタオ・・!」

タオは小走りでサキの元へ行く

これ以上、カズとこんな事していたくない
色んな人に迷惑をかける

だから今夜、全てに決着をつけようと決意した。
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タオはサキに外で少し話そう、と耳打ちをし、
2人で外へ・・・

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その様子を見ていたカズは
持っていたグラスの酒をグイっと一気飲みし、
ゆっくりと2人の後を追う。

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「タオ君、どうしたの?具合悪い?」
「違います!」

「何かよう?」
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「僕は・・・僕は・・・彼女いませんっ!」

「・・・へ?」
サキは驚いた。
何を言うのかと思えば・・・
とても理解できない展開だ。
「全部、カズが・・・!」
「タオ・・・君?」


「隠れて告げ口かよ!」
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後ろからカズがタオに向けて行った。
サキはビックリして振り返った。

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「お前って本当に嫌な奴!大体先にやったのお前だよ?」

「そ、それはアツコさんが・・・」
「いいや、お前だね」
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「でも・・・!僕はちゃんと謝ったです!もうしないって言いました!」
「謝れば済む話じゃない!俺はフェアにしただけだ」

「カズは・・・卑怯です!ズルイです!」
「お前と同じ事やったのに、何で俺がズルイんだよ!」

「だって!僕の知らない間にサキさんにそういう・・・!!リリコさんと・・!!」
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「彼女ができて良かったじゃないか!」
「カズが仕向けたんですよー!!!!」

「でもその女と寝るかどうかはお前の判断だろ!?」
「ね・・・寝てません!!!!!!!!!!!」
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「お前はどうなんだよ!お前こそ卑怯だろ!今日だって・・・」
「僕は何もしてないです!」

「嘘ばっかついてんじゃねぇよ!」
「やってないです!これはサキさんのアイデアで・・」

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「キッカケを作ったりしたんだろ!?どうせ」

「!」
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「・・・なぁ、ならどうせだし、みんなで過ごせば?」

あれはケイ君が・・・!と言おうとしたが、ケイは自分の為に
フォローのつもりで言ってくれた。
結果的にキッカケを作ったのは、デートに誘った自分だと言う事に気がつく。

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「そ・・・・それは・・・」
「ほらな!やり始めたのはお前なんだ!結局一番ズルイのはお前じゃないか!」

「そんな事ないです!!」
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「ねぇ!ちょっとやめてよ・・・何!?何なの・・??」

サキはオロオロし始める。
何の話をしているのか、時々出てくる自分の名前・・・
突然、仲良しの2人がケンカを始める展開に
付いていけてないようだ。

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「僕はサキさんが好き!!!」
「え!?」

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「・・・な!?」
タオは勢いでサキに告白してしまった。
サキやカズはもちろん、タオ自身も「あ」と驚いていた。
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「サキさん!俺の方がサキさんを愛してるよ!」
「えぇ!?」
負けじとカズも告白。
こうなったら、言うしかない!

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「僕の方が!」
「いや、俺の方が!」
2人はそれでも争っていた。



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サキは突然の2人からの告白で全てを理解した。
遅すぎる程だ。
さっきまで目の前で繰り広げられた戦争は
自分を巡っての事だった。

それにも気づかず
止めようと必死で、混乱していた自分自身がとても恥ずかしくなった。

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恥ずかしさや、申し訳なさで
思わず顔を隠した。
そうしてる間も、2人はまた口論し始めるのだ。
「お前はやっぱり世界一ズルイ奴だな!不器用に思わせといて、何なんだよ!」
「し、仕方ないじゃないですか!勢いで・・・!」

サキは、赤く熱る顔を手で押さえながら、
ドキドキする鼓動を落ち着かせながら

言うべき言葉を探している。
言うタイミングを探している。

ss (4)
「ねぇ、2人とも・・・」

口論していた2人はサキの声に敏感に反応する
「2人の気持ちはとても嬉しい。それに、気づかなかった私を許してほしいの」

「そんな・・・気にしないで下さい」
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「・・・」

サキは言わなくてはいけない。
申し訳なさでいっぱいだが、
それでも、2人の関係をこれ以上、悪化させてはいけない。
修復できなるかもしれない。

ss (8)
「・・・・・・ごめんなさい・・・」
小さな声で必死に言った。

「・・え?」
タオは思わず、また声を漏らした。
「2人をそういう風に思ってなかったから・・・その・・・」
ss (10)
「ごめんなさい!」
耐えられない、この空気。
サキは謝ると、走ってマンションへ入って行った。
残されたのは

必死に恋に生きた男たち・・・

ss (11)
これだけ頑張っていても
実らないものは実らない。

人生は、甘くないのだ
親友同士の戦争で

恋の女神は、結局どちらにもほほ笑む事なく消えていった・・・・







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| sims物語本編 | コメント(8)

コメント

とても面白いです(/ω\)

こんにちは!

タオ君の容赦ない告白タイムに声出して笑っちゃいましたww
「サキさんが好き!!」「え!?」ってw

その後に便乗して告白するカズの勢いもグッド!

でも結局2人ともフラれて・・・
タオ君をはめるつもりだったカズの努力も、
それに対して必死に抵抗してきたタオ君の我慢もパーw
人物の気持ちが伝わってくるSSでとても素敵でした!

2012年|10月|17日|12:32 |from kaorin114| URL

ふわ、ふわわわわ━━━。゚(´Д`;)゚。━━!

おはようございます!
まさかこんな告白・結末になるなんて・・・
ほろ苦い若者たちの恋ですね。
急展開にグイグイ惹き込まれました。

タオ君たちの親友同士の諍いに切なくなっていたので、
これから少しずつ修復できればうれしいなとも思うのですが、
そう簡単にうまくいくのか・・・続きがまたまた気になります!

2012年|10月|18日|08:46 |from りぐのえる| URL

kaorin144さん
こんにちわ!
勢い余っての告白と便乗して告白。
2人とも予定外ではあったものの、ちゃんと気持ちを伝えられた・・かな?

まぁ結果フラれましたが、この関係もまた
時間と共に別の形になったりならなかったり・・・です(*´ω`*)
褒めていただいて嬉しいです!!

2012年|10月|18日|13:11 |from ahiruchanet| URL

りんぐのえるさん
こんにちわ!
あれだけ蹴落とし合っても、結局フラれるという・・w
最悪なクリスマスイヴですが、若者はそんな経験も必要ですよw
親友同士の関係からライバルになりましたが、
この後の関係は修復できるのか!?うん、2人ならきっと・・・(*´ω`*)

2012年|10月|18日|13:14 |from ahiruchanet| URL

こんばんは!お邪魔いたします(*^^*)
ああぅついにサキさんに…!
一生懸命なタオ君の株が最近急上昇中です…!!
うわー!もう大好きですこのお話!。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚
タオ君もカズ君の手に気付いちゃいましたね…
タオ君とカズ君、ちゃんと親友に戻れるのかなぁ…
戻れたらいいなぁ…(´;ω;`)ウゥゥ

2012年|10月|19日|21:47 |from lira| URL 【編集】

こんにちは~♪
三角関係、二人ともフラれるって形になっちゃいましたけど、
タオ君の一生懸命さがいつかサキさんに届けばいいなあ・・・なんて思います♪
カズ君はアツコちゃんとくっついてほしい私ですw
一生懸命な子が好きなので(笑)
今後の展開も目が離せませんね~!

2012年|10月|20日|12:36 |from Loveflower888| URL

liraさん
こんにちわ!
今までの蹴落とし合いは無駄でしたねwむしろ悪印象が・・・w
不器用ながらも一生懸命なタオは皆のアイドルですww
大好きと言っていただいてありがとうございます!!嬉しくて泣ける~(´∀`)
これからもがんばってみますね!

2012年|10月|21日|16:11 |from ahiruchanet| URL

loveflower888さん
こんにちわ!
きっといつかは届くと願ってますよ私も。
彼は幸せになるべきです。親友とも、戦ったのですから!カズは今回でなぜか株が下がりましたが、彼にはもうひと波乱待ち構えています。
どうにかこうにか厳しい現実と向き合い、平和的に解決すればいいですねぇw

2012年|10月|21日|16:14 |from ahiruchanet| URL

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